いつも見ていた四ッ谷駅そばの丸い建物。
上智大学の建物かと思っていたのですが、教会だったんですな。
教会ホームページより
他の方のブログで、ここでゴルトベルク変奏曲のオルガン演奏があると知り、教会見学を兼ねて行ってみることに。
教会って誰でも入れるとは言え、浅草寺みたいな観光地ではないから、こういう機会に。
開始時間に少し遅れそうだったので、走ってすぐ近くまで来たのですが、大通り側に入口があるだろうと思い込んでいて何処?何処?と焦り、近くにいた大学生に聞いてみたのですが、他大学だから分からないとポカンとされた。
ああ、東京では周りの人に道を聞いてはいけないんだった。
みんな周囲の土地のことなどあまり知らないんだから、聞いてもだいたい微妙な感じになるだけ。
予め調べておけば良かった………
で、横道側にある入口を見つけ慌てて聖堂内に入ると既に始まっていて、みんな聖歌を歌っている
広い主聖堂の座席はほぼ埋まっていて、座る場所を探し、聖書の朗読が終わるタイミングで席に着く。
司祭のお話が終わるとそのままオルガン演奏が始まる
オルガンの音って一つ一つはとても単調だけど、西洋音楽らしく音が連なるほどにメッセージが出て来るなー。
32曲あるゴルトベルク変奏曲の一曲一曲それぞれに漢字1文字のタイトルを付け、ディスプレイに表示していた。
「愛」とか「悦」とか。「若」もあったな。
教会でオルガン演奏を聴いたからってすぐに心が洗われるわけではなく、いろんなことを考えてしまいますが………
チョイチョイ寝てる人もいるのは普通のクラシックコンサートと変わらない。
半分終わったところで、いったんまた起立して聖歌を歌い、後半へ。
だんだんと迫力が増してくる。
パイプオルガンの音が聖堂内によく響くなぁ。
教会って素晴らしい音楽ホールです。
最後にまた聖歌を歌う。
国際色豊かに8ヶ国語も歌う。
終了後はチケットの代わりに少しばかりの献金をして教会を後にする
また良い演奏機会があったら