1週間で30冊の「いのち絵本」を完成してしまった。
いのちの絵本
ジェネレーション1
「ゆめをコントロールするほうほう」
「ゆうしゃのいし」
「ラストメッセージ」
「そだてることば」
「エンジェルのドレス」
「ウスサマみょうおう」
「ぼくのチョコバーかえして」
「ろうじんとほし」
「せかいNo1のパパ」
「うんでくれてありがとう」
ジェネレーション2
「ハブにかまれたガン患者」
「ミタクオヤシン」
「おこったできごとみなベスト」
「わたしのミッション」
「みんなちがってすばらしい」
「サンガイジウネコラギ」
「ワニおとこ」
「スーパーピアニスト」
「あなたがいきているいみ」
「いのちのかがやき」
ジェネレーション3
「ちまみれのキス」
「よるのてんしラエラ」
「わらいのかみさま」
「スエット・ロッジ」
「カンタとぞうり」
「むすんでひらいて」
「かなえられた いのり」
「マーマレードスカイ」
「ロベルトクラベルト」
「3じかんのじんせい」
ふつう1年で1冊書くのもたいへんなのに。
30年分の仕事を1週間でしてしまったわけだ。
こりゃあもう人間業じゃない。
そのとおり、人間じゃなく、見えない何者かがあやつっていた。
書いても書いても追いつかないほど、つぎつぎにストーリーが湧いてくる。
オレは作者というよりも、速記者だった。
自分で創作したというよりも、イメージを文学という形に翻訳しただけだ。
完成といっても絵本の文章部分なので、これから絵をつけていく。
もちろん現時点では出版もきまってないが、オレには鮮明なビジョンが見えている。
この絵本がすべての学校、
すべての家庭におかれ、
世代から世代を越えて読み継がれることを。
「ママも、人生のすべてをいのちの絵本から教わったのよ」
みんながありのままの自分を好きになり、
家族や仲間や世界を好きになり、
常識や洗脳から自由になり、
冒険や挑戦を恐れなくなり、
毎日をわくわくしながら生きてゆく。
いのちの絵本を読むと、そんな魔法にかかる。
つぎの歌も2編の物語にして収録している。
ふむ、われながらいい仕事をした。
「The profession」
1
ぼくは父の職業を恥ずかしく思った
小さな駐車場のしがない管理人
まるで電話ボックスみたいなせまい箱のなかで
ぺこぺこ頭を下げつづけた30年間
母の介護のために父は仕事をやめる
最後の駐車場でぼくは目を疑った
壁には花輪がならび机には花束の山
みんな父に群がりお礼をいってた
人の価値は職業じゃなくて
あなたらしく働くこと
ぼくは父の職業をほこる
人を喜ばせる仕事
The profession
2
私は母のようにはなりたくなかった
若いころ音大でピアニストをめざしてた
ピアノを弾くはずの指でスーパーのレジを打つ
余裕の笑顔でひとりひとりに話しかける
あれはクリスマスの晩 母のスーパーをのぞいた
ひとつのレジのまえにだけ長い行列ができてた
みんなほんのちょっとでも母と話したくって
じっと辛抱強く並んでいたんだ
人の価値は職業じゃなくてあなたらしく働くこと
私は母の職業をほこる人を楽しませる仕事
The profession
「The profession」
1
I was ashamed of the occupation of my father
He was a caretaker for a boring small car park
He was sitting in a narrow hut all alone
kept his head down for 30 years
He had to quit his job
to care for my sick mother
I saw a sight I can not believe
In the car park of the last day
Festive flower stands were lined up
so many bouquets were on the desk
Everyone surrounded him shook hands
They said thank you very much
Value of a person is not occupation
it depends on whether you are working like you
I proud of the occupation of my father
He is working for the pleasure of all
It's profession
2
I did not want to be like my mother
She went to a collage of music to become a great pianist
She is playing the cashier instead of the piano now
She is talking to customers with a smile always
It was a night of Christmas Eve
I went to the supermarket where she is working
I saw a sight I can not believe
There was one long long line
The annauncement recommends the other cashers
But everybody stay in her line
because they wanted to greet her
they said “Merry Christmas!”
Value of a person is not occupation
it depends on whether you are working like you
I proud of the occupation of my mother
She is working for the glad of everyone
It's profession
※ライブスケジュール
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※著作ページ
※CDページ
※AKIRAライブの作り方