刑務所5回男が救世主になる!?@北海道千歳市 | New 天の邪鬼日記

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小説家、画家、ミュージシャンとして活躍するAKIRAの言葉が、君の人生を変える。



オレも約40年前のNYで麻薬の売人をやっていた時代に留置場は経験しているが、刑務所まではいっていない。
その刑務所を5回も経験している男アール(58歳)のオペラがおもしろくないはずはない。



2021年4月25日(日)千歳市「太陽の恵み」にてアールセルフストーリーオペラ「奇跡の軌跡」


会場は福祉カフェ「太陽の恵み」だ。
会場のオーナーであり、以前オペラをやった大将とのりちゃん夫婦もきてくれる。
ここの入所者さんやとかちダルクの職員や入所者、昨日のにゃこ姉オペラで感動した限定30名ほどが集まってくれた。
にゃこ姉オペラとかぶらないよう、アールの新脚本に合わせて差し替える。
「ウレシパモシリ」→「聖なる酔っぱらいのブルース」。
「青空のむこう」→「叡智」。
「家族」→「和解の歌」



1. 聖なる酔っぱらいのブルース

主催のりえいわく、「聖なる酔っぱらいのブルースはむちゃくちゃ痺れましたよ!」



第一章 無銭飲食、車椅子での万引き、石原さんとの出会い

アールオペラの最初の脚本はオレが書いたが、7回も再上演された中でアールがどんどん書き換えていき、今回はあらすじをたどる即興に進化した。


車椅子の障害者をよそおって無銭飲食したあと、店主に猛ダッシュで追いかけられる場面からはじまる。
みごと逃げ切ったアールの前に「石原さん」があらわれる。
「はっはっは、見事な走りっぷりじゃないか」
「石原さん、こりゃぁ恥ずかしいところを見られちゃったな」(恥ずかしそうに頭をかく)
「いやー、おまえほど生きることに真剣になやつはいないよ。おまえを見ているとなあ、若いころの俺を思い出すぜ。俺もなー若いころは、生きることに貪欲だったのさ。
ところで今晩は駅前のホテルを俺の名前で予約しておいたからゆっくり休めよ」
頭を上げると、石原さんはもう人ごみに消えていました。
指定されたホテルはとても豪華で、「さすが石原さん、ずいぶん立派なホテルを予約してくれたんだなあ」と感心し、豪華なシャンデリアがさがるロビーを横切り、フロントにいた女性に告げます。
「すません。石原さんって名前で予約はいっているはずなんですが」
「はい、石原様の下のお名前はなんとおっしゃいますか」
「裕次郎です」
「あいにく、石原裕次郎様という方の予約は見つかりません」
アールは押し問答の末、結局ホテルからつまみだされた。
つまりこれはアールの幻覚の世界。
当時「石原裕次郎」氏はすでに亡くなってたのでアール。(笑)
2. ハイボクノウタ


親に捨てられ、祖父母の元で育ったアールは、薬物に溺れ何度も警察に捕まり、その度に刑務所にぶち込まれる。
留置所でいつも「自分は何者だ、何のために生きているんだ、生きる意味はあるのか」と問いかけてきた。

第二章 葬式シーン
3. シャイニングソウル(2番ボーカル:アール)
第三章
4. 叡智(H)
第四章
5. 愛することをやめないで
第五章 仲間との別れ カズハの話
6. 勇者の石

アールは両親の愛を知らずに育った。
寂しさと孤独の中に生きてきた。
愛されないことで怨んでいた。
アールを捨てた母、引き取って育ててくれた祖父母。
苦労をかけて、自分本意でわがまま放題で捨てた妻。
生みっぱなしで育てもしなかった息子。
迷惑をかけるだけかけて、逆恨みをしていた。
だけどやっと家族大切さ、ありがたさがわかってきた。

第六章 
7. 和解の歌
第七章 
8. パズル

害虫のように忌み嫌われていたアールは、「こんな奴は死んだほうがいい、居なくなったっていい」と思ってきた。
そんなアールが今自分の足で立ち、今度は苦しむ人を支えられる立場になった。
 
刑務所に服役している人と文通をし、時には身元を引き受けます。
元日に出所迎えに行った時もあります。
気がついたら、人を助ける事が出来る様になっていたのです。
私は、今日皆さんに伝えたい事があります。
どんなに人にも役割があります。
どんなに、人に馬鹿にされようとも、蔑まれようとも、あなたにはあなたしか出来ない事がある、あなたは必要な人です。
あなたは神に祝福されているのです。
 
第八章
9. 祝福の歌
第九章 
アールは犯罪を犯し、人を傷つけ、罪にまみれ、泥に塗れても、走り続けた。
そして、やっと人生の後半になって、自分の向かう方向が見えてきた。

10. 走れ(アール)


「みなさん今日は本当にありがとうございました。
2014年オペラをやって、今回で7回目になります。
私を忌み嫌っていた母とも何年か前から、電話で話すことも増え、時々訪ねています。母は今年の2月で78歳になりました。母と生活している義理の父は私のことをとても嫌っていました。刑務所に何度も行き薬がやめられない私を毛嫌いしていたのです。
この前実家に帰ったとき、そんな父が歓迎してくれました。自ら肉を買ってきて、すき焼きを振る舞ってくれたのです。
気持ち悪いほど、優しくしてくれて生まれて初めて沢山の話しをしました。ずっと大嫌いなオヤジでしたが、本当にありがたく思いました。
関わってくれた人達、全てに感謝の言葉を伝えたい、今日ここにきて、私のどん底人生の話を聞いてくれた人達、これは私だけの話ではなくあなたたちの話でもあるんです。
あなたの人生に関われて、本当に感謝します。
そして、生き延びた自分自身にもよくやったと、言ってやりたいです。
最後の歌、ありがとうという歌、関わってくれた人達、両親、家族のことを思いながら一緒に歌って下さい。」
最終章 
11. ありがとう


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アールのオペラを終えて、オレは親鸞の言葉を思い出した。

親鸞が弟子の唯円にいった。
親鸞「師匠の私がおまえに人を1000人殺せと言ったら従うのか?」
唯円「千人はおろか一人も殺せません」
親鸞「私が人を殺さなかったのは善人だからではなく、縁がなかったからにしかすぎない」

刑務所5回男も善人だと思い込んでいるあなたも、同一人物だ。
あなたも刑務所5回男も「みんなでひとつの命を生きている」

アールは刑務所に5回入ったからこそ、出所して受け入れ先がなくまた犯罪にもどってしまう受刑者を支援している。
「救われた者」は「救う者」になるのだ。
あなたがくぐってきた人生を誇れ。
そして同じ苦しみをくぐるものへ語れ。
あなたの手を差し伸べてくれ。

あなたのもう一つの物語の代わりに刑務所に5回も入ったアールの人生をのぞいてみよう。

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