英国ロイヤル・オペラ・ハウス
シネマシーズン
『蝶々夫人』です〜
「サロメ」で有名なグリゴリアンですが、今度は「蝶々夫人」だと。
楽しみしかない。
そんなわけで初めて英国ロイヤルオペラハウスのシネマシーズンを観にTOHOシネマズ日本橋です。
いつも東劇にMETライブビューイングを観に行くと中高年ばかりですが、この日は若い女性が多い。
なんで?
で、開演
なんとなくMETライブビューイングと比べてしまう。
インタビューがもう一つ面白くないし、音響もあっちの方がいいんじゃ。
舞台セット含めて演出はとにかくシンプル。
日本らしさを研究したのか、障子や桜など美しかったり奥ゆかしかったりするけど、やっぱりインパクト弱くて、コテコテの二期会の方が好きだな。
スズキ役のホンニ・ウー
美人で若くて歌も良い。
この人が蝶々さんでもイケるんじゃ。
ピンカートン役のジョシュア・ゲレーロ
見た目は軽薄そうなイメージにピッタリだ。
良い声してるなー。
歌は音程合ってる?というくらい全力投球。
カーテンコールではけっこうなブーイングを浴びてましたな。
アメリカやイギリスでは、ピンカートンにはブーイングというものらしい。
シャープレス役のラウリ・ヴァサール
若過ぎてイメージに合わないなー。
分別ある大人のハズがオドオドした気の弱い人になってる。
期待の“ヤンキーは世界の何処へ行っても”はエラいゆっくりだ。
そして蝶々さん役の
アスミク・グリゴリアン登場❗️
素晴らしい‼️
映画館で映像観てるに過ぎないのに何度も震えた‼️
高音もみんな不安なく出てくるなぁ。
とにかく無理がないなぁ。
落ち着いた歌声に落ち着いた佇まい。
15才には見えないけど美しい25才に見える。
最初から最後までアスミク・グリゴリアンの為の舞台でした。
METライブビューイング『蝶々夫人』もグリゴリアンですが、観に行きますよ