またこの人のコンサートに行きました。
フローレスのコンサートに行くのは2019年、2022年に続いて3回目。
映像で観ていた印象が良過ぎて、生で聴きたくなっちゃう。
そんなわけで東京文化会館
私は4階席。
1階2階と5階はいっぱいだけど、3階4階は空いてるなぁ。
で、開演
スマートなフローレスが現れ、スマートに歌い始める。
前半はモーツァルトとロッシーニ、後半はヴェルディ。
ほとんどの曲は、聴いたことはあるけど覚えているほどではない。
多少は復習して行きましたが、まあだいたいは知らない歌を聴いてる感じ。
オーケストラの演奏はキビキビとしている。
にしても、相変わらず爽やかな歌声。
少し震える高い声、お得意の技巧、ここぞという時の輝かしい声、ロングトーン………
ウィリアム・テル良かったな。
観客はかなり盛り上がってました。
アンコールはやはりギターを持ち出し、まずは3曲。
2曲目が良かった。
そして「人知れぬ涙」「グラナダ」とイントロのたびに観客は「おー」
客席は総立ち。
そんなわけでフローレスの魅力満載でしたが、やはり席が遠いからか、感動まではいかなかった。
もう少しコンサートを絞って良い席にしようかな
【第一部】
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト作曲
―歌劇「皇帝ティートの慈悲」
◇序曲
◆“皇帝の主権にとって、親しい神々よ”
◆“比類この上ない玉座の唯一の果実がこれなのだ”
—歌劇「イドメネオ」
◇バレエ音楽より“シャコンヌ”第三幕
―歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
◆“わたしの恋人を慰めて”
ジョアキーノ・ロッシーニ作曲
―歌劇「イタリアのトルコ人」
◇序曲
―歌劇「ギヨーム・テル(ウィリアム・テル)」
◆“私を見捨てないでおくれ、復讐の希望よ~ “先祖代々の住処よ”~友よ、復讐に手を貸してくれ”
【第二部】
ジュゼッペ・ヴェルディ作曲
―歌劇「シチリア島の夕べの祈り」
◇序曲
—歌劇「リゴレット」
◆“あれかこれか”
―歌劇「仮面舞踏会」
◆“今頃は家に到着し、ようやく落ち着いたことだろう〜永遠に君を失えば”
◇前奏曲(第一幕)
―歌劇「二人のフォスカリ」
◆“生まれ故郷の微風よ~委員会へはやく出て真実を明かすように〜憎しみだけが、それも凄まじい憎しみだけが”
―歌劇「椿姫」
◇前奏曲 第1幕
―歌劇「アッティラ」
◆“おお、苦しみよ!私は生きてきた”
―歌劇「ルイザ・ミラー」
◆“ああ!自分の目を信じるにいることができたら!〜穏やかな夜には〜用意されているのが祭壇であろうと墓であろうと
アンコール
◆CHABUCA GRANDA "JOSE ANTONIO"
◆CARLOS GRADEL "EL DIA QUE ME QUIERAS"
◆TOMAS MENDEZ "CUCURRUCUCU PALOMA"
◆ガエターノ・ドニゼッティ作曲 歌劇『愛の妙薬』 "人知れぬ涙"
◆アグスティン・ララ作曲 "グラナダ"