現実感を増す北朝鮮の脅威 | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

安倍晋三応援ブログです。
やっと明るい未来を語る政治家が総理大臣になりました。しかし、闘いはまだまだこれから。子や孫が希望を持てる国になることを願うおやじです。

人気ブログランキングに参加しています
応援をよろしくお願いします。

 
人気ブログランキングへ

 

 

毎週日曜日にある趣味のサークルに参加しているが、昨日は北朝鮮の話でずいぶん盛り上がった。これまでは政治がらみの話はほとんんどしたことがないのに、誰かが漂着した木造船の話をちょっとしたら、しばらくは趣味そっちのけで北朝鮮談議になったのである。

北の核開発はどんどん進んでいるようだし、最近は化学・生物兵器の話もちらちら聞こえてくるようになっていた。このような動きには不安を感じている人は多いはずだが、Jアラートが鳴ったときでも私たちの間では話題にはならなかった。

ミサイルはもちろん怖いが、日本海や太平洋に落ちただけでまだ実害は出ていないから、その不安感はどこか漠然としている。それに比べると、漁師だか工作員だかが乗った木造船が日本海沿岸に次々と漂着しているとのニュースには現実感がある。

彼らが600㌔グラムもある発電機などを盗み出した事実や船長らが逮捕された時の映像にはリアリティを感じるのである。

彼らは海保の警備をかいくぐって島に上陸し、何日もそこで生活し備蓄していた食料も機材も何もかも持ち出そうとしていた。そして、やっと捕まえたと思ったら目を離したスキに逃げられて大騒ぎである。警備体制が全く追いついていないのである。

漂着した船には多くの遺体もあったが、国内にはすでに大勢の工作員がいるし、その手引きで何人もが上陸している可能性がある。ミサイルには日米共同の迎撃システムがあるが、国内に入り込んだ工作員が活動したらどう対応するのか。

実際、いまでも海保の警戒網を潜り抜けて驚くほどの船が日本海沿岸まで来ているのである。
そして、この不安感はミサイルより身近な感じがある。

最近のJNN世論調査(調査日12月2日,3日)によると、北朝鮮の動向を「非常に不安に感じている」が56%と過半数で、「多少不安を感じている」の35%と合わせると9割の人が不安を感じている。

 

 

(調査日 2017年12月2日,3日)
http://news.tbs.co.jp/newsi_sp/yoron/backnumber/20171202/q2-1.html

これは漂着船が家電製品や発電機を持ち出そうとしたことが分かる前に実施されたものだから、来月以降どうなるか見ものである。もっとも「不安を感じない」のはよほど楽天的か工作員かどちらかだから、すでに9割に達している「不安を感じる」人はそれほど増えないかもしれない。

それでも、その不安の中身がますます具体的になってきていることは間違いない。

サークル仲間との話題はミサイルや金正恩から、最近は韓流ドラマを見なくなったとか、なぜ誰もかれもが整形するのかなどと、いつの間にか韓国に移っていった。李明博が竹島に上陸したころからあの国はおかしいと思うようになったという人もいた。

メンバーの大半は団塊世代だが、案外いろいろ知っているのである。
「テポドンが一発撃ち込まれたら、日本人の目が覚める」との冗談があるが、頭越しのミサイルや工作船まがいの襲来はそれに近い影響を与えつつある。

(以上)

 

人気ブログランキングに参加しています
応援をよろしくお願いします。

 
人気ブログランキングへ