1986年、アメリカ中北部サウスダコタにて、インディアンの長老から27歳のAKIRAが勇者の石の話を教わり、衝撃を受ける。
「人はこの世に生まれるまえに、自分が一生かけて運ぶ石を自分で決めるんじゃ」
運命を象徴する石というのは自分が経験したい人生によって重さや大きさがちがう。
長老の話を整理してみると、4種類の石がある。
1、亀の子サイズの石。(子供の石)
健康で、美しく、頭もよく、何をやってもうまくいく、苦労の少ない人生。
2、アライグマサイズの石。(若者の石)
勇敢に挑み、傷つき、それでもまた立ち上がる、挑戦者の人生。
3、赤鹿サイズの石。(大人の石)
仲間や家族を守る守護者の人生。
4、バッファローサイズの石。(勇者の石)
もっとも苦しい試練を引き受け、人々に愛と勇気を届けにきた者。
障がいや病気、事故や災害、大いなる試練をくぐる勇者（Brave）の人生。
この話を聞いたとき、オレの価値観がひっくり返った。
日本では、障がい者や病人を「弱者」と呼んで同情し、不幸や不運はハズレくじのようにあつかわれる。
オレの母親も足を引きずる中途障がい者だったし、父の暴力や母に捨てられた不幸も消してしまいたい過去だった。
彼らは試練をくぐる者を勇者と呼び、不幸や不運こそが魂を成長させてくれる贈り物（ギフト）と呼ぶのだ。
『勇者の石』の壮大な世界観を知ったとき、長年自分を縛りつけていた鎖がとけていくのを感じた。
もしもみんながこの世界観を知ったなら、どれだけ多くの人が長く苦しい呪縛から解き放たれることだろう。
2013年、アルバム「勇者の石」リリース
オレは「勇者の石」を毎回ライブで歌い、その反響が波紋のように広がっていく。
人はこの世に生まれるまえに
自分で背負う石を決める
生まれ変わるたび挫折を重ね
きみの魂は強くなる
亀の子ほどの重さの石は
苦労を知らぬ子供の石
美と健康と富に恵まれ
なにも恐れず遊びつづけろ
アライグマほどの重さの石は
目ざめはじめた若者の石
挑み倒されまた立ちあがり
本当のきみを探しつづけろ
だいじょうぶだよ
きみならできるから
運ぶ命を運命と呼ぶ
Let’s keep on carrying
the rock of the brave
赤鹿ほどの重さの石は
悲しみを知る大人の石
津波のごとき困難に耐え
愛するものを守りつづけろ
バッファローほどの重さの石は
神が讃えし勇者の石
重い病や障がいを越え
みなに勇気を与えつづけろ
だいじょうぶだよ
だいじょうぶだよ
だいじょうぶだよ
だいじょうぶだよ
きみならできるから
運ぶ命を運命と呼ぶ
Let’s keep on carrying
the rock of the brave
http://www.youtube.com/watch?v=4iELaD16x2g
2016年 日本記念日協会から「勇者の日」が正式認定される。
11月11日に淡路島でAKIRAライブを主催した川辺けいこが、申請費用を一口1000円で111人の賛同者から集め、日本記念日協会 が11月11日を勇者の日として正式決定した。
AKIRAブログ
https://ameblo.jp/akiramania/entry-12218798818.html
2017年第1回勇者の祝祭が岡山県岡山市で開催される。
(AKIRAブログより一部抜粋紹介https://ameblo.jp/akiramania/entry-12328068801.html.)
