今、合宿からもどってきた。
昨日の昼から今日の夜まで、３５時間だぜ。睡眠と食事と酒以外はずっと歌っていたのでふらふらだが、のどは枯れていない。前は２時間も歌うと声がガラガラになったのに、最近は強くなったなあ。２日連チャンのライブははじめてだが、２０曲くらい余裕で歌えるね。
今回の東京ライブはパーカッショニストのヤオさんとマコちゃん夫婦が企画してくれたんだけど、ヤオさんの所属するバンド「ダチャンボ」が富士ロックフェスティバルに出演が決まった。すごい！ そんなお方がわざわざONSENSの音楽に惚れ込み、バックアップしてくれるとは、本当にありがたいことである。
ONSENSも来年には富士ロックのステージに立っているかもしれない。だめだったら「富士山ろく」に立とう。
音泉スタジオはさらに機能を充実させている。
新しい録音器材や楽器がふえたのか？
いや、タケちゃんが生ビールサーバーをもらってきたのだあ！
家庭用のちっこいのではなく、レストランとかにある本格的なサーバーである。
すごい満月だ。
夜中すぎまで練習したあと、野郎３人で生ビールを飲みながら生理の話で盛りあがった。
男にも生理があるって知ってた？
男の体も７０％は水分なので、月の引力の影響を受ける。体内時計が満ち引きをくりかえすのは当然だ。
生理時には下腹部の鈍痛とともに尿道から本人の意思と関係なく透明な精液があふれ出し、下着を汚す。
リュウは花王が出している男性用生理用品「スノーマンズ・キャップ」を愛用している。ニット帽を小型にしたようなキャップを性器にかぶせ、キャップが落ちないように睾丸の根本にゆるいゴムを装着するタイプだ。
おしゃれなタケちゃんはCKデザインの「ギャッツビー」というアメリカ製である。ダークグレーのキャップの先端が排尿時に開閉できるようになっている。ヒモはなく、キャップの根本が幅３センチほどの黒いゴムバンドでできているのがカッコイイ。
既製品の嫌いなオレはゴルフクラブにかぶせるコットンセーター素材のキャップを愛用している。根本をヒモで縛るタイプなので、その日の太さによって微調整できるし、かわいいボンボンが決め手だ。
んなわけないじゃーん！
ねえよ、ねえよ、ねえよ。
花王さんも男性用生理用品なんかだしてねえよ。カルバン・クラインも「ギャッツビー」なんかしらねえよ。かわいいボンボンなんかさげてねえよ。
ここからは「男の生理」の真面目な話である。
ランディさんと「からだのひみつ （新潮文庫）」という共著を出している寺門琢己氏（野口整体のイケメン）によると、「どんな人も誕生した時から呼吸をし、心臓の鼓動で血液を循環させて骨盤周期によってつくられる高潮と低潮に乗って揺れながら生きている」そうだ。
骨盤は夜開き、眠りやすい状態をつくる。朝に近づくにつれ骨盤は閉まり、膀胱を圧縮して排尿を促す。朝立ちの原因も尿意によって男性器が刺激を受けるからだ。骨盤が閉まると尻尾の名残である仙骨が外側に張りだし、眠りにくくなることで起床させるという。
これは一日（体内時計では２４時間５０分周期といわれている）の骨盤周期だが、１ヵ月（体内時計では２８日周期といわれている）では約２週間ずつの「高潮期」と「低潮期」に分けられる。骨盤の閉まる高潮期と骨盤の開く低潮期は男女ともにあり、感情や活動に影響を与える。
男には生理周期ならぬ「睾丸周期」というものがこれに重なる。
精子をバリバリ生産するイケイケの高潮期。
精子の生産がピークを過ぎ、工場が休みにはいるのが低潮期だ。
高潮期は女性の「排卵期」にあたる。自分や異性に肯定的になり、性欲が昂進し、態度も落ちつかなくなる。
低潮期は、女性の排卵後から生理直前にあたる。自分や異性に否定的になり、性欲が減退し、体がだるくなる。逆に勉強や仕事に集中しやすくなったり、異性の話をじっくりきいてあげたりするのにいいそうだ。女性のＰＭＳ（月経前症候群）のように鬱ぎみになったり、自殺願望がもちあがったりすることもある。
男性ホルモンは９，５日ごとに低下するというイギリスの科学者による報告もあるし、現役時代の長島は４２日周期でスランプがきたという。
しかし数字のはっきり出るスポーツ選手でもないわれわれは、どうやってこの周期を見極めればいいのだろう？
高潮期 は睾丸を握ったとき重く感じるとか、眼圧が上がるのでまぶたを押さえたとき飛びだしている感じがするらしい。
「立った状態で片足ずつ膝を上げ、右足なら左胸、左足なら右胸に引き寄せる。楽に胸に付くようなら高潮期」と書いてあったのでやってみた。
つかねー。ってことは低潮期か。ううむ、体の固い人は一生低潮期なのか？
実際目に見える形で生理のない男には、自分が今高潮期なのか低潮期なのかはっきりわからない。ただ言われてみれば、感情的にアゲアゲのときとオチオチのときはある。男も年中発情しているわけではないのだ。
男を落とすにはこの周期を見極めることが大切である。しかしいきなり睾丸を握ったり、後から目隠しして「だあーれだ？」なんて眼圧を調べるのも危険だろう、つーか逃げ出す。
本人だって気づいてないのだからじっと観察するしかない。
なんとなく男がいつもより自分や物事に無関心だったら低潮期。こんなときに攻めると逆効果である。
なんかそわそわしていたり、いろんなことに興味津々だったり、意味もなくはしゃいだり、つまんないジョークに受けすぎたり、ギラギラフェロモン出まくりーみたいな状態は高潮期である。このタイミングをつけば、赤子の手をひねるがごとく（この慣用句って幼児虐待じゃん）落城するだろう。
余談だが、なぜ男はエッチするとき黙るのか？
男の大脳は、セックスのとき左脳が休む構造になっているんだって。左脳は論理や言語を司っているから性的に興奮すると極端にボキャブラリーが減る。女は構造的に大脳のつながりがいいので感情表現が豊かになる。
オレの名言。
「セックスのとき、男は獣になり、女は詩人になる」
花王の男性生理用品を愛用しているリュウの名言。
「男の生理用品はエロ本である」
※最新NEWS ONSENS東京ライブ
★６月３日（金）青山COZMO'Sカフェ 開場17:00～ 開演20:00～
（ＪＲ渋谷駅東口より徒歩１０分。地図。電話03-3407-5166 渋谷区渋谷1-6-3）
チケット2000円（１ドリンク付）限定１２０名のメール予約制です。早めに予約してください。
★メールには、お名前、電話番号、人数、を明記ください。（受付 MACCOSA）
★６月４日（土）江古田倶楽部 開場20:00～ 開演20:30～
（西武池袋線 江古田駅南口より徒歩３分。地図。 電話03-3994-2005 練馬区栄町4-8福一ビル２F）
こちらの予約は満員になりました。予約なしで当日きてもはいれませんのでご了承ください。