Photo by Shino Tanaka
7月3日(日)滋賀県彦根市「SKYJOKER」にてライブ
自己肯定は、あなたの人生が幸せか不幸かを左右する最大の根っこである。
ところがみんな「あなたは価値のない人間だ」、「あなたの人生に意味はない」などと競争社会に洗脳され、自分で自分をいじめるひとりSMに励んでいる。
これは何でも御上(おかみ)の言うことをきく奴隷を作り出すための呪いの呪文である。
この呪縛を解くためにセミナーやカウンセリングに何十万も投資するが、すぐに逆もどりしてしまう。
テクニックなどの局所治療ではなく根源治療が必要なのだ。
あなたは140億光年の宇宙を様々なものに宿りながら旅してきた永遠の旅人なのだ。
神様(何か偉大なるもの)の 「御霊分け」であり、神様はあなたという人生を通して世界を経験するためにあなたをこの世に送り出した。
神が作り出したあなたが、「あなたは価値のない人間だ」、「あなたの人生に意味はない」のわけないじゃないか！
オレの仕事はどれだけあなたがすばらしい存在かを気づかせる手伝いをすることにある。
主催のゆかりんごは私は鹿児島で生まれ育ち、高校を卒業後、歯科衛生士の学校に通いながら工場で働く、いわゆる就職進学で彦根にやってきた。 不仲な両親から解放され、解放感を味わっていた。
3年後に無事、歯科衛生士の免許も取得し鹿児島に帰るはずだったが、両親と大げんかの末、同棲して結婚。
しかし2度の流産を経験し、同棲から結婚までの約13年間は離婚という形で終わってしまう。
両親は帰ってくる事を望んでいたが、ゆかりんごは彦根に残った。
流産や離婚によって親に悲しい思いをさせてしまったという罪悪感をぬぐいきれなかったのだ。
お笑いセラピスト尾崎里美ねーやんのコースを受講し、「AKIRAにーやんのライブいってこい」と言われ、神戸のライブに参加した。
初めての衝撃、号泣でふらふらになりながら気がつけば「彦根でライブをやってください」と申し込んでいた。
初ライブで主催を決断するという暴挙、いやすごい決断力である。
主催のゆかりんごを応援しようと、豪雨の中 「日本の子宮で羊水」である琵琶湖の彦根市「SKYJOKER」には50人を超える人々があつまってくれた。
ニューヨークのロフトを思わせる店内は、広くておしゃれだ。里美ねーやんの生徒も多いし、最初からあげあげだぜ。
2.Hug yourself
3.Hellow my mom(４組の母子に捧ぐ)
4.無条件の愛
敗北じゃんけん
5.ハイボクノウタ
6.ハシャガニャ
7.勇者の石（のれん分けボーカル:みか＆しほ）
インラケチの握手
8.ウレシパモシリ
後半
9.きらわれる勇気（のれん分けボーカル:みかん）
10.ソウルメイト
11.千年桜
12.家族（アカペラ）
13.Happy wedding(クミコに捧ぐ)
14.Move!
15.なんくるないさ
16.空の約束
17.ありがとう
今日もママたちがいっぱいいる。
さわぐ子供に「しー」とやっているんで、いっそ引っぱり出しちゃえ。
エイスケ3歳、富山のシホ6歳、大物の反逆者ヒロト8歳&妹チハヤ2歳、カンタ1歳&アオイ5&サクラ7歳。 ママに聞いてみるとそれぞれ胎内記憶があるようだ。
「お腹の中でテレビ見て、ママに決めたって言ってました！」
「この子にどんな名前選んでも、しっくりこなかったんですが、夢でち、は、やって言葉が浮かんで決めたんです」
「ある日娘が、お空からみかちゃんて名前のお母さんが可愛かったから、はやく生まれたくてきたかったのと言いました。たしかに早産でした。次はシホがお母さんになるって約束してきたとも言っていました」
すげー、歌詞のまんまじゃん。
まあ、子どもはお母さんを選んで生まれてくる。これだけは確かだな。
敗北じゃんけんでは、敗北女王: 和歌山の里美 にAKIRAからCD)、2位かずよんはしのからネズミが動くポストカード、3位アキコにはみかんからセラピストの心屋セットが贈られた。
富山から母娘でかけつけたミカとしほは、いきなり「勇者の石を歌わせてください」という。 富山で開かれたお産の学校主催のライブに来て、全身麻痺の勇者ゆいの母まゆに出会い、昨日、勇者ゆいに会い、まゆにも「歌え、歌え」と励まされた。
途中涙でつまりながらも勇者の石をみごとに歌い上げたのだ。
後ろで母を見守る娘のしほがまるで母親のように見えた。
みかんの「きらわれる勇気」は、持ち歌か！ と思われるほどハマった。
みかんのユーモラスな開き直りがみごとに表現されている。スタッフをやってくれたクミコは8月に結婚する。
いきなりステージに呼ばれたクミコはドギマギしていたが、会場全員にHappy weddingを歌ってもらい、「絶対幸せになってやる！」と宣言した。ひとりひとりの物語は生まれるまえに自分で脚本を書いた演劇なんだ。
家族は何度も役を変えいっしょに生まれ変わる。国籍、性別、役割を変えてね。
これは魂を成長させるためのお芝居、ライフシアターなんだ。みんな自分の正体を知らないから自分に自信が持てない。
オレたちは神の化身であり、投影された宇宙であり、永遠の宇宙を旅する崇高な魂であり、みんなでひとつの命を生きている。
生物学ではこれを分散知識といって、人間も、動物も植物もそれぞれ違う知能を与えられ、それぞれの役割を生きている。
神道で言うなら御霊分け、仏教はすべての人に仏性が宿るという。
先住民のキリンキット族は、ハシャガニャという精霊を永遠なるものと呼んで、それぞれがハシャガニャの御霊分けだと信じていた。
神はあなたという人間と人生を通して世界を経験したかったからあなたを創った。
それによって神も宇宙もは成長する。
サムシンググレイト(なにか偉大なるもの)の化身として、この世にやってきたのが、あなたの本性である。
ハグユアセルフで歌ったように、すべての人生には深い意味はあり、あなたが選んできたすべてにまちがいなんてない。
どんな最悪と思えることも、今のあなたになるために必要なことだったんだ。
そんなすばらしい人生を競争と比較に洗脳され、自分を見下し、一生犠牲者のまま終えるなんてもったいないじゃないか。
一刻も早く自分のすばらしさに気づきなさい。
自分を愛する勇気をもちなさい。
本来の自分に返ったみんなは涙で魂の汚れを浄化し、満面の笑顔で自分を祝福した。
主催のゆかりんご、スタッフのあっちゃん、くみちゃん、まゆゆ、さっちん、梅ちゃん、SKYJOKERのみんな、イアイライケレ(ありがとう)。