1.我々は今日ここから犠牲者をやめ、
あらゆる試練を乗り越えていく勇者であることを宣言します。
2.我々は障がいや病気、事故や災害、不幸や不運、
人生でくぐる困難こそが魂を成長させてくれた贈り物だと気づき、
誰も生きることのできない自分の人生を誇りに思うことを宣言します。
3.我々はあらゆるボーダーを超え、自分や他者を敬い、自然界と和解し、ちがいから学び、
ともに泣き、ともに笑い、支え合い、助けあい、愛しあい、
すべての命に感謝し、みんなでひとつの命を生きる家族であることを宣言します。
4.我々の本当の姿は無限の宇宙を旅してきた永遠の魂であり、
愛そのものであることに目覚め、
今この瞬間から自分で自分を幸せにすることを宣言します。
2018年第2回勇者の祝祭が愛知県瀬戸市「マリア幼稚園」で開催される。（主催：れいな＆さやか姉妹）
https://ameblo.jp/akiramania/entry-12418726022.html
2019年第3回勇者の祝祭が埼玉県草加市「アコスホール」で開催される。（主催：文乃）
https://ameblo.jp/akiramania/entry-12544614032.html
2020年第3回勇者の祝祭が大阪府大阪市「珈豆」（こうず）で開催される。
今年はコロナによって、勇者の祭典も危ぶまれたが、全盲の勇者コンちゃんが「勇者の日の伝統を絶やしてはならない」と主催することになった。
コンちゃんは愛知なので、大阪チームのマーサ、えな＆あきら夫婦、すみ＆はる夫婦、笑みぽん＆お花ちゃん（笑ヨガ、フラダンス）がサポートする。
新企画は「 AKIRAと歩くディープ大阪」、フィールドワークandライブ。
大阪環状線の天王寺駅に限定の30人が集合した。
オレは駅についたとたん、食べログ日本一のたこ焼き屋「山ちゃん」へ走り、ソースもマヨネーズもかかってない「ベスト」と呼ばれるたこ焼きをもって駅へもどったが、みんなはすでに出発してしまった。
みんなに熱いたこ焼きを食べさせるために、タクシーで四天王寺に先回りする。
鳥居の下で待つオレを見て、「テレポーテーションだ」と驚いていた。
日本にはない大陸系建築物四天王寺は、593年に聖徳太子が建立した。
これを建てた金剛組は現存する世界最古の企業である。
最新の研究によると、高度な知識と建築技術をもった集団（秦氏、アトランティスの末裔）が大陸から渡ってきて、 日本の中枢となり律令政治や高度な建築技術をもたらした。
聖徳太子は10人の話を同時に聞けるというが、おそらく聖徳太子は複数いて、外来の知識人集団を指すのではないかと言われている。
「厩戸（うまやど）の王子」もユダヤキリスト教の匂いを感じさせるな。
ここには日本最古の社会福祉施設「四箇院」が作られ、病気の者や身寄りにない老人などをサポートした。
古来から日本人は「勇者」を敬ってきた証拠として、縄文時代の北海道入江貝塚から成人した四肢麻痺（ポリオ）の人骨が発見され、縄文から弥生時代にかけて10数例ほどの成人した障がい者の遺体が見つかっている。
障がいによって労働に参加できない者も成人になるまで介護されていたのだ。
1682年（江戸時代）には、盲人に鍼を教える学校「杉山流鍼治導引稽古所」を開設し、世界最初の盲学校といわれる「パリ青年訓盲院」1784年よりも100年以上も早かった。
この短時間で御朱印を何十個も集める玉置夫妻恐るべし！
閻魔大王を祀る寺では、
えなコネクションで特別に秘仏を見せてくれた。
閻魔の表情は彫刻としても傑作
でたー通天閣！
「新世界」は明治45年1912年に一大娯楽センターとして誕生し、凱旋門とエッフェル塔を模した通天閣にニューヨークコニーアイランドのルナパークを真似た遊園地ルナパークなどがある。
ジャンジャン横丁には串カツ、ホルモン焼き、居酒屋などがひしめき、昼飲みするオヤジたちなど、この世のパラダイスである。
串カツ一番人気の「八重勝」の土手は天国の味！
釜ヶ崎あいりん地区は日本一のスラム街ドヤ街と呼ばれ、大阪人も近寄らないと地区と噂されていた。
実際に何やら事件捜査中の警官たちとも遭遇した。
ガイドを務めるマーサ（画家まさえ）は何度も（女ひとりで夜も！）下見に訪れたという。
金網に囲まれた小さな緑地のおっちゃんに声をかける。
「ビールタワー、かわいいです〜」
するとおっちゃんは、ビールの缶でできたアンパンマンとドラえもんタワーの傘をひもで開け閉めするパフォーマンスを見せてくれた。（最高！）
四天王寺〜新世界〜釜ヶ崎、多様な個性が地続きに広がる大阪の最深部をみんなで探索した。
この模様はみかんが動画で記録したので、ディーペスト大阪やAKIRAレアトーク＆号泣ライブを楽しめるチョーおすすめの配信です。
▶︎参加費3,000円＋感動料(任意)
任意の感動料は義務ではありません。自由意志です。あなたの感動料は経済的に参加が難しい方の参加費となります。すでに感動料のお振込をしてくださった方もいますので、参加したい！というお気持ちがある方で、経済状況を理由に諦めていた方、どうぞご参加くださいね。ご一緒に、楽しみながら感じながら、分かち合いながら、その命を祝福し合いましょう♫
▶︎お申込みはこちら 【件名 大阪勇者の日】
https://ws.formzu.net/dist/S72416378
ブログが長くなるので、AKIRAライブは明日あたりにアップします。