羽田からANAで1時間、3ヶ月ぶりの広島じゃ～。
移動も多いし、電車で日光―東京間が2時間なので、地理感覚が狂うよね。
空港の看板にも「広島」とあるが、ここは広島なのか？
そうだ、それを確かめる手段がひとつある。
それは……
そう、お好み焼きを食ってみることだ。
名店「赤とんぼ」で、そばが半分のやつを食う。
う～うまい！ やはりここは広島じゃ～。
毎度の主催者はさまざまなイベントを仕掛けるチエちゃんだ。
「むむっ、おぬしやせたな」
イメージングダイエットで5キロも減らしたいう。
コツは食事の前に、「わたしはよくかんで食べます」、「腹6分目で満腹になります」、「スリムで美しくなります」と唱えることだ。
会場のフライングキッズは3回目だ。
ママのマミちゃんも元気だし、ジャズ歌手のマギーも手伝ってくれるし、田部さんがPAをやってくれるので安心して歌える。
チヨをはじめなつかしい顔ぶれと新しい顔ぶれもきてくれて、家族的な雰囲気だ。
なんと親友のマルチアーティスト春駒さん（50歳）がかけつけてくれた。
歌手、武術家、カヌーイスト、現在は編集ライターで食っている。
春駒さんは、新婚旅行でネアリカにきてくれて以来、10年来のつきあいだ。
オレは前回春駒さんに教えてもらったプルプル気功でガンを治したと言っても過言ではない。いまだにプルプル気功だけは毎日10分つづけている。
そこで会場のみんなとプルプルやる。
春駒さんはウクレレで、原爆の焼け野原に不屈の闘志で立ち上がる祖父を描いた「その男、よしお」をはじめ、3曲を熱唱する。
すると掃除機の筒を２つ張り合わせてチューブをつけたものをとりだした。
「これは東ヨーロッパスロバキアの楽器で、フトゥヤラといいます。それをドイツ・ベルリン在住のマルチ民族楽器演奏家のナディシャーナさんというおっさんが改良したものです」
春駒さんはフトゥヤラでオリジナル曲「風炎」を演奏した。
しかし春駒さんはちょっと会わないと必ず新しいものをはじめてる。
まあ、オレも言えた義理じゃないけど。
AKIRAライブはワークやイメージング、今日は気功までとりいれてるし。
１、 Hello my mom!
２、 ハイボクノウタ
３、 ホメサピエンス（ワーク）
４、 きみを讃える歌
５、 青空のむこう（ピアノ）
６、 雲のうえはいつも晴れだから（ピアノ）
７、 生きてるだけで100点満点
８、 PUZZLE
９、 ウニヒピリ（インナーチャイルドのイメージング）
１０、 あなたは大切な人です
１１、 The profession
１２、 家族
１３、 MOVE! MOVE! MOVE!（アンコール）
１４、 ありがとう（アンコール）
2歳のコウタロウは「Hello my mom!」の「自分で決めたんだ。ママの子になろうって決めたんだ」ってことで、うん、うん、うなずいていた。
コウタロウがアドリブで素敵なメロディーを歌ってくれる。こいつ天才かも。
昨日つくってきたウニヒピリ（インナーチャイルドのイメージング）のワークで自分の子供時代にもどってもらった観客は言う。
「なんか幼いころの自分が楽しそうに遊んでいて、逆になぐさめられました」
「あのころもっていた好奇心や自由さを思い出しました」
など、コウタロウがいたおかげで、みんなイメージしやすかったんだろうな。
ウニヒピリ（インナーチャイルド）っていうのは、「内なる子供」で、具体的には子供時代の記憶や感傷を指す。
小さい頃に親や先生や友だちやに認められなかったり、否定されたり、無視されたりすると傷つく。
さらに社会に適応するために「やりたいこと」より「やらなければいけないこと」が増え、自分自身をのびのびと表現する時間や場所が減っていき、本来の自分とはかけはなれた自分になってしまう。
でもね、もともとウニヒピリの本質は、創造性やイマジネーション、好奇心や遊び心、生きる喜びそのものなんだ。
人は本来自分の得意なこと、好きなことをしていれば幸せや成功が手に入るように生まれついているんだよね。
たとえ子供時代にトラウマやネガティブなインプリンティング（刷り込み）があっても、気づいた段階で書きかえられる。
量子物理学で、時間は過去から未来ではなく、「未来から現在へ」流れているという。
そう、過去は変えられるんだよね。
きみが今、自分を愛しはじめた瞬間にね。
さあ、明日はいよいよ今年3回目のおかんとのコラボだぜ～。
絶対素敵なライブになるから、みんなおいでー！