変わりたいのに変われない。
いろんなセミナーに何十万も投資したのに変われない。
それがあっというまに変わってしまう姿を数えきれないほど見てきた。
社会は人々を敵として出会わせるシステムを構築する。
学校や会社などは多様性を認めない教育をし、競争社会の戦士に仕立て上げる。
初歩的な軍事戦略でも仲間同士を争わせることによって支配者から目をそらさせるようにする。
「本当の敵」とはオレたちひとりひとりをへだてる壁であり、社会が洗脳してきた「常識」である。
合宿では争う必要のない場所で多様な人たちと出会える、人間本来の「ゼロポイントフィールド」（源磁場）をつくる。
歌やトークによって社会の洗脳を解き、視点を移動させる。
さまざまな自己表現ワークによって、あなたがどれだけすばらしい存在であるか、あなたの人生がどれだけ価値のあるものか気づかせる。
つまり「変える」のではなく、本来のあなたに「もどす」だけなのだ。
さなぎから飛び立つ蝶のように、人が変容していく（本来の自分にもどっていく）姿を目の当たりにすることほど感動するものはない。
何年も何年も出会えなかった自分に再会する奇跡の瞬間である。
あなたは変わる必要はない、もともとすばらしいあなたにもどればいい。
5月13日（日）秘伝伝授合宿2日目＆ライブ
ストーリーテリングとは、ヨーロッパを中心に広がる新しい演劇のスタイルで、朗読と演劇の中間のような語り部劇である。
オレが書いた30話の物語の脚本（1話5〜10分）から演じてもらう。
参加者を4つのグループに分け、ぶっつけで3分間だけやる。
みんな素人なので、まちがえたり、つっかえたりは当然だ。
しかし恥ずかしがったり、照れ笑いは厳禁である。
これは自我を消し、メッセンジャーに徹するためのワークだ。
ちょっとしたアドバイスでみんな驚くほど変容していく。
ランチでオレの用意した卒業メッセージとお守りの石を参加者全員にプレゼントする。
ライブ会場となる新旭駅そばの公民館へ移動し、ネアリカや出展作品を飾り、ライブのセッティングをする。
手話通訳は情熱の青山先生と華麗なる福嶋もっちゃんだ。
しかも天才カメラマンしんちゃん（森下真司）が福井からかけつけてくれた。
今日もいい写真撮りまっせ〜。
地元の慶子や千代さんたちが集客してくれ、50名を超える観客が集まってくれた。
主催のみかんがあいさつする。
「滋賀合宿の参加の方々が出演を前にドキドキしていると思うので、みなさん応援してあげてください」
オープニングアクトはみかんが「Mery christmas children」を替え歌にした曲を歌う。
1.Hallelujah(ボーカル：みかん。ギター：AKIRA)
2.ウレシパモシリ(手話：もっちゃん)
3.Hallo my mom!(手話：青山先生）
敗北ジャンケンでは、福井のヘレンになっちのCD、滋賀のゆり子にみかんCD、滋賀のまきこにマキから笑いヨガの本、滋賀のマキにおりえのドライフルーツ、他3人に、AKIRA DVD、コンちゃんCD、アヤのマクラメ編みのピアスが贈られた。
4.ハイボクノウタ(手話 もっちゃん)
15年ほど前に作ったネアリカ作品『マヤのカムイ』について説明する。
「この絵のモチーフは、メキシコのパレンケにある古代マヤの遺跡「碑銘の神殿」の地下から発見された棺です。
その図柄はまるでロケットを操縦するパイロットに見えるということで物議を醸し出しました」
マヤのあいさつ「インラケチ」の握手を聾の天才陶芸家福嶋さんとする。
5.命の絵本「ベスト」
ナレーターのマキはむっちゃうまいし、
主人公ホルヘのタクマは急に演技派になるし、
首狩族のテラは爆笑で会場を沸かすし、
王様のコンちゃんは思いっきりはまり役だし、
アリスも3役を使い分け、すばらしいできばえで観客を楽しませてくれた。
次は災い転じて福となる「塞翁が馬」だ。
6.ショウコのメッセージ。
100万人に1人の難病を抱えるショウコは堂々と自分を語った。
どんな試練にも立ち向かってゆくショウコに多くの人が感動と勇気をもらった。
ショウコのもらった試練は人々に生きる喜びを伝えるメッセンジャーへのパスポートであり、早くも今日ショウコはその一歩を踏み出したのだ。
7.勇者の石
耳の聞こえないカオリンは、リズムサポートのオリエに合わせ、みごとにアコーディオンを演奏した。
カオリンのチャレンジャー魂は威厳さえ感じさせる。
