保育園ライブ | New 天の邪鬼日記

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小説家、画家、ミュージシャンとして活躍するAKIRAの言葉が、君の人生を変える。

2月12日(火)新通(しんどおり)保育園ライブ

やったー、ひさびさのオフ日だ。
おくれていたブログを書かねば。
新潟ツアーのときはいつも新潟大学前駅の護念寺にお世話になっている。はなれにある弓道場の2階にひとりで泊めてもらっている。
ここがまた寒い。
石油ストーブにあたりながらブログを書いていると、なにか天使の羽のようなものが空中を舞っているではないか!
やばい、こわれ者とばかりつき合っているうちに幻覚までうつってしまったか?
幻覚を手にとって見ると、ほんとに羽である。
むむ、むむむ、もしかして、もしかして。
あわててダウンジャケットを脱いだ瞬間、さらに大量の羽が舞い上がった。
背中にでっかい穴が開いてるじゃーん!
背中がストーブにふれ、燃えてしまったのだ。しかたなくセロテープで穴をふさぎ、ふたたびブログを書いていると、またもや羽が舞った。
あ~あ、今度はちょっとしたのところが燃えている。
ふたたびセロテープで穴をふさぎ、ブログのつづきを書いていると、またまたまた羽が舞った。
うおーい、今度は肩が燃えているではないか。
学習能力ねえな。
中古とはいえ、ノースフェイスのフルダウンジャケットだ。新品は8万もする。それがセロテープでおおわれ、ホームレスのジャケットになってしまった。
0802ダウンジャケット

今日は誰とも話さないで嗄れたのどをやすめようと思っていたら、東京から夜行バスで大介がやってきた。
「アキラさん、ヒマですよねー?」
「この世界一多忙な貧忙人になにをおっしゃるウサギさん。オレはブログを書くという仕事が……」
「保育園の子供たちと粘土遊びをするんです」
「やるやる、やるーっ! そのように高尚な遊戯にくらべればブログなんぞ屁の河童同然」
オレのあまりにも高度な知的レベルに対等につきあえるのは子供たちしかいないのである。
保育園に入ると、子供たちがいっせいにかけよってくる。
そうか、そうか、珍獣をたっぷりながめるがよい。笑ってんじゃねーよ。おい、髪の毛ひっぱんじゃねーよ。
子供たちといっしょに遊ぶのはほんとに楽しい。オレも夢中になって粘土をこねまくった。
0802保育園粘土奥が大介とオレ

ど、どうだー、この傑作を見よ。
名づけてアキラーメン温泉! オレのとって世界2大快楽の合体だ。
>0802粘土作品


「おふたりは夕方お時間ありますか?」美しい田辺先生が聞く。
「いやあ、オレはブログを書かなければいけま……」
「よかったら子供たちの前で、大介さんがお絵かきをして、アキラさんが歌いませんか」
「やるやる、やるーっ! そのように高尚な児童に夢を与える偉業にくらべればブログなんぞカエルの顔にションベン同然」
昨日も月乃さんとのオペラが終わった後、Kaccoさんたちの「K-BOX」リハーサルを見にいったら、急遽飛び入りでKaccoさんとのコラボをやったし、今日は保育園ライブか。
0802保育園ライブ大介

大介が龍や雷魚などを書くよこで「Hello my mom!」や「Marry Christmas children」などを歌った。はじまるまえはあんなにうるさいのに、歌いはじめると子供たちは真剣に聴いてくれるのね。さすがオレと同じ知的レベルを持つ小さな哲学者たちよのう。
だから、おい、髪の毛ひっぱんじゃねーよ。
0802保育園ライブアップ