何事にも初めてというものがある。
初めてオペラを観に行った新国立劇場
初めて寄席を観に行った鈴本演芸場
初めて文楽を観に行った国立劇場
初めての歌舞伎座
初めてのブルーノート東京
北アルプスから1日早く帰ってきて、日曜日が丸々空いたので、何をしようか考えた末、浪曲を聴きにいくことにしました。
そんなわけで初めての
どんなものかと浅草へ
木馬亭です〜
ここは浪曲のメッカらしい
如何にも寄席っぽい雰囲気。
131席の小さく古い演芸場は半分くらい埋まっていた
何故かアイス最中を売っていて、仲入りで買って食べるのが木馬亭名物だと
お仲入りならぬ、モナカ入り。
この日は企画公演「浪曲怪談 怖い話」。
夏だから怖い話で涼もうという主旨ですが、会場内は暑い。
で、開演
◆東家志乃ぶ「みみず医者」
初々しい。
◆富士綾那「ゆうれい奇談」
親孝行な幽霊の話。
◆港家小ゆき「くれない包丁」
こないだテレビで見た元歌手の人か。
歌は器用だなー。
◆真山隼人「ぬれ手拭い」
「待ってました!」とか掛け声がたくさんかかる。
人気あるなー。
この人、ダントツに声デカい。
芝居も迫力があるし、浪曲というより真山隼人というジャンルみたい。
ーーーーモナカ入りーーーー
◆澤雪絵「雪おんな」
後半はベテランの出番らしく、皆さん達者な語り口で安心して聴いていられるなー。
◆神田春陽 講談「江島屋騒動」
この人もこないだテレビで見たな。
やっと怖い雰囲気がしてきた。
◆東家一太郎「怪談 牡丹燈籠」
にしてもこういう公演、皆さん持ち時間があり、おそらく話を本来より短くしたり、時間切れで話を無理矢理切り上げたり、調節しながら話しているので、不完全燃焼というのが感じられる。
◆富士琴美「吉田御殿」
男の夢。
で、終了。
浪曲というジャンルを堪能しました。
掛け声も独特ですな。
この夜、真山隼人さんの独演会があるので、時間を潰してまた舞い戻る




