しかしオレは忙しいのだ。
まあ、冷麺食いに韓国いっちゃったりするから悪いんだけど。
早朝から洗濯をし、
歩道にはみ出した我が家の枝葉を切り（前回は警察署から歩行者の邪魔になるんで切って下さいと言われたので）、
屋根にのぼって風で飛ばされたブルーシートを直し、
岐阜県ツアー10本分の物販や機材をまとめ宅急便にきてもらい、
メールできたＣＤの注文といっしょに送り、
古市さんとオペラの脚本のやり取りをし、
ニューアルバムの候補曲を歌って録音し、ベルリンにいるアレンジャー・ハジメくんにメールで送り、
8月の北海道ツアーのウイークリーマンションと飛行機を予約し、
明日の宇都宮ライブのセットリストを選び、
あさってのぼっちゃん＆いいぱん結婚式の打ち合わせと選曲をし、
ふたりが両親に読む手紙をオペラ形式の脚本に手直しし、
いいぱんのパンを生ハムとエシュレの発酵バターで食べながらモチベーションをあげ、
こんな夜中までふたりのウエディングボードをネアリカで貼りつづけている。
下描き、むっちゃカッコイイでしょ？「忙しい」という字は「小さく亡くなる」と書く。
忙しさは、自分を殺すことという意味だ。
しかしそれは義務ややりたくないことを仕事にしている人たちの言い分であって、
自分がやりたいことを仕事にしている人には通用しないのだ。
好きなことを仕事にしている人にとって、忙しさは楽しい。
オレは好きな「忙」しさをこういう漢字で書きたい。
「大」＋「生」
「小さく殺す」のではなく、「大きく生きる」。
キーボードでこんな漢字はでないので、だれか作って。
「最近、あたしって大生しくって」とか、
「もう、みんなが仕事をくれるから大生しいの」とか、
「ごめん、今日大生しいから、合コンはパス」とかね。
「耕せ日本」の中村文昭さんいわく、仕事には４種類あるという。
１、 ライスワーク（食べるための仕事）
２、 ライクワーク（好きだからやってる仕事）
３、 ライフワーク（一生をかけてやる仕事）
４、 ライトワーク（人に光を与える仕事）
ふつうそれぞれ別分野でみんなやっている。
それを4羽一唐揚げ（正確には『十把一絡』という）にしてやっているって奇跡である。
オレは地球上に生命が誕生した37億年、6538回生まれ変わってきたが、こんな幸せな人生は初めてだ。
オレはこの人生をこう呼んでいた。
「I am the happiestman in the world」（オレは世界でいちばん幸せな男）
しかしこう変えた。
「I am the happiestman in the human history」（オレは人類史でいちばん幸せな男）
さらにこう変えよう。
「I am the happiestman in all life history」（オレは生命の歴史でいちばん幸せな男）
ああ、ネアリカまだまだ終わってないのに、こんなブログ書いてるから、
「大生しい」のよね。
