『戦後最大級の虚報』との闘い | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

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やっと明るい未来を語る政治家が総理大臣になりました。しかし、闘いはまだまだこれから。子や孫が希望を持てる国になることを願うおやじです。

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月刊Hanada10月号を読んだが、『総力大特集 戦後最大級の虚報』だけではなく、ほぼ丸ごと一冊が朝日新聞をはじめとする反日メディアを批判する内容となっている。結果的に安倍政権を応援・激励する内容になっており、支持者にはコストパフォーマンス抜群である。

 

 

月刊Hanada2017年10月号

どの記事も読みごたえがあるが、なかでも長谷川幸洋、門田隆将両氏が「なぜ左翼や朝日新聞をはじめとする左派系メディアは、事実関係を捻じ曲げてまで安倍叩きに狂奔するのか」をテーマに語る『左派系メディア「絶望の自己陶酔」』が特に興味深かった

長谷川氏は彼らの精神構造を「絶望の自己陶酔」と呼び、門田氏は「自己陶酔型シャーター症候群」だと指摘する。
いったいどういうことか。

長谷川氏は、彼らは安倍政権を倒したいと思っているが、実際問題として民進党があの体たらくではその願いはほぼ達成できないという「絶望」の中にいる。それでも倒閣運動に励むのは「自己陶酔」であり、その象徴が東京新聞の望月衣塑子の言動だという。

彼女が『安倍やめろ!!緊急市民集会』で「私たちは政権と戦っている!」と熱弁し、周りも「そうだ!そうだ!」と熱狂する。そこにユーフォリア(幸福感)を感じ、自分で陶酔しているというのである。

門田氏もそれに同意し、さらに、彼らは自衛隊や安保法制の必要性、中国、北朝鮮の脅威など、安倍政権打倒の役に立たないことにはシャッターを降ろして、見ないようにしてしまうと指摘する。現実を見てしまったら陶酔を続けることはできないからだと手厳しい。

この後もマスコミのでたらめぶりを批判する興味深い話が続くが、それは省略する。
そして、最後に、では、こんな連中に政権としてどう対応するべきかが論じられ、最初に長谷川氏が「事実を論理的に筋道立ててしっかり説明できる体制づくりが必要」だと指摘する。

そのうえで、そんな連中にどう対応するのか』についても両者で論じているが、結局「彼らを説得して意見を変えさせるのは無駄、陶酔している人間は何を言っても聞く耳を持たない」と結論づけている。全く同感だ。

では、どうすればいいのかだが、長谷川氏は「わかりました。あなたたちはそのままどうぞ陶酔していてください」と温かく包み込む度量を持つことだという。そして、門田氏もそれに同調して、次のような話を紹介する。


 その話で思い起こすのが田中角栄です。田中角栄ほど週刊誌も含めて叩かれた人はいません。しかし、彼は他の政治家のように訴訟を起こさなかった。なぜか。彼はこう周囲に言っていました。

 「俺を叩いて国民が潤えば、それでいいじゃないか」

 民が潤えば、それでいい―凄い度量ですよね。安倍総理が演説中に、「こんな人たちに負けるわけにはいかない!」と発言しましたが、これはある意味当然です。「帰れ」「辞めろ」などと騒いでいるだけですから。ところが、田中角栄はその上をいって、「”こんな人たち”も国民なんだよ」と。この包容力はすさまじいものですよ。

(月刊Hanada10月号 98ページ)

長谷川氏はこれを受けて「権力は行使するものではなく『辛抱するもの』だと指摘し、次のように続ける。


安倍総理が組閣以後、会見やテレビのインタビューなどで頭を下げ続けている。本当だったら「加戸守行氏の話を聞いてくれたが分かるんですよ」と反論の一つも言ってよさそうなものですが、首尾一貫して頭を下げ続けている。おそらく、「権力は辛抱するもの」ということに気がついたのではないでしょうか。
(同上)


支持者としては安倍総理が言いたいことも言えずにじっと耐えているのを見るのはつらいし、ストレスもたまる。しかし、当の安倍総理は「こんな人たちも国民」と考えるように努力しているのだというのである。

安倍総理が彼らを論破して自身や支持者の溜飲を下げても、それは彼らに自己陶酔にエネルギーを与えるだけだ。相手をすればするほど彼らは自らを正当化し、ますます安倍叩きに狂奔することになり、政策実現どころではなくなってしまうのである。

そして、長谷川氏次のように続ける。


 辛抱すると、権力は言いたいことを言えなくなります。そんな時こそ、私たちのようなジャーナリストが演説を妨害する行為を「あれは言論封殺だ!」と批判しなくてはいけない。本当に言論封殺なんですから。
(同 99ページ)


長谷川氏によると、東京新聞の中にも自社の報道がおかしいと思っている記者はいるそうだ。
やはり心あるジャーナリストやネットが左派系メディアや野党の理不尽な言いがかりを批判し、少しでも多くの人たちに事実を伝える努力が必要なのだ。

そして、私たちネット民にもできることはいろいろある。
局やスポンサーへの働きかけやネットでの発信はもちろん、限りあるお小遣いをこれらの著作や雑誌に投資することも狂ったマスゴミへの対抗になるのではないか。

月刊Hanadaは9月号が物凄く売れたそうだが、この10月号も負けないくらい充実している。
それに、書店には保守系(というより事実重視派)の論客、ジャーナリストの著作があふれているが、戦後最大級の虚報とそれに怒りを感じる人が多いことの裏返しだと思う。

安倍総理は「権力は辛抱するもの」を実践し、5年前の原点に戻って政策課題の結果を出すことに専念するようだ。そうしてもらうためにも、心あるジャーナリスと共に私たちネットの支持者一緒になってマスコミの言論弾圧と闘う必要があるのではないか。

(以上)

 

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