新国立劇場の演劇『デカローグ』〜愛と人生の十篇の物語〜7&8 | ダンス徒然草 〜千葉・社交ダンス教室のあれこれ〜

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いよいよ後半です。

新国立劇場の演劇
『デカローグ』
〜愛と人生の十篇の物語〜


今回はプログラムD

『デカローグ7』『デカローグ8』



そんなわけで新国立劇場へ。


小劇場は8割の入りか。

私はまたバルコニー席。



デカローグ7
「ある告白に関する物語」

国語教師と女子高生の娘の間に生まれた子供を密かに自分の子供として育ててきた母親の真実。
両親と同居している22歳のマイカは、最終学期中に大学を退学。彼女は6歳の妹アニャを連れてカナダに逃れたいと考えていた。実はアニャはマイカが16歳の時に生んだ子供で父親はマイカが通っていた学校の国語教師ヴォイテクであった。その学校の校長であったマイカの母エヴァは、その事実が醜聞になることを恐れ、アニャを自分の娘としていたのだった......。

吉田美月喜、章平、津田真澄、大滝 寛、田中穂先、堀元宗一朗、笹野美由紀、伊海実紗、亀田佳明、安田世理
[演出:上村聡史]

母娘の難しい関係はどこの国でもあるあるか。
ザ・ノンフィクションみたい。
よく分からなかったけど、子供の出生に関して2代続けて問題を抱えていたのかな。
私には縁遠い話でピンと来ないけど、芝居自体は緊迫感に満ちて面白かった。



デカローグ8
「ある過去に関する物語」

倫理学を教える大学教授とその聴講生。聴講生の質問は教授の隠された過去を暴いていく。
スポーツ好きの女性大学教授ゾフィアは、隣人の切手コレクターと親しくしている。ある日、勤務先の大学に、ある日ゾフィアの著作の英訳者である女性大学教員エルジュビェタが来訪する。ゾフィアの倫理学講義を聴講した彼女は、議論する為の倫理的問題提起の題材として第二次大戦中にユダヤ人の少女に起こった実話を語り始めるが、その内容は二人の過去に言及したものであった......。

高田聖子、岡本 玲、大滝 寛、田中穂先、章平、堀元宗一朗、笹野美由紀、伊海実紗、亀田佳明
[演出:上村聡史]

エルジュビェタ(岡本玲)の美しさに目を奪われてしまいますが、内容は重い。
愛と人生というより、戦争と罪の物語だな。
高田聖子の面白さは出ないお芝居。



そんなわけで、残すは2話。


長い………