にゃこ姉は10／21に埼玉県蕨市でおこなわれるオペラでも勇者の石を歌う。
試練のデパートにゃこ姉のボーカルはうまい下手を超えてこの人生を送ったものにしか歌えないものだった。
難病を治療中のショウコにむかって会場全員に祈ってもらう。
9.祈りの歌 (手話 もっちゃん)
10.Hug yourself(手話 青山先生)
11.いたいのいたいのとんでけ(ボーカル:おりえ。手話:青山先生)
母親に虐待されて育ったおりえは、今まで自分にないものばかりに目を向け嘆いていたが、気がつけば圧倒的なボーカルや演技力、並はずれた美的センスと創造力をもっているではないか。
12.ストーリーテリング「音ちゃん物語」
救護施設に勤める慶子が出会った音ちゃんは世の中から見捨てられた存在だった。人々の優しさに音ちゃんが心を開いていく物語だ。
慶子の脚本がすばらしく、耳の聞こえないなっちの演技に会場は爆笑し、
アヤの音ちゃん役はアクションや表情だけで繊細な感情を伝える。
物語の中になっちのクリスタルボウルが叙情的な効果を与え、
慶子の迫真の演技が観客の涙を誘った。
13.名もなき命(手話:もっちゃん)
14.無条件の愛(手話:もっちゃん)
15.PUZZLE(手話:もっちゃん)
16.千年桜(手話:もっちゃん)
もっちゃんの千年桜は鉄板ですなあ。歌いながらその優雅な舞に見惚れてしまうよ。
17.家族(手話:もっちゃん)
明日誕生日のおりえへサプライズプレゼントだ。
フォトフレームはAKIRAから、中の写真と印刷は愛知の石ちゃんから。おりえのパートナーともやからの手紙をみかんが読みあげると、おりえのほほに涙がつたう。
「こんなふうに誕生日を祝ってもらったのは初めてです。みんなありがとう。一生の思い出になります」
18.Happy Birthday
19.move！
耳の聞こえない人も手話通訳の先生も、目の見えない人も弱視の人も、全員で立ち上がって 踊り狂う。
20.えん(手話:もっちゃん、青山先生)
合宿参加者が一言ずつ話す。みんな見ちがえるようないい顔をしている。
21.ありがとう(手話:もっちゃん、青山先生)
みかんが顔を感謝の言葉をのべる。
「今回は初挑戦が多くて、ライブ配信に、手話通訳さんへ準備に大変でした。
でもまた主催してしまうのは、参加してくださった方の変化を感じれるからです。ほんとに、たまらん！
次回は7月28、29日に沖縄、10月27、28日に札幌でAKIRA 秘伝伝授合宿があります。
今回、関わってくださったすべての皆さん、ありがとうございます！」
今回もたくさんの奇跡を見てきた。
すごいよ、みんな。本来のひとりひとりがすごいんだよ。
合宿は社会があなたにはりつけたちゃっちい目隠しをはぎ取っただけだ。
最後ににゃこ姉の感想メールを抜粋しよう。
「合宿、本当に参加してよかったと心から思ってます。
ここでしか経験できないこと、お金に代えられない宝物をいっぱい持って帰りました。
今まだ、余韻にひたって、思い出してばかりいます。
この合宿は本当にすごいなぁと思う。
たった一泊なのに、一週間くらいいたような感覚になって、深いところでの気づきや自分の変容を感じてます。
一番の宝物は、みなさんとの繋がりです」
主催みかん。強力サポーター 中園慶子さん、林千代さん。受付 坂口ゆみこ、高橋けいこ。物販サインサポート 荒川みつよさん、西村さん。手話通訳 福嶋もっちゃん(福井)、青山好一先生(滋賀)。スタッフ、出演(滋賀 AKIRA秘伝伝授合宿仲間)
AKIRA(栃木)、タクマ(東京)、アリス(東京)、テラ(愛知)、コン(愛知)、マキ(愛知)、しょうこ(愛知)、かおりん(福井)、にゃこ(埼玉)、おりえ(愛知)、なっち(大阪)、けいこ(滋賀)、アヤ(福井)、みかん(岐阜)。スペシャルサンクス なおみん(大分)
写真:森下真司(福井)。
★「向日葵Paintings」は 残り3作品のみとなりました。(予約受付は5/31までです)
※6/2（土）、6/3（日）、6/17（日。父の日）、6/23（土）、6/24（日）、6/30（土）、7/1（日）のライブを募集します。AKIRAまでメールください。
akiramaniacom@yahoo.co.jp
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