映画「シン・ウルトラマン」 | Growing Wings

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淡路島在住、諸星アキラのブログ

今年公開された「シン・ウルトラマン」が、早くもAmazonプライムビデオで配信されたので
早速観てみた。
2022年5月公開、監督・樋口真嗣、企画・脚本、庵野秀明。
冒頭にウルトラQの世界観を入れて、ウルトラマンの世界に繋げる展開。
怪獣は、禍威獣、宇宙人は、外星人と呼ばれ、科学特捜隊は、禍威獣特設対策室専従班、通称「禍特対」。
斎藤工が演じる最初から、そのメンバーである神永新二がウルトラマンと一体となる。
変身するときに使うベーターシステムが物語の鍵となる。
ウルトラマンのデザインもカラータイマーを外し、元々のデザインに変更。
地球上では、長く活動出来ないのは同じで、身体の赤いラインが緑色に変化。
登場する御馴染みの怪獣、宇宙人も今風のデザインに変更で、なかなかカッコイイ。
主人公は、長澤まさみじゃないのかと思うほど、神永の相棒、浅見弘子が目立っている。
早い段階で、意外な展開となり、ラスボスを操るのも、まさかのキャラクター。
「シン・ゴジラ」程のリアリティ、政治批判は無いが、その分、純粋に楽しめる。
禍特対班長の田村君男を演じる西島秀俊は、ウルトラマンにも変身したかったらしい。
それを知って西島秀俊に対する評価は、個人的に爆上がりだ。
 
ついで庵野秀明が学生時代に自主制作した
「DAICON FILM版『帰ってきたウルトラマン』」も配信されていたので観た。
本家を全作観ているので分かるが、特撮部分やカメラワークは再現度が素晴らしい!
しかし、役者の演技と、なぜそうなったと思うウルトラマンの姿にガッカリ。