人の人生は祭りである@福岡市 | New 天の邪鬼日記

New 天の邪鬼日記

小説家、画家、ミュージシャンとして活躍するAKIRAの言葉が、君の人生を変える。

{798B5D43-C497-4E49-BC72-022F9E69DA18:01}
7月15日(金)博多祇園山笠祭
人は天国で平和に暮らしている。
平和にあきると祭りを求めてこの世にやってくる。
波瀾万丈に満ち、数々の危険にぶち当たり、全身全霊の力でそれを乗り越えていく。
共に戦ってきた仲間と祝い酒を酌み交わし、
力を授けてくれた神に感謝する。
あなたの人生を振り返ると、
それは祭り以外の何物でもないことに気づく。
博多祇園山笠(はかたぎおんやまかさ)は、生命力の爆発である。
{49A37EBE-90A6-49C5-8055-695C0317621C:01}
福岡県福岡市博多区で毎年7月1日から7月15日にかけて櫛田神社にまつられる素戔嗚尊に奉納される。
{73AB84C6-64DD-4E68-B39E-6C7622DCEF92:01}
勇壮に彩られた3メートルの神輿「飾り山」を男たちが「おっしょい」のかけ声と共に「かき」(担ぎ)、猛スピードでかけぬけていく「追い山」を競う。
なんとオレとコンちゃんは、700年以上もつづく祭りに参加させてもらえることになったのだ。
{B4F60539-7004-4406-9416-B1F775800353:01}
福岡ライブの主催者かんちゃんは1000年もの家系図が残る博多っ子である。
PTA会長を譲り受けた吉原さんは山笠の長老であり、9人の孫も生まれた時から山笠に参加させてきたという。
部外者の参加はむづかしく、15日間の準備参加が義務付けられるという。
とくにコンちゃんは700年の歴史始まって以来はじめての盲人参加である。
かんちゃんが祭りに必要な衣装など、すべてを用意してくれ、いよいよ前日の夜詰所にむかう。
公民館の床で仮眠をとり、先輩たちに着付けを手伝ってもらう。
ハネ(留め具)が12個ついている地下足袋を履き、裸の上半身にきつきつにさらしを巻く。
フルチンになり、白い布でできた力士のまわしのような「締め込み」(ふんどし)を巻いていく。
「水法被」(みずはっぴ)という丈の短い綿のはんてんをまとい、「てのごい」(手ぬぐい)のねじり鉢巻を巻く。
おおー、オレとコンちゃんも「馬子にも衣装」だぜ。
{50937E74-447C-4FEA-A92E-82D4A7164868:01}
世界中の全ての祭りには非日常的な衣装があり、それをまとうと神聖な気持ちになる。
真っ暗な3時過ぎ、マイクロバスで会場である祇園へ向かう。
オレは右足がねんざで腫れていたが、コンちゃんの、マッサージと櫻とみかんからレイキヒーリングを受け、足を引きずっていた痛みがひいた。
長老吉原さんと町なかで待機し、我々の属する「河津家」チームとともに走り出す。
{76F499B5-B73C-4A7F-B3D1-40F3159ECF74:01}
コンちゃんはかんちゃんとともにみごとかけぬけた。
{74405BDF-ED61-4BA2-A155-707B739670E3:01}
オレは先輩たちと走り、猛スピードの神輿に飛びついていく、中ほどの人の肩を思い切り叩くのが交代の合図だ。
縄を引っ掛け、引っ張るように肩に乗せる。
あまりのスピードに、担ぐというより、しがみつくような感じだ。
{4D54C1C7-0857-4861-B7D8-6AE1AC77E96C:01}
脳内麻薬が吹き出し、神と一体になる快感!
背中が叩かれ、転ばぬように飛びのく。
部外者が神輿を担ぐのはご法度だが、長老吉原さんはじめ寛容な先輩たちのおかげでこの一瞬が許された。
わずか3秒くらいだろうか、しかしこの至福体験できたことは奇跡である。
オレはタイのヴェジタリアンフェスティバル」をはじめ、
{22109DF8-A3B6-48AE-AEB2-6F79B03317DE:01}

