神社仏閣巡り…高輪 願生寺 | ふぅの想いのまま…心赴くまま…

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2024年4月23日


この日は品川区と港区の境目にある高輪と三田の浄土宗寺院を数ヵ所巡って来ました


高輪ゲートウェイ駅から泉岳寺駅方面に出て、まずは願生寺へ〜





願生寺の山門




港区有形文化財の案内板




手水舎



かつては湧水が出ていたそうですが、高度成長期に色々な建物が建設され、水源が断たれてしまった様です




本堂  昭和41年(1966年)再建のもの
浄土宗寺院の願生寺は槃舟山 易往院 願生寺と号します

慶長7年(1602年)証蓮社誠誉上人により開山
証蓮社誠誉上人は、安芸国出身で当寺本尊となる阿弥陀如来を担いで安芸国から江戸まで来たと言われています

御本尊  阿弥陀如来



本堂扁額




地蔵堂
江戸時代には、江戸南方四十八所地蔵尊参の21番札所でした






おん かかか びさんまえい そわか…🙏



何故か地蔵堂の前には向かい合う2匹の羊…
20世紀頃に檀家さんが寄進したもので、どうやら海の向こうから連れて帰ってきたらしい…😱
満州方面の工芸品と伝わります




鐘楼堂
昭和16年(1941年)金属回収令により梵鐘を供出しましたが、戦後に葛飾区の正福寺に有ることが分かり、昭和51年(1976年)無事に返還されました




牛供養塔
この供養塔は、荷車を引く牛🐂を供養する為に運搬業者(牛屋)が建てたそうです
昭和の中期まで運搬用の牛🐂を飼う業者が付近にいたと言います

南無阿弥陀佛は祐天上人の筆を彫ったもの



六角形の六地蔵と二千七百六十人之霊供養塔
この供養塔にも祐天上人の筆の南無阿弥陀佛が彫られています





境内は広くないけど、小さくて可愛らしいお花🌸🌺が沢山植えられています







願生寺の御朱印


今回は南無阿弥陀佛とお地蔵様の御朱印を拝受しましたが、他にも季節により数種の御朱印が有ります

御朱印の拝受は日にちや時間が決まっていますので公式サイトを確認された方が良いです



南無阿弥陀佛の御朱印には葵の御紋…

徳川家との関わりを🔍しましたが分かりませんでした


しかし、江戸城🏯や増上寺安国殿の造営の為に京都から牛屋を幕府が呼び寄せこの界隈に住まわせたという資料を見つけました


重量のある資材を運び出すのに牛飼い🐂が必要だったのでしょう…

その関係で葵の御紋が有るのかしらん🤔