ネアリカフェス14thその1@京都 | New 天の邪鬼日記

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小説家、画家、ミュージシャンとして活躍するAKIRAの言葉が、君の人生を変える。



2022年のネアリカフェスがまだ決まらないころ、オレは2021年の主催者ななえに言った。

AKIRA「ななえのページにときどきコメントする京都の女性画家に、ダメもとで主催者やらないか聞いてみて」
ななえ「えー、AKIRAライブも行ったことないし、ネアリカもはじめたばっかなんで、主催なんて無理だよ」
すると5分後返事がきた。
「主催やるって」
ウォーーー、この決断力すごい!



2022年主催のちはる(長谷川千晴)は独学の画家である。

天然の色彩感覚と造形感覚をもって、繊細で自由奔放な絵を描く。





ちはる個展会場の動画

ところがある日「ギラン・バレー症候群」という病気になる。
身体の免疫システムが末梢神経の一部を攻撃する。
ちはるは手足の筋力低下や感覚消失を引き起こし、繊細な絵を描くのがむずかしくなる。
そこで前から知ってはいたネアリカに挑戦すると、おもしろいように作品が作れるではないか。
「こんなに楽しい芸術表現があったのか!」
とはまっていき、気がつけば14年もつづく全国ネアリカ大会の主催を引き受けていた。
日本の美の中心地京都でネアリカフェスができるなんて感無量である。



ちはるの初主催を頼もしい先輩たちがサポートしてくれる。
12回岐阜主催の彩乃、13回福岡主催のななえ、ネアリカ動画の紀和子、ゾンビ慶子、入賞経験者しずか、司会みかん、そのたくさんの人たちが支援してくれた。


2022年12月11日(日)ネアリカフェス14th
会場は京都国際交流館の離れ、中庭の紅葉も美しい和風建築である。
出店は、玉置夫妻「星ふぁみーゆ」の身体に優しいお菓子。
ガラス作家鈴木彩乃の宇宙的なガラスアクセサリー。
伝導マッサージ師コンちゃん。
みかんの小冊子・CDアルバム


岐阜のちとせ&ひろし親子、香川のいづみ、奈良のじゅんこ、埼玉のあゆみちゃんにエトワール、愛知のさつきさん、北海道のあこはゆきかの代理人で来てくれた。

今年も全国から傑作ばかりが集まったぜ。
毎回思うが、大会ごとに参加作品のレベルが進化しているなあ。


おおー、鹿児島の天才アーティスト萩原貞行さんも参戦!


縄文パワー全開。


マンガからアートに転身したしずか。ガラスアーティスト彩乃の力作



緻密〜!






紀和子のネアリカ絵本


慶子のパプア風お面









ななえ個展というくらいの多産作品!


圧巻はオレが2日間で4枚も描いてしまった仏像と3人のコラボ作品群だ。

【CHIHARU ✖️ AKIRA】2作品


南禅寺にある祈りと慈悲の地蔵のバックに笑う閻魔大王!



国宝、鼻くそをほる弥勒菩薩に神々しい惑星のバック!


【NANAE✖️ AKIRA】
バイクに乗ったアフロ地蔵が、とんでもないゴージャス作品に生まれ変わった!



【YOSUKE ✖️ AKIRA】
宝誌和尚(ほうしわじょう)の面が割れ、不動明王出現。
そのバックには宇宙的な「the next dimension」 (次なる次元)
これがサイケデリックで美しい!
YOSUKEは100時間以上もかけて、幻覚サボテンと宇宙がつながる神経ネットワークを生み出してしまった!
アメリカで生まれたサイケデリックムーブメントの精神を引き継ぐ、次世代アートの誕生だわ。



マジで3人とも天才!
期待を100倍くらい凌駕するすごいコラボをやってのけた。


AKIRA作品はドクちゃん未完成を3点出品

画像が多いので、ネアリカワークショップとAKIRAライブ、入賞者発表は別に書くね。