インドの「クンプメーラ」、
{9B48C50E-FB40-46D0-BE4B-0F57E9E5813C:01}
スペインの牛追い祭り、
{533F9C9B-F1EE-48E5-89C8-6530FD8C401C:01}
ベネチアの仮面カーニバル、トリニダッドトバコのカルナバル、アマゾンのサントダイミー教会のクリスマス、
{BD55AEEB-FE79-4A6F-8F82-D0A2F111901E:01}
メキシコの「死者の日」、長野県の「御柱祭」、沖縄石垣島の「あかまたくろまた」、宮古島の「パーントゥ」など、
{2D0662DF-7694-4B4F-99B4-748160E7D9C3:01}
世界中の祭りに参加してきた。
そこでは非日常空間が現出し、むき出しの魂が露出する。
つまり祭りは日常によって忘れられたオレたち本来の使命を思い出させる装置として機能するのだ。
「勇者の石」という歌は運命の石を運ぶ人の姿が描かれているが、山笠の神輿こそ運命の象徴である。
{B2A20889-BDB2-4841-9015-552ECCA8B12B:01}
オレたちは重く過酷な運命を運ぶため、この世にやってくる。
仲間と力を合わせながら運命を担ぎ、ふたたび神のもとへと奉納する。
{BB2D1857-B6FF-4B82-AFF5-F8490EB5ED20:01}
その祭りこそが人生なのだ。
櫛田神社に神輿が奉納された後は、鎮めの能が静かに舞われる。
それは人生を全速力で走り抜けた者への葬式であり、祝福なのだ。
{2ACE1F0B-49F1-4E8D-94B8-BC47A962F0CC:01}
山笠祭りが思い出させてくれた使命を全うするため、オレの日常に戻っていこう。
明日は九州ツアーのフィナーレ福岡ライブだ。
思い立った瞬間に動けば間に合う。
全国から福岡に飛べ。
予約なしの当日参加も大歓迎!
{15AD5880-B208-49D0-AFF5-90AFCB898970:01}
7月16日(土)福岡にてAKIRALIVE in FUKUOKA~魂の同窓会
FACTORY UNVELASHU(ファクトリーアンベラシュウ) 
福岡市 中央区 港 3-4-25
会場へのアクセス:バス:68番 給油センター下車 徒歩3分
地下鉄:大濠公園駅4番出口から徒歩15分*会場付近 有料駐車場有ります
【開場】18:00【開演】18:30
発起人:吉岡優(空美真-KUMIMA-)主催:オープンハートの会 福岡支部 代表 中山幹治。共催:AKIRA LIVE in FUKUOKA ~魂の同窓会主催チーム。後援:福岡市〔公財)福岡市文化芸術振興財団・九州朝日放送・テレビ西日本・福岡放送・朝日新聞社・RKB毎日放送・読売新聞社・毎日新聞社
✴︎チケットの申し込みについて✴︎
前売り: ¥2.500 当日 :¥3.000 高校生以下・障がい者 無料〔席数の関係上、ご予約はお願い致します〕 高校生以下の方々は保護者同伴でご来場ください 
【お申し込み方法 】下記メールアドレスに、名前、住所、連絡が取れる電話番号又はメールアドレスを書いて送信お願いします。折り返し振り込み方法のご案内をさせて頂きます。
【振り込み金融機関】ゆうちょ銀行 口座名義AKIRA LIVE in FUKUOKA~魂の同窓会
ゆうちょ銀行からのお振込み(郵便局からのお振込み) 口座記号17450  口座番号82909301 
ゆうちょ銀行以外からのお振込み(郵便局以外からのお振込み) 
店名:七四八(読み ナナヨンハチ 店番 748)普通預金 口座番号8290930 
お振り込み頂いたことを確認後、チケットとフライヤーを送らせて頂きます 
LIVE 当日まで Facebookイベント内で 「AKIRA LIVE IN FUKUOKA~魂の同窓会」情報やAKIRAさんの情報を更新して行きますので チェックして下さいね(*^^*)https://www.facebook.com/events/766787180120867/
ライブスケジュール
こちらのYouTubeでNHK「あさイチ」の「アジアに落ちる」紹介部分が見られます。

書籍版AKIRA名言&写真集「Will」(2500円)、電子書籍写真集(500円) 販売ページ。
AKIRA語録
AKIRAアルバム全曲解説
(曲名をクリックするとYouTubeに飛ぶようにしてあります)
AKIRA全書籍紹介

著作ページ
CDページ
AKIRAライブの作り方

★ たくさんの自殺志願者を救ってきた「COTTON100%」がNHK日本の100冊に選ばれました。
★動画ページ  【 1.Shino Tanaka 】 【 2.Toshi 】 【 3.Mr.ピーン
AKIRA歌ギターコードつき

AKIRA歌のれん分けプロジェクト
AKIRA歌のれん分けプロジェクト~楽譜・譜面共有~≪facebook page≫