あの手術から…


半年が過ぎて行きました。


その間の気持ちの変化もきちんと綴ればいいのだろうけれど…
そうやっていると、毎日生活する時の自分との切りかえしができなくなるのです。


お陰さまで・・


毎月の腫瘍マーカーでの検査と血液検査
CT検査は欠かさず行っております。



その間…

主治医となるはずの泌尿器科の担当医が…
大学病院だけあって…3人変わりました。




執刀医は年末に退職となり。。。
この4月まで若い助手先生だったのですが…


4月から、新しい先生に引き継がれました。



経緯経過についてはカルテなどに記載されてはいるだろうけど…



ちょっと、状況的には、継ぎ接ぎ的にも感じるところ多いにありです。




本人は・・・

この2カ月ほど前に、気になる咳をし始めていました。

何度も呼吸器科内科へ受診を勧めるのですが…
何分にも、半年前に長期の休暇をもらっていることへの引け目なのか???


受診をすることを拒むのです。

そうでなくても、毎月の検査と、翌週の結果をうかがうことでも休暇を取っているのですから…
十分すぎる気持ちはわかります。



そのうちに私が、ちょっと喘息性の咳が出始めて…
私は自分のお休み日に受診してお薬処方してもらったのですが…



その薬を、主人にも飲ませたところ…
なんとなく治まって来ました。



風邪だったのか??




時を同じくして、加齢臭のようなものがきつく感じる時期がありました。
私の想像ですが…



肺呼吸の際に、起こす息がどうも匂っていたので…

肺に異常が起きていたのではないだろうか??


これも不安な点





そして・・
現在ですが、腫瘍と一緒に、リンパへの転移も発見されて、4~5個のリンパを摘出しています。

その影響か??


指先がすごく浮腫んでいるんです。


手先などは・・・
グッと握ったりすると違和感が残るといいます。

握りきれずに自分の手じゃない感じがするそうです。
寝起きは、立ち上がるのもすごく困難で…

膝に力を入れなければ起き上がれない。




でもねぇ~



やさしく手を貸せないの…私。

弱い人になってほしくなくて…
甘えてくるんだけれど…


叱咤だけで…
様子を観察しています…・



挫けさせちゃいけないから・・・・

あのね~すぐに挫けるんですよ。





毎朝早い時間に車で今は豊橋方面へ出かけています。
帰宅も一度金山まで戻り、事務所で書類整理しての帰宅です。



こじゃにも言っています。

父さんすごく頑張っている。



今週の水曜日に検査があります。。。

この日は本人だけで行くとい言います
翌週の結果をうかがいに行くと荷は私も同伴しまして…この状況を絶対に伝えようと思っています。

がん治療の新しいトピックスを見つけてついつい記事を読んでみた・・・



そして
やはり、肺がんの記事に目が行く・・・


ついつい読んでいると、自分が不安になることがわかっているので、

しばらく記事を見ること、情報を掴む事をやめていたのに・・・


又、どっぷり記事の中にあてはめてしまっている・・・




怖い・・
不安・・


胸の鼓動が張り裂けそうになっている。

文字にしているとただ泣けてくる・・・
涙が止まらない。。。



どうしたら良いんだろう~



今月一杯で抗がん剤治療が終わる。




いよいよ呼吸器外科の担当医へ引き継がれる。
手術の内容の説明
手術日の決定・・・


既に入院生活が2ヶ月にも及ぶと・・・

本人もいろんな気持ちが交錯するみたいだ。
それも無理は無い!!!



私も、同じだもん・・・
この癌に対して立ち向かっていくぞぉ~~と心に誓っているはずなのに・・

もし・・
再発したら??


もし・・転移していたら・・・


そんな不安材料が頭の中をぐるぐる廻っている。

落ち着かなきゃ・・・



外科手術となれば・・・
本人は恐怖だと言い出した・・・・

病院へ行っても、普段と変わらないの!!
なんだか、病院へ出勤して、週末帰ってきているって感じで・・・

今までの我が家のふだんの生活と何も変わらない物があるので・・・
どうしてこじゃパパが肺がんになっているのか??
信じられないの・・・・

このまま止まって欲しい、何もかも・・・



言い方ってあるだろうに・・



高額医療の支払いの事で、こじゃパパのお兄ちゃんからも大丈夫か???と心配の電話が来ていた・・・
何とか保険のほうで今のところは何とかなっていますと答えていたが・・・



