『ナイト東京デイ』の感想from映画生活 | アキラの映画感想日記

アキラの映画感想日記

映画を通した社会批判

2011-08-31の投稿

ナイト・トーキョー・デイ

 

 

痴漢プレイ

 

コイシェの新作に菊池凛子が出ると聞いて初日に

武蔵野館へ行ったが、ビデオ上映されて画質の低さガッカリ。

映画館でフィルムをかけないのは詐欺だ。

係員が最初にお詫びした通りにエンドロールの

字幕は潰れていて、全く読めなかった。

それはともかく内容からして映像美が

売りであるべき作品でこの上映環境はひどい。

フィルムでないと色の深みが出ないし

エッジの柔らかさが嫌らしくなってしまう。

こんな上映環境でやる位なら上映を中止した方が作品のため。

 

物語は謎の女性ヒットマンと標的にされたスペイン人が

恋に落ちて情事を重ねるというハードボイルドにありがちな、

よくある内容。ただ映像自体はシャレていて

冒頭から屋形船から撮った東京という

外国人から見た日本としては珍しい構図で始まります。

そして何よりもふたりが情事を重ねるラブホが

ノーマルではないって所がこの作品で最も特徴的な所ではないだろうか。

電車風の内装。多分、痴漢プレイを楽しむ為の所なのだろう。

そこで痴漢プレイをせずに普通にエッチするという感覚がまたオシャレ。