オペラ『魔笛』(森麻季パミーナ) | ダンス徒然草 〜千葉・社交ダンス教室のあれこれ〜

ダンス徒然草 〜千葉・社交ダンス教室のあれこれ〜

千葉駅徒歩8分。千葉中央駅前
社交ダンス教室
WAKA - Dance Passion
ホームページ
https://ameblo.jp/waka-dancepassion2011




私的に期待のオペラに行ってきました。


何が期待かというと
森麻季サマが全幕オペラ出演でパミーナ‼️
さらに森野美咲さんがパパゲーナ❗️

『魔笛』は好きではないけど、外人歌手もいるし、張り切って良い席取っちゃいました。


Bunkamura35周年記念公演

ORCHARD PRODUCE 2024

鈴木優人&バッハ・コレギウム・ジャパンx千住博

モーツァルト:オペラ

《魔笛》です〜



そんなわけで遥か都立大学駅から歩いて辿り着きました

初めてのめぐろパーシモンホール


ここは1000席程度の中規模ホール。

私は最前列

オーケストラピットを挟んだすぐ近くで堪能して来ました。



舞台は階段と幾重ものカーテン状の紗幕があり、映像を映した今どきシンプルなもの。


夜の女王の国では森の木々が風に揺れる。

ザラストロの国はデジタルで、IT企業かマトリックスのよう。

対称性を一生懸命に表現している。


衣装はタミーノ以外、スーツやドレスなど現代的。


美術が千住博という割に今ひとつ普通な演出ですが、遊び心はチョイチョイあった。




肝心の歌手陣


タミーノ役の

イルカー・アルカユーレック

やや鼻にかかったような、穏やかで上品な声。

しかしながら、だんだんと存在感が無くなっていく。


パパゲーノ役は

大西宇宙

カラフルな衣装にウーバーならぬズーバー?を背負って大活躍。
やはり『魔笛』はパパゲーノが盛り上げないと。
演技は頑張っているし、口笛も上手いし、芸達者。

夜の女王役は

モルガーヌ・ヘイズ

素晴らしい❗️

見せ場しかない夜の女王ですが、技術は完璧じゃないですか?

「夜の女王のアリア」、耳につくほどハッキリと歌い切ってくれました。

素晴らしい‼️


パミーナ役は我らが

森麻季サマ

いつもコンサートで見ていますが、オペラでも歌い方全然変わらないし、声量もじゅうぶんだし、とにかく安心。

私には若い娘に見えますよ。

ダンスも可愛く頑張ってました。


パパゲーナ役は

森野美咲さん

こないだのバロックと打って変わって超元気。

パパゲーナは出番が短いので、歌唱を楽しむ暇が無い。



ザラストロは前半は良い低音だったし、3人の侍女は良かったし、全体的に良かったなー。



観客は妙に大人しく「今日は声出し禁止?」と思っちゃうくらい上演中はほとんど掛け声がかからず。


終演後はロビーでレセプションが用意されていたし、いつもとは毛色が違うのか。



私はカーテンコールで、モルガーヌ・ヘイズ、大西宇宙、森麻季サマ、に「ブラヴォー‼️


まあまあでした







タミーノ:イルカー・アルカユーレック
パミーナ:森麻季
ザラストロ:平野和
夜の女王:モルガーヌ・ヘイズ
パパゲーノ:大西宇宙
パパゲーナ:森野美咲
モノスタートス:新堂由暁
侍女I・合唱:松井亜希
侍女II:小泉詠子
侍女III:坂上賀奈子
童子I・合唱:望月万里亜
童子II・合唱:金持亜実
童子III・合唱:高橋幸恵
弁者・合唱:渡辺祐介
僧侶II・武士I・合唱:谷口洋介
僧侶I・武士II・合唱:山本悠尋
ダンサー:渡辺レイ、山本帆介
奴隷・合唱:金沢青児、鏡貴之、大井哲也
合唱:小巻風香、田村由貴絵
カバー:高橋維、鈴木准

指揮:鈴木優人
管弦楽・合唱:バッハ・コレギウム・ジャパン

演出:飯塚励生
美術:千住博
衣裳:高橋悠介(CFCL クリエイティブディレクター)
映像:ムーチョ村松
振付:渡辺レイ
舞台監督:幸泉浩司(アートクリエイション)