算数のどの分野でも必要なスキルについても触れます。メインは平面図形で特に必要なスキルについて紹介します。偏差値でいうと40台から50台後半を想定しています。60手前で苦しんでいる人向けです。
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①よく出る数字は覚える(量、経験がものをいいます)
数字を覚えることで数への恐怖心が減ります。知らないものは怖いのです。怖いから慎重になるのですがスピードが犠牲になります。90度は4分の1。45度は8分の1、120度は3分の1。このあたりはすぐ出てくるでしょうか。正六角形の一つの内角は120度です。正三角形2つ分です。いちいち計算して出すのか、パッと出るのかは大違いです。108度、135度くらいまで出てくるといいですね。正方形と正三角形の組み合わせの角度の問題。瞬殺できていますか。75度、15度、150度がすぐ出てくるといいですね。
算数で暗記はダメだという議論がありますが、できる子たちは暗記している意識がなく、しかも忘れないのです。あと覚えることが好きなのかもしれません。無意味に円周率暗記したりしますよね。苦手な子は自然には覚えられないのでビジュアルなどを伴って意識して暗記する。反復して使いましょう。
中心角=分数(90°=1/4 45°=1/8 120°=1/3)
1つの内角(正五角形108°正六角形120°正八角形135°)
正三角形in正方形(75° 15° 150°)
直角三角形 3:4:5 5:12:13
②基本の公式を意味を理解して覚える
平面図形の4つの公式(4年生)、円に関する4つの公式(5年生)、この辺りはほとんどの人が頭に入っていることでしょう。しかし、多角形の公式(5年生)になったとたんテストで正答率が落ちます。ここが定着できるかが平面図形の1つ目の峠です。忘れても思い出せるように五角形で公式の成り立ちを理解しておきましょう。
多角形の公式
内角の和=180×(□-2)
1つの内角=180-360÷□
対角線の本数=(□-3)×□÷2
③角度は二等辺三角形とスリッパ(内角と外角の関係)、どきどき錯角
角度の問題はやたらめったらと角度を書き込むのではなく、ゴールを見据えて計画的に解いていきましょう。セオリーは二等辺三角形を見つけることです。スリッパを使って角度を求めることも多いです。この2つがほとんどです。難しいなと思う問題では隠れている正三角形のこともあります。折り返しの問題のときは錯角(Z)を利用します。話はそれますが、折り紙は平面図形の勉強に役に立ちます。3年生や4年生の皆さんは折り紙も勉強に取り入れてみましょう。手裏剣がおすすめです。
④三角定規と仲良くなる
4、5年生の公開模試の平面図形で正答率が低いのがこの三角定規にまつわる問題です。
特に30°60°90°の三角定規が正三角形の半分というのは毎月のように出ます。30°を見つけたら2:1(正三角形の半分)を疑いましょう。
150°の二等辺三角形には30°60°90°の三角定規が隠れています。5年生、6年生ともに夏期講習のテキストに載っています。よく復習しておきましょう。
⑤自分で図を書く
解ける問題の量は減りますが印象には残ります。苦手な人こそテキストの図にぐちゃぐちゃに書き込まず自分で図を書いてみましょう。だんだん図を書くのがうまくなっていきます。科目は変わりますが電流の回路図や、てこや滑車も苦手な人は図を書くことをおすすめします。
6年生にはコクヨのスマートキャンパスノートをおすすめしています。また、図を書くときは個人的意見ですが定規を使うことをおすすめします。その方が早くかけるからです。おすすめ定規は「ミドリ 定規 マルチ定規 30cm」です。
★おすすめ算数アプリ
3〜9歳までの子供向けの算数アプリ「トド算数」をおすすめします。
感想などあれば教えてください。
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お盆の期間だけでもどうでしょうか。
コード:todo10
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