以前、５、６年生向けの夏休みのスケジュールについての記事を投稿したところ次のようなリクエストをいただきました。
「はじめまして、４年生の母です。勉強になりました。ありがとうございます。もし可能であれば、４年生の夏休みの過ごし方も教えていただければ、助かります。」
実は、ちょうどタイムリーに私の教室でも4年生の生徒にアドバイスしたところでした。そのときの内容をアップしておきます。
一言で言うと「夏期テキストをしっかり仕上げることをテーマに臨みましょう」ということになります。
★昨年作成の動画ですがぜひご覧ください！
この記事を最後までご覧いただくと、４年生の皆さんも夏休みを有意義に過ごし、夏休み明けに成績を一段とアップすることができます。ライバルに差をつけたい方はどうか最後までお読みください。
①「夏期テキスト」を使っての科目別アドバイス
国語
20個×6＝120個 漢字があります。１度に覚えようとするとたいへんですから少しずつはじめましょう。
読書をしましょう。読書の習慣があるかないかで人生は大きく変わってきます。
早いうちに読書の習慣はつけるべきです。
小学生に読んでほしい本はたくさんありますが、4年生でしたら物語がおすすめです。
リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ
あと少し、もう少し
クラスメイツ（2冊セット）
きみの友だち
算数
計算、毎日3問×42日分、特別問題（一行題） 毎日2問×42日分
算数が苦手な子であればこれら、計算と一行題をしっかりできるようになると偏差値がグンと伸びます。
テキストの復習をする。毎回1コマで4ページ授業があります。標準コースの場合、算数が苦手な人は例題と練習問題の解き直しをしましょう。（時間次第でできなかった問題のみ）、自信がある人は練成問題に挑戦してみましょう。
発展コースの場合は□1～□9番まであります。量が多いですから、授業中できなかった問題を中心に復習しておきましょう。
社会
作業ノートをやりましょう。余力があればコピーして反復してください。
1回～３回と６回の暗記物をしっかりやっておきましょう。都道府県名は漢字で書けるようにしておきましょう。
地理を好きななるためのマンガとしてこちらをすすめています。
理科
作業ノートを反復してやってみましょう。
それ以外だとせっかくの夏休みです。何か育ててみてはどうでしょうか。私は今年はヒマワリを植えています。まだ咲いてはいませんが。。また、メダカも飼っています。こちらは赤ちゃんを産みました。ホームセンターなどで興味が持てたものを育ててみてください。
社会同様、テレビも勉強になります。おすすめは日曜日19時半からはじまる「ダーウィンが来た」です。このまま大河ドラマを見るのが私のいつものコースです。
理科（物理・化学）を好きになるためのマンガはこちらをすすめています。
②前期のテスト直し
苦手科目の前期の育成テストの直しをしてみましょう。テスト直しは最も効率よく弱点をつぶすことができます。私のところに相談にきた4年生の子は理科が苦手だったので理科の育成テストでよくなかった回を見直しするように話をしました。このときも全問直しをするのではなく、正答率30%以上（Mクラスの場合、Aクラスの場合は50%くらいでいいでしょう）の直しをしましょう。
同じように夏期特別テストの直しもしっかりやりましょう。
③進捗チェックはTO DOリストで
こちらは5、6年生向けの記事と同じです。成果を目に見える形に残すことが大切です。
4年生ですから親御さんが積極的に手伝ってあげてください。スタンプやシールは4年生の方がより相性がいいでしょう。
スケジュール表は、TO DOリスト形式のものを見本でつけておきます。（小さなノートでも代用できるでしょう。）
Excelバージョンはリンクからダウンロードしていただけます。
https://drive.google.com/file/d/1aFbcVP2yweoVhrvK3LhHVrjkF-XILroS/view?usp=sharing
前の日の夜に、明日の日付とやるべきことを箇条書きにしておきます。
やるべき回数、ページなども具体的に書いておいた方があとから見返した時によくわかります。
このときのポイントはよくばらないことです。
私の教室でも子ども達が思い思いのTO DOリストを持って、朝から自習室で勉強しています。
Excelで作ったTo Doリストや小ノートに書いたものに消し込みやスタンプを押して効率よく勉強しています。
毎日夜に「やるべきことが終わった！」という充実感を持つことが大切です。
これはいわばノルマ制です。
早く終わったら遊んでもよい。というように自分にご褒美をあげるのもいいと思います。
そうすると勉強もはかどることでしょう。家庭学習のちょうどよい量を夏休みの前半で体得してください。
夏休みが終わったときに、これだけやれたんだ！という充実感は、何ものにもかえがたい自信となります。
★まとめ
①「夏期テキスト」を使っての科目別アドバイス
国語
20個×6＝120個 漢字
読書の習慣をつける
「リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ」
「あと少し、もう少し」「クラスメイツ」「きみの友だち」
算数
計算と一行題・テキストの復習をする
社会
作業ノート・都道府県名は漢字・歴史マンガ
理科
作業ノート・ダーウィンが来た
②前期のテスト直し
最も効率よく弱点をつぶすことができる
正答率30%以上の直しをする
③進捗チェックはTO DOリストで
やるべきことを箇条書き
充実感を持つことが大切
早く終わったら遊んでもよい
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
また、いつも「いいね」と「コメント」ありがとうございます。
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