アトレ会員になって以来、新国立劇場のオペラもバレエもよく行くようになりましたが、最近は演劇も行くようになってきた。
安くて質が高いから。
そんなわけで
『東京ローズ』です〜
内容は全く知らないけど、ミュージカルだというのでチケットを取って行きました小劇場
会場は満員だな。
【台本・作詞】メリヒー・ユーン/カーラ・ボルドウィン
【作曲】ウィリアム・パトリック・ハリソン
【キャスト】
飯野めぐみ
シルビア・グラブ
鈴木瑛美子
原田真絢
森 加織
山本咲希
知らなかったのですが、「東京ローズ」というのは実話で、戦時中の日本のプロパガンダ放送の女性アナウンサーたちの愛称だと
「東京ローズ」の1人、日系二世アメリカ人のアイバ・戸栗・ダキノが、アメリカで国家反逆罪に問われ、闘うのがストーリーのメイン。
936人が参加したオーディションを勝ち抜いた6人の女性によるミュージカルですが
のっけからみんなで歌いまくる。
1人1人の歌唱はまあまあですが、重唱になるともっといい。
1人何役なのか、6人でさまざまな人物を演じていますが、主人公のアイバ・トグリを全員で入れ替わり演じるという斬新さ。
まあ、「東京ローズ」は女性アナウンサーたちの愛称だし、一つの象徴ですか。
戦争はそれぞれに言い分があるし、社会の様々な圧力にさらされる中、前向きに闘い続けるアイバ・トグリが気持ち良い。
終盤はウルっと来た。
けっこう面白かったな。
下北沢の演劇も良いけど、新国立劇場の演劇にハズレなし