海亀4「Deep love」 | New 天の邪鬼日記

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小説家、画家、ミュージシャンとして活躍するAKIRAの言葉が、君の人生を変える。




子供のころ緑亀を買っていたのだが、2匹が変な動きをしている。

顔を突き合わせて、オスがメスの鼻先に高速ビンタを食らわしているのである。

ビンタといっても指先をプルプル振るわせて、ペタペタさわるやさしいビンタだ。

これが求愛行動だったことは大人になってから知るのだが、今動画で見ても「僕を好きになれ〜僕を好きになれ〜」と呪文をかけているようだ。




ウミガメの求愛はじつに優雅でときに激しい。

いっしょに泳ぎながら、首をからめたり、甲羅をこすり合わせたり、ときに甘噛みしたりもする。




海亀は愛情に満ちた生き物である。

アイヌ民族は海亀の生態を知っていたかのように「アトゥイ・コロ・カムイ」(海の守り神)と呼んでいた。

海の生き物だけでなく、植物や人間まで救ってくれている。

海亀の主食はクラゲである。

クラゲは魚の卵や幼生が主食なので、クラゲが増えすぎると魚が減る。

魚が減ると、海の生き物も鳥も人間も困る。

珊瑚を破壊する毒海綿を食べてくれることによって、生態系を守ってくれる。

さらに栄養の乏しい砂浜に1匹が1シーズンに約500個もの卵を産むことによって、水分を供給し、死亡卵は窒素、リン、カリウムなどの栄養を供給する。




この絵には海亀だけではない「Deep Love」も描かれている。

40億年前から無数の生命を誕生させ、育んできた海。

日本人は縄文以前から海洋民族であり、海の幸に育まれ、葦船で世界を自由に行き来していたことが最近の研究で明らかにされている。

画面の左上から差しこむ太陽も無条件の愛そのものだ。

光合成によって植物を育て、それを草食動物が食べ、それを肉食動物が食べる。

あらゆる命を産み育てている。




南米で高度な天文学を発達させたマヤ族は亀を「アクン」と呼び、「時を運ぶ神」として敬った。

マヤは月の周期28日を正確に割り出し、1年「13の月の暦」をつくる。

なぜなら亀の甲羅は上も下も13枚なのだ!



日本でも「鶴は千年、亀は万年」と、縁起が良い健康長寿のシンボルだ。

夢占いでも亀の夢は、幸運、長寿、金運などを意味する。




あなたの魂に宿る「Deep Love」は、あなたの行動を司り、「たとえ誤解されても、あなたの愛をつらぬきなさい」とはげましてくれる。

この海亀たちの純粋な愛は、あなたの中に眠る「Deep Love」を呼び覚ましてくれるだろう。


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