ようやく読み終えました。
アルベール・カミュ
『異邦人』です〜
『異邦人』というと、この曲を思い浮かべてしまいます
全然関係無いけど。
この曲、国立駅前の大学通りをイメージして作られたんですな。
急に親近感が湧いた。
で、アルベール・カミュは名前を聞いたことがあるくらい
なんとセイン・カミュの大叔父にあたるらしい。
【カミュの著作は「不条理」という概念によって特徴付けられている。カミュの言う不条理とは、明晰な理性を保ったまま世界に対峙するときに現れる不合理性のことであり、そのような不条理な運命を目をそむけず見つめ続ける態度が「反抗」と呼ばれる。そして人間性を脅かすものに対する反抗の態度が人々の間で連帯を生むとされる…】
出た、不条理。
これのずっーと軽〜い言葉が、「常識なんてクソ喰らえ」かな?
哲学には興味が無いので、サルトルだのキルケゴールだの全く読んでみようという気が起きない。
で、「異邦人」読んでみた
最初は施設に預けていた母親の死から。
ひたすら「腹が減ったので、食事することにした」みたいにそのまんま。
………なんて共感性が無いんだ。
主人公が何考えてるか全く分からない。
日本語訳の問題では無いな。
そして後半は裁判の話。
とことん世の中に合わせない主人公が追い込まれていく。
うーむ。
こんな人、社会じゃ生きていけないよな。
一番無理なのがサラリーマンか。
私は世の中のありがちな常識にまみれた人間なので、自分にとっての真理を見つけている人はまさに異邦人に見える。
カミュの他の作品を読もうという気が起きないので、次は他の作家にしよ。
次もフランス