北トピア国際音楽祭2018オペラ「ウリッセの帰還」 | ダンス徒然草 〜千葉・社交ダンス教室のあれこれ〜

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日曜日はいい天気でしたな。


こないだ抽選に漏れた宝塚歌劇「ファントム」の一般発売日でしたが、(別にぜひ観に行きたいわけじゃないけど)リベンジで挑んで、やはり一瞬でアウト。
そしてチケット転売サイトに出回って、高額で取引されている。


さて、私はいろいろ行きたいところがありましたが、昼過ぎまでゴロゴロ。

そして今年最後のオペラに出掛ける。


そんなわけで、人生18回目のオペラは、
北とぴあ国際音楽祭2018
モンテヴェルディ『ウリッセの帰還』です〜

ウリッセとは、ギリシア神話のオデュッセウスのことで、ホメロス叙事詩オデュッセイア』の主人公。
トロイ戦争でトロイの木馬」を考案し、戦争後は10年かけて帰還した、その帰還時の物語。


『ウリッセの帰還』は全く知らなかったし、出演者もほとんど知らないし、セミ・ステージ形式も初めてだし、北とぴあは無論、王子駅も初めてじゃないかな。

とても値段が安い上に、外国人のキャストが多いので、いいんじゃないかと思って

そんなわけで、王子駅でレッドブル飲んでから、すぐ近くの北とぴあへ

ちょっと都心から離れると、こういう地元に住んでる人には美味しいイベントがあるけど、情報が少なめ

休憩含めて4時間以上。な、長い………

公演の様子が展示されている

登場人物相関図。いちおうネットでストーリーと人物は覚えて来たので分かる

無料にしては立派なプログラムが配られる

客席は9割以上入ってるか。
年齢層はかなり高い。
私は最後方の安い席で、周りにも1人で観に来ている男性客が多い。

指揮者兼ヴァイオリンの寺神戸亮はバッハコレギウムジャパンのコンサートマスターでもあるというし、演出の小野寺修二もよく名前聞くし、なかなか立派な公演じゃないのか。


で、開演


舞台上に小規模なオーケストラがいて、机や椅子などの最低限の道具と質素な衣装。
でも、歌と演技はしっかりやっている。
これがセミ・ステージ形式か。
これからは、セミ・ステージ形式とか、演奏会形式とか、好き嫌いせずに行こう。

見たこと無い楽器がいくつも。

第1幕から1時間20分。
バロック音楽なので、やはり眠くなる。
その上、セリフが古臭いのであまり入って来ない。

でも、出演者の歌唱は良い。

ウリッセを演じるエミリアーノ・ゴンザレス=トロ
ミネルヴァと運命を演じるクリスティーナ・ファネッリ
メラントを演じるマチルド・エティエンヌ
など、みんな良い。

エウメーテを演じる櫻田 亮など日本人もいいけど、特にペネーロペを演じる湯川亜也子が好き。
良く声が出るなあ。


休憩後、第2幕。やはり1時間20分。


でも物語が進んで、面白くなって来た。

パフォーマーとしてダンサーが2人出演していますが、テレーマコを演じるケヴィン・スケルトンも踊ってる。ダンスも出来る珍しい歌手だ。

3人の求婚者達の重唱が良い。

クライマックスの、ウリッセが弓を射る場面は、舞台上でシルエットを使うユニークな演出。
なかなか。


疲れて来たけど、第3幕。


イーロを演じるフルヴィオ・ベッティーニがいいキャラクターで観客に受けている。


で、終了。


客席からは大きな拍手とブラボーがたくさん飛ぶ。

確かに、思ってたよりずっと良かった。


来年は『リナルド』か。
これは行きたい

他にも気になる公演が


うーむ。


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