義母が朝一番の電話で・・・
「口座番号を教えて・・・」と言ってきた・・・


私から援助申し出はしたことが無いし~

こじゃパパに確認しないで答えるのもいやだったが・・・



『私も、年金暮らしだし・・・そんなにあげれないけど・・・』って・・


なんだか、悲しくなった。





そういう独り暮らしの年金ぐらいの置いた母から援助していただこうとは思っていません。




「私の実家の母も、少しお見舞いとしてくれたので・・大丈夫です」と、言ってしまった。

みんな身内は心のそこから心配してくれているけど・・・
お金の事を言い出されると、私は泣きたくなる・・・・


大丈夫です!!!と思いきり強気で言い返したい。


この病気と闘い始めて・・・
はじめてです。


こじゃパパが、ショックを受けているというか・・・
いつも前向きな彼が・・・



声が沈んでいるんです。




抗がん剤治療をしてきて・・・
腫瘍はさすがに小さくなっていると言われています。
でも・・


発見時の大きさからは、このまま抗がん剤だけでの消滅なんてありえないことだと思っていたのですが・・・
こじゃパパの中では・・
出来る事ならば、胸のリンパ近くの腫瘍が消滅されていくことを望んでいたようです。
願わくば・・
大きい方の腫瘍を腹鏡手術で取り除くというのが本人の理想だったようなのですが・・・


どうも、私が夕方病室へ行く前に、担当医より、今後の方針についての説明があったようで・・・
自分の理想的構想が大きく壊れたんだといいます。

やはり、綺麗に取り除かなくては、今後の再発という問題がありますから・・・
呼吸器外科の担当医からの外科手術の説明を受けることになりました。

どうも腹鏡手術では無理のようです。



そのことがショックだったようで・・・
もう口が重い。



今までは、こじゃパパの前向きさに私自身が救われていたのだと思います。
一緒に頑張らなくては・・・

それが・・

こじゃパパのショックは相当だったようです。




やはり、仕事の関係も心配しているのだと思いますが・・・
この際、仕事は完全に治してから考えるしかないと思います。



自分自身葛藤しているのがわかりました。



もともと、抗がん剤治療のあとは外科手術と把握していた私は、特別大きな変化ではないと思ったのですが・・・
本人にとってみたら・・・


大きな問題だと言います。


肺はもともと臓器の大きさも大きく、手術となれば大事になると、私は覚悟していたのですが・・・・
ICUにも入ることになるだろうシィ~~
いろいろ本人なりに頭の中で考えているようです。


そして・・・
初めての手術を怖いと言います。



覚悟を決めるにはもう少し時間がかかるみたいです。




私も、あまり多くを語らず、面会ギリギリの時間までいたのですが・・・帰ってきても気になります。



こじゃにこじゃパパへ電話で勇気つけてくれるようにお願いしました。
世間話をするが・・

やはり、相手から早く電話を切ろうとしていたぞ!!!と、折り返し電話が来ました・・・・

明日はいつもより早く病院へ行きたいと思います。


家に戻ってから・・・

現役看護師の友人二人にいろいろ話を聞いてもらって・・・
現代医学の状況もそれなりに聞いてみましたが・・・
今の治療法信で間違っていないと思うよという一言をただ信じるしかないのです・・・・


やはり、発見された時の腫瘍のサイズが大きすぎました。


手術で摘出できると言う事だけでも良しとしなければ・・・
そこからが・・・・
又、闘いだとも言われています。


昨日の抗がん剤


やはり一種類量が増えた分、今日になって・・
夕飯時に、又ムカッとくる吐き気が襲ったらしい。。。

私がいる間・・・
ずっと黙っていたが・・・
手で・・
「ここに座れ!」
とベッドをさす。

それからは、ずっと横になり体調悪そうだ。
私もベッドの横に座りながら・・・

そのまま時間を過ごす。


点滴の量も半端無く多い!!
何㍑入れるんですか??
って聞きたいくらい・・・


おかげで、むくみも出ている。
指先が自分でも浮腫んでいるのがわかるという・・・

顔も、やはりいつもと違う感じがする。


それと・・・
前回とは別の副作用が出ているらしく・・・
身体全体になんとなく痒みがあるという。


それも、担当看護士さんには伝えてあるという。
夕飯があまり食べれなかったと言うので・・・
夜食に食べれるように・・パン類をおいてきた。
サンドイッチは暑い時期だし持ち帰ろうとしたら・・・
そっちの方が食べたい!って・・

食べれたら、食べたいって気持ちがある分ありがたい。
簡易冷蔵庫に入れておいた。


侮っちゃいけない!!!
抗がん剤投与しているんだものネェ~

ちょっと体調がいいとついつい、自信がつくようで・・・
過信しすぎてはいけないってことの現実だ。

明日は、何が食べれるかナァ~~
ムカッっとくる吐き気が出ない食べ物・・・
ちょっと考えてみよう~