『Grand Order3』の感想from映画生活 | アキラの映画感想日記

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映画を通した社会批判

2022-03-01の投稿

Fate/Grand Order

-終局特異点 冠位時間神殿ソロモン-

 

 

永遠なんて欲しくはない

 

前作まではタイムスリップした先の古代を舞台にしたエピソードだった訳だが、そこから3作目で現代に戻って一気に完結エピソード。ソロモン王なる宿敵を倒す為に様々な時間軸から英霊たちが集結。余命短いヒロインと共に永遠を手に入れた王と対峙する。そこで限りある命の価値を提示するってな方向性の内容。前作までの流れからアーサー王関連の英霊たちが登場すると思って見ていたらアレキサンダー坊やとかゲームコンテンツを知らない私からすれば「誰コイツ?」ってなキャラが次々に登場して活躍。多分ゲーマーの人は感無量なのでしょう。ゲーマーから見れば私の見解はウクライナ事情を知らずに米メディアに踊らされる民度の低い日本大衆みたいなもの。

 

それなりに世界の報道をチェックしていればクリミア併合時点でドネツクに北上するであろう事は分かっていたし旧ソビエトの事情を知ってる周辺国が黙認するのは当然。想定外だったのは人気芸人ゼレンスキーによるポピュリズム政権がNATO加盟に舵を切った事。政治的にロシアのみならず欧州のどの国も望んでいない軋轢を生みます。この期にバイデンは先手を打ってロシアを批判し票を稼ごうとメディアを煽りまくったが、そこはプーチンの方が一枚上手でした。ドネツク併合という拳の降り下し所を確保した上で、あえて注目が集まったタイミングで大袈裟に空軍基地を一気に叩く。これにより西側への恫喝とドネツク併合とポピュリズム政権挿げ替えを一気にやって金の値上がりで大儲けという一石四鳥の軍事侵攻。政権の危機にゼレンスキーは義勇軍が組織させ子供に銃を持たせポピュリズム政党ならではのプロパガンダ戦略に出るが、テメーの権力惜しさがミエミエ。これに騙されるのはミーハーお花畑クソジャップのような土人だけです。ウクライナには武器でなく難民ビザを送りましょう。このように国内メディアという大本営発表だけ見ていると世界の動きの文脈を知らずに見当外れな視野しか持てません。それと同様に実は私はゲームアニメ分野の世界に疎いまま様々なコンテンツを映画版だけ見て評価しています。それぞれのコンテンツを愛するディープなファンからすれば見当違いな解釈をしてるかもしれないが、この映画版三部作には刹那の美徳を見せられたような気がして気に入りました。