いよいよ選挙モード | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

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安倍晋三応援ブログです。
やっと明るい未来を語る政治家が総理大臣になりました。しかし、闘いはまだまだこれから。子や孫が希望を持てる国になることを願うおやじです。

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「ちょっと静かにしてくれませんか、最低限のルールですからね。子供の頃に教わりませんでしたか?」と、安倍総理は目の前にいる大物記者に言い放った。

2012年総選挙公示の数日前に行われた「日本記者クラブ主催公開討論会」での出来事だ。相手は当時の朝日新聞論説主幹、現在はニュース23のMCを務める星浩氏で、自分の質問に安倍総裁が答えている最中に反論を始めて強くたしなめられたのだった。

星氏は昨日のニュース23でも何度も安倍総理の発言を遮ろうとし、安倍総理がそれを手で制して発言を続ける場面が何度もあった。しかし、彼はそのたびに大勢の記者仲間の前で恥をかき、その様子が全国に流れたあの時を思い出したのではないか。

総理と星氏の因縁はこれだけではない。ほやきくっくりさんのツイートによると、かつてはこんなこともあったようだ。


https://twitter.com/boyakuri/status/912319362647785472

安倍総理には人前で何度もぺしゃんこにされていたのだ。
これだけ色々あればトラウマになりそうだが、それでも彼がなんども総理の発言を遮っていたのは、この番組が最初から思うようにしゃべらせる気がなかったからだろう。

ところが、そんなときに「2人でモリカケ!」との小さな声が突然スタジオに流れた。星氏のイヤホンが外れていたため、ディレクターの指示が外に漏れてしまったのだ。すぐに気づいた星氏は急いでイヤホンをはめたが後の祭りである。

いつもはディレクター室からの指示にカンペを使っていたのに、総理にそれを見せないために慣れないイヤホンにしたからとの指摘がある。それもありそうだが、私は安倍総理に気後れした星氏に心の余裕がなかったことも失敗の原因だと思う。

この番組のMCとしては、今回の解散は大義がなくモリカケ隠しが目的だとの印象を視聴者に与える必要がある。ところが、言うべきことがきちんと頭に入っている安倍総理はこちらがいくら話の腰を折るなど工夫しても混乱せずに説明を続けるのである。

思うように行かなくてあせった星氏はイヤホンが外れていることにも気づかなかった。同じく筋書きが狂ってイライラしていたディレクター氏もそれに気付かないまま強い口調で「2人でモリカケ!」と言ってしまった。そんなところではないか。


昨日の安倍総理は夕方の記者会見で解散の表明をした後、NHK、テレビ朝日、TBSの報道番組をはしごした。記者会見での説明は多岐にわたり一般には分かりにくい感じがしたが、これらのテレビ出演でそれをかなり補足できたと思う。

司会の質問がたとえ批判めいたものであっても、安倍総理がそれに対する説明や反論をしていることがはっきりしているから視聴者には分かりやすいのだ。
そして、安倍総理はこの番組と報道ステーションでは次のようなことも述べている。

再びぼやきくっくりさんのツイートを拝借。



やんわりとではあるが、生放送で報道の偏向ぶりを視聴者に訴えたのである。普段もこの番組を見ている視聴者は何のことか分からなかったかもしれないが、加戸証言を隠してきた番組でこれを言われるのはイヤホン外れと並ぶ放送事故と言ってもいだろう。

安倍総理は夕方の会見ではこの件を出さず、モリカケについては次のように述べている。


さきの国会では、森友学園への国有地売却の件、加計学園による獣医学部の新設などが議論となり、国民の皆様から大きな不信を招きました。私自身、閉会中審査に出席するなど、丁寧に説明する努力を重ねてまいりました。今後ともその考えに変わりはありません。
 この選挙戦でも、野党の皆さんの批判はここに集中するかもしれない。こうした中での選挙は厳しい、本当に厳しい選挙となる。そのことはもとより覚悟しています。



閉会中審査などで加戸知事や民間委員の証言が出た後も安倍総理は国民の不信を招いたことを詫びるだけで反論はしなかったが、この会見でもまったくそれには触れず低姿勢に終始している。正直ややそれが不満だった。

しかし、マスコミ批判を記者会見の冒頭発言でしてもどうせ報じられない。それよりマスコミが批判や質問でぶつけてきたときに説明したり反論した方が国民に分かりやすいだろう。安倍総理はどんな場面でそれを持ち出すのが効果的か考えていたのだろう。

上記のような番組なら彼らが問題視している点に絞って説明したり反論できる。生番組で彼らが視聴者に隠してきた事実を提示するのが一番効果的なのだ。
敵に手の内を見せる必要はないのである。

野党が国会での審議にこだわるのはマスコミが都合のよいように編集してくれるからだが、このような生番組ではそれは不可能だ。また、国会答弁は原則的に聞かれたことしか話せないが、インタビューや討論なら反論や質問ができる。

さて、冒頭の5年前の出来事の後、総理は自身のフェイスブックで次のように述べている。


昨日の「ニコニコ動画党首討論会」ご覧いただけましたでしょうか。
横目で見る皆様の書き込みに励まされました。
本当にありがとうございました。

また、本日行われた「日本記者クラブ主催公開討論会」では時間的に制約のある中ではありましたが、
言いたい事は言えたのではないかと思います。
記者に対して少し厳しく窘めたのは評判が悪かったかもしれませんが、戦闘モードに入っている為お許し下さい。

明日は一日千葉県を遊説いたします。
皆様に足をお運びいただければ幸いです。

(安倍晋三フェイスブックから)http://www.facebook.com/abeshinzo


「言いたいことは言えた」と書いているのは、三本の矢に批判的なマスコミに対し「マスコミの方の批判は、基礎的な経済常識を持っていない方の批判が多かった」と述べたことなどだろう。この時も司会や各党党首の質問・批判に答える形で自民党の政策をうまく説明していた。

他にも、慰安婦問題を「朝日新聞の誤報」とはっきり言ったし、「日教組や自治労、労働組合の幹部に支えられた民主党とは組まない」とも明言した。しかも、NHKの中継でそのまま全国に流れたのである。

野党党首だったこの時に比べると言いにくいことが増えていると思うが、生放送や討論なら根拠のない批判や印象操作にはきちんと反論できる。
戦闘モードに入りつつある安倍総理が党首討論で何を言うのか楽しみである。

(以上)
 

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