テレビ放映 ロスタン『シラノ・ド・ベルジュラック』 | ダンス徒然草 〜千葉・社交ダンス教室のあれこれ〜

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雨ですな。

パーティーの疲れがとれぬ内に、今度の日曜日はまた千葉県の地区ダンスパーティー。

どっかに小旅行にでも行きたい……




さて、またNHKで録画した演劇を観ました。

Eテレシアターにて「シラノ・ド・ベルジュラック」です〜

全く知らない演劇ですが、吉田鋼太郎主演ということで、とりあえず。


【『シラノ・ド・ベルジュラック』(Cyrano de Bergerac)は、エドモン・ロスタン作の五幕の韻文戯曲。題名通り、17世紀フランスに実在した剣豪作家、シラノ・ド・ベルジュラックを主人公にしている】


お、出た実在の人物。


【サヴィニヤン・ド・シラノ・ド・ベルジュラックSavinien de Cyrano de Bergerac1619年3月6日 - 1655年7月28日)は、フランス剣術家、作家、哲学者、理学者。

1897年上演されたエドモン・ロスタン戯曲シラノ・ド・ベルジュラック」により名を知られた。作品の中では、容貌(大きな鼻)に悩みながら、一人の女性を胸中で恋い慕い続け生涯を終えていく、騎士道精神や正義感の強い男として描かれる】


「描かれている」ということは、かなり脚色されているということか。


このチラシは見た記憶あるけど、今は演劇よりオペラなので、興味を惹かなかった


で、観てみた


舞台上でピアノ生演奏がずっと続く。
こういう感じでずーっと行くのか。なかなか。

黒木瞳、いい歳だけど、美人なので若い役も大丈夫。

ブルゴーニュ座という名前が出て来た。
ブルゴーニュ劇団とか、時代だなー。

序盤は分かりやすい説明的セリフが続く。

役者は舞台で輝くもの。

100人切りのアクションまあまあ楽しめる。

にしても、ヨーロッパは詩人好きだな。
日本で言えば、平安時代の歌人みたいなもんかな。

3時間長いけど、吉田鋼太郎演じるシラノは出ずっぱり。

決めのセリフは決めてくる。

15年後は長い。


で、終了。

客席はスタンディングオベーション。まあ。

なかなか感動するタイプの話でしたが、ヒロインのロクサーヌ、なんか聞いたことある名前だと思ったら、「ロクサーヌのタンゴ」に繋がるのか。


まあまあでした





あらすじ

  • 第1幕 ブルゴーニュ座、芝居の場
    長鼻のシラノが上演中の劇場に乱入し、貴族らに喧嘩を売り、芝居をぶち壊す。ひそかに恋い焦がれる従妹ロクサーヌに言い寄っていた貴族を、シラノは即興の詩をとなえながら決闘して、倒す。
  • 第2幕 詩人御用達料理店の場
    ロクサーヌにシラノは呼び出されるが、彼女の恋の相手が美男のクリスチャンであることを知らされる。クリスチャンもまた彼女に一目ぼれしていた。しかしクリスチャンは姿こそ美しいが、ことばが貧しく、ロクサーヌにその恋心を打ち明けるすべを知らない。シラノは自分がロクサーヌにあてて書いた恋文を渡し、これをクリスチャンが書いたものとしてロクサーヌに送るように言う。
  • 第3幕 ロクサーヌ接吻の場
    夜、ロクサーヌ邸のバルコニーの下で、クリスチャンはロクサーヌに恋心を打ち明ける。しかし彼の口からは凡庸なことばしか出てこない。ロクサーヌが幻滅を感じ始めると、シラノがクリスチャンの代役となり、美しい修辞に彩られた愛の言葉を告げる。彼女はそのことばに陶酔し、クリスチャンに接吻を許す。嫉妬にかられ、横恋慕のド・ギッシュ伯爵がクリスチャンとシラノの二人を戦場へ送る。
  • 第4幕 ガスコン青年隊の場
    クリスチャンとシラノはアラスの戦場にいる。戦場でもシラノはクリスチャンになりかわり、危険を顧みずロクサーヌに恋文を毎日送る。クリスチャンはそのことを知らない。恋文に惹かれてロクサーヌは戦場に慰問に来る。ロクサーヌが愛しているのはいまやクリスチャンの美しい姿かたちではなく、彼が「書いた」恋文の内容が伝える人柄であることを、彼女は語る。絶望したクリスチャンは前線に飛び出て戦死する。手紙の本当の書き手が誰であるかは明らかにされなかった。
  • 第5幕 シラノ週報の場
    クリスチャンと死に別れたロクサーヌは、修道院でひっそりと暮していた。ロクサーヌのもとへ、シラノは土曜日ごとに訪問し、その週の出来事を報告するのが習慣になっていた。15年後のある土曜日、いつものようにロクサーヌのところへシラノが向っていると、彼の敵対者が彼の頭に材木を落とし、彼は頭部に重傷を負った。シラノは重傷を負ったまま、ロクサーヌのもとへ向う。この日、ロクサーヌはかつてクリスチャンから貰った恋文をシラノに初めて見せ、シラノにそれを読ませる。日がすっかり暮れ、手紙をとても読むことのできないような暗さになっても、シラノがその手紙を読んでいることにロクサーヌは気づく。そしてその手紙を読む声は、かつて自分がバルコニーの上から聞いた声であることも。自分の死の間際になってはじめて行う恋心の告白、これこそシラノの心意気であった。ロクサーヌの腕のなかでシラノは息をひきとる。