PS4「人喰いの大鷲トリコ」 | Growing Wings

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淡路島在住、諸星アキラのブログ

PS4のゲーム「人喰いの大鷲トリコ」をプレイした。
「バイオハザードRE:2」の2週目もクリアして、去年の暮れから延々と血生臭いゲームばかりやっていたので、何かハートフルな作品をやりたかった。
そのタイミングで以前から興味があったこのゲームのダウンロード版が安売りしていて買ったのだ。
同じ上田文人さんが作った「ICO」と「ワンダと巨像」が名作だったので、このゲームも期待満々で始めた。
まず映像のリアルさ美しさに驚愕!音楽も良い!
人喰いと恐れられるトリコという名の巨獣と捕らわれた少年がお互いに助け合いながら広大で不思議な古代遺跡から脱出するゲーム。
最初、トリコは、まさに猛獣で怖いのだが、主人公が身体に刺さった槍を抜いてやったり餌を探して与えたりするうちに懐いてくる。
猛獣に懐かれる野生のエルザみたいな感じ。
巨大だが猫や犬みたいな顔立ちのトリコが甘えてスリスリして来たり、こちらを心配して隙間から顔だけ出してる姿とか萌え度高し。
途中から信頼度が上がりトリコの上に乗って指示出来るようになるのだが、なかなか言う事が伝わらず逆方向に進んだりする。
トリコは、目玉模様を極端に恐れてフリーズするので、超高層な場所まで綱渡りして壊しに行かないといけないのが超怖い!
少年が敵である鎧の戦士に捕まるとゲームオーバーになるのだが、少年は逃げるか突き飛ばすしか出来ず、トリコが戦ってくれる。その際、興奮状態になり暴れまくるのを撫でてなだめて身体に刺さった槍を抜いてやる。
お腹が空くと動かなくなるので苦労して餌を探して与えないといけない。
ややこしいい奴なのだが、お互いに助け合っていくうちに愛しくなってくるのだ。
先に「ゲームゲノム」で観てしまった感動の場面もある。
ペットを飼っている人がプレイしたらラストとか号泣するのではないか?
謎解きもアクションも激ムズで、殆ど攻略サイトを見ながらのクリアであったが間違いなく名作である。