私的に期待のオペラに行ってきました。
何が期待かというと
森麻季サマが全幕オペラ出演でパミーナ‼️
さらに森野美咲さんがパパゲーナ❗️
『魔笛』は好きではないけど、外人歌手もいるし、張り切って良い席取っちゃいました。
Bunkamura35周年記念公演
ORCHARD PRODUCE 2024
鈴木優人&バッハ・コレギウム・ジャパンx千住博
モーツァルト:オペラ
《魔笛》です〜
ここは1000席程度の中規模ホール。
私は最前列。
オーケストラピットを挟んだすぐ近くで堪能して来ました。
舞台は階段と幾重ものカーテン状の紗幕があり、映像を映した今どきシンプルなもの。
夜の女王の国では森の木々が風に揺れる。
ザラストロの国はデジタルで、IT企業かマトリックスのよう。
対称性を一生懸命に表現している。
衣装はタミーノ以外、スーツやドレスなど現代的。
美術が千住博という割に今ひとつ普通な演出ですが、遊び心はチョイチョイあった。
肝心の歌手陣
タミーノ役の
イルカー・アルカユーレック
やや鼻にかかったような、穏やかで上品な声。
しかしながら、だんだんと存在感が無くなっていく。
パパゲーノ役は
大西宇宙
カラフルな衣装にウーバーならぬズーバー?を背負って大活躍。
やはり『魔笛』はパパゲーノが盛り上げないと。
演技は頑張っているし、口笛も上手いし、芸達者。
夜の女王役は
モルガーヌ・ヘイズ
素晴らしい❗️
見せ場しかない夜の女王ですが、技術は完璧じゃないですか?
「夜の女王のアリア」、耳につくほどハッキリと歌い切ってくれました。
素晴らしい‼️
パミーナ役は我らが
森麻季サマ
いつもコンサートで見ていますが、オペラでも歌い方全然変わらないし、声量もじゅうぶんだし、とにかく安心。
私には若い娘に見えますよ。
ダンスも可愛く頑張ってました。
パパゲーナ役は
森野美咲さん
こないだのバロックと打って変わって超元気。
パパゲーナは出番が短いので、歌唱を楽しむ暇が無い。
ザラストロは前半は良い低音だったし、3人の侍女は良かったし、全体的に良かったなー。
観客は妙に大人しく「今日は声出し禁止?」と思っちゃうくらい上演中はほとんど掛け声がかからず。
終演後はロビーでレセプションが用意されていたし、いつもとは毛色が違うのか。
私はカーテンコールで、モルガーヌ・ヘイズ、大西宇宙、森麻季サマ、に「ブラヴォー‼️」
まあまあでした
タミーノ:イルカー・アルカユーレック
パミーナ:森麻季
ザラストロ:平野和
夜の女王:モルガーヌ・ヘイズ
パパゲーノ:大西宇宙
パパゲーナ:森野美咲
モノスタートス:新堂由暁
侍女I・合唱:松井亜希
侍女II:小泉詠子
侍女III:坂上賀奈子
童子I・合唱:望月万里亜
童子II・合唱:金持亜実
童子III・合唱:高橋幸恵
弁者・合唱:渡辺祐介
僧侶II・武士I・合唱:谷口洋介
僧侶I・武士II・合唱:山本悠尋
ダンサー:渡辺レイ、山本帆介
奴隷・合唱:金沢青児、鏡貴之、大井哲也
合唱:小巻風香、田村由貴絵
カバー:高橋維、鈴木准
指揮:鈴木優人
管弦楽・合唱:バッハ・コレギウム・ジャパン
演出:飯塚励生
美術:千住博
衣裳:高橋悠介(CFCL クリエイティブディレクター)
映像:ムーチョ村松
振付:渡辺レイ
舞台監督:幸泉浩司(アートクリエイション)