METライブビューイング『蝶々夫人』 | ダンス徒然草 〜千葉・社交ダンス教室のあれこれ〜

ダンス徒然草 〜千葉・社交ダンス教室のあれこれ〜

千葉駅徒歩8分。千葉中央駅前
社交ダンス教室
WAKA - Dance Passion
ホームページ
https://ameblo.jp/waka-dancepassion2011




また映画館に蝶々さんを観に行きました。

METライブビューイング

『蝶々夫人』です〜


こないだの英国ロイヤルオペラハウス シネマシーズンでアスミク・グリゴリアンの蝶々さんを観たばかりですが、こちらもアスミク・グリゴリアン。


まあ、『蝶々夫人』の音楽好きなので。



そんなわけで東銀座は東劇へ


この日は上映前に解説がありましたが、ビールを飲んでから行ったのでほとんど寝てました。




そして開演




幕間でテテルマンが言ってましたが………


登場人物たちは漆の箱の中の人形たちらしい。

漆の?箱はよく登場してたし、中に先祖の人形も入ってましたが。


人形浄瑠璃やりたいのか。


チョイチョイ文楽の人形遣いをやっていましたが、カシラを遣う人が逆側で気持ち悪い。


蝶々さんの子ども、怪物というか、ホラーというか、とにかく怖い。


たくさん吊り下げられていたのは花びら?螺鈿?

そんなに牡丹にこだわられても………

障子を上手く使ったシンプルな舞台ですがね。


やはり日本人が観ると美術がヘン。


ゴローは神主だし、ヤマドリはバカ殿。


ヘン過ぎて集中しづらい。



でも、アスミク・グリゴリアンは素晴らしい


信じられないほどの安定感。

そして後半になるにしたがって生き生きしてくる演技。

両親もMETで歌っていたとは知らなかった。


ピンカートン役

ジョナサン・テテルマンは若々しく元気いっぱい


シャープレス役

ルーカス・ミーチェムはまあまあハマってる


スズキ役

エリザベス・ドゥショングは、歌は素晴らしいけど、デラックスマツコにしか見えない



ラストシーンの蝶々さんは美しかった。


血の羽の蝶のような、日本画の川のような。




全体的に歌手陣の歌唱は良かったけど、とにかく美術がヘンだったなぁ。


美しいところも多かったけど、ヘンな方が目立った。


日本人の衣装さん使えばいいのに。


良ければもう一回と思っていたけど、無いな





指揮:シャン・ジャン
演出:アンソニー・ミンゲラ

アスミック・グリゴリアン(蝶々さん)
ジョナサン・テテルマン(ピンカートン)
ルーカス・ミーチェム(シャープレス)
エリザベス・ドゥショング(スズキ)