ヨットで世界をまわったクリさん&フサさんが営むカフェ「タニファ」でのライブは14年前からつづいている。
彼らのヨットに乗せてもらったこともあるし、石垣島の兄姉のようなもんだ。
2人の自然体で大らかな人柄はたくさんの人に慕われ、その笑顔を見るとホッとする。
今回は4本連続ライブのため、沖縄ライブの機材を札幌に送り、タニファのギターと機材をお借りした。
ギターストラップがないのでクリさんが見つけてきた梱包用のビニールひもで作った(笑)。
1、Raison d'être(フランス語で「存在理由」)
しかし歌っているうちにビニールひもが伸びてしまう。
するとお客さんのヒデさんがベルトでギターストラップを作ってくれる。
森ちゃんはわざわざ家から三脚をもってきてくれて配信係をやってくれ、さらに買ったばかりのギターを貸してくれる。
やっぱ島の人情はすばらしいね!
2、永遠じゃない歌(舞踏:享子)
敗北ジャンケンは、なんと享子さんがクイーンさすがの強運だ。
いつもはライブで1曲くらいだが、今回は享子さんに好きなだけ踊ってもらおう。
八重山舞踊の貴重な継承者で、AKIRA歌に合わせた即興でも骨太で優雅な気品がある。
3、ハイボクノウタ
時短要請のため、今日から「うるべ」を閉めたキースが全曲ジャンベを叩いてくれるのも、石垣ライブならではの贅沢だ。
キースははじめての曲でもブレイクまで合わせてしまう神業師である。
4、奇跡(舞踏:享子)
5、Hey Bro!
6、きらわれる勇気
7、Hozho(ナバホ語で美、調和、バランス)(舞踏:享子)
8、青空のむこう
オレが21歳くらいで最初にネパールへ行った時のことだ。
山をガイドなしでトレッキングしていて、日は暮れるし、ホテルどころか人家さえない。
日干しレンガの粗末な家を見つけて、ホテルのある村までは遠いですかってたずねたの。
おまえは日本人かと聞かれて、そうだというとうちに泊まっていけという。
驚いたオレが理由を聞くと、日本人のドクター岩村のぼるさんに助けてもらった恩返しだという。
こうして恩は本人ではなく、別の人に返す「恩送り」をつづけていくと、世界に広まっていくんだね。
9、サンガイジウネコラギ(ネパール語で「生きることは分かち合うこと」)(舞踏:享子)
10、旅立ちの歌
11、スイウヌカラアンロ(アイヌ語で「また会いましょう」)(舞踏:享子)
12、ハシャガニャ(クリンギット語で「永遠なるもの」)
13、米をとぐ(ミエ子リクエスト)
14、ウレシパモシリ(アイヌ語で「育み合う大地」)(舞踏:享子)
正月におじいちゃんちに帰省して、家族や親戚が安否確認するでしょ。
石垣のライブは魂の家族たちがうるべやタニファに集まって元気かどうかを確認するようなもんだ。
そしてライブは飲めや歌えや踊れやの宴である。
とにかく石垣にくると心がホッとできるからね。
会いたい仲間たちがいるからね。
だから気がつきゃ14年間も通ってしまうのよ。
素敵な仲間たちが世界中にいて、オレの人生はなんて幸せだって心底思えるんだ。
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