・・・①より続く
次に訪れたのは多良木町の『青蓮寺(しょうれんじ)』
萱葺き屋根の阿弥陀堂は、鎌倉時代の様式で、
御本尊の木造阿弥陀如来像、
両脇侍の観世音菩薩立像と勢至菩薩立像とともに国の重要文化財だそうです。
お堂の裏手には古塔碑群がありました。
五輪塔78基、石塔婆22基あるそうです。
古塔碑群の横にあった『山王神社』
次はしばらく走って水上村へ。
市房山へとつながる祓川橋は去年夏の豪雨災害で流失。
ようやく仮設の迂回路が出来たのでやってきました。
これから向かうのは市房神社(いちふさじんじゃ) ※市房山神宮(本宮)
標高1722mの市房山の4合目にあります。
一の鳥居。
さぁ、これからは約1時間の登山になります!
15分ほど登ると二の鳥居があります。
登り始めて30分で2合目。
祓合橋が復旧すれば、林道で2合目付近まで車で来ることは可能です。
樹齢1000年を超える市房杉が数十本あります。
登り始めて1時間、ようやく到着です。
市房山を御神体とする市房山神宮は、
市房山中の本宮、山麓の中宮(一宮神社)、湯前町の下宮(里宮神社)の
三社で構成されています。
ようやく本宮へ参拝出来ました。
30分ほど休憩し下山します。
下りは35分でした。
ちなみにこちらは以前登った市房山山頂からの景色。
このあたりでは一番高く、360°の絶景が見渡せます。
山頂にあったこちらは市房神社とは関係なさそう・・・
下山後は同じく水上村の『一宮神社(いちのみやじんじゃ)』へ。
去年、里宮神社には参拝したのでこれですべて参拝出来ました。
旧社格:不明
御祭神:彦火火出見尊、天津彦火瓊々杵尊、吾田鹿蘆津媛命、
豊玉媛命、火闌命、火明命
続いてきたのは『龍神鼻刳(ハナグリ)石神社』
前から変わった名だと存在だけは知ってましたが・・・
龍神池
その昔祭りごとを怠った村に龍神の怒りが降りかかり、
それを鎮めるために巨石を松の木に繋ぎ、
供物を捧げ災厄を鎮めたそうです。
御祭神は龍神の化身といわれる七つの穴を持つ巨石で、
どうやら御社殿の奥に鎮座されているようです。
御社殿のすぐ前を川が流れていて、手水舎を兼ねているようです。
去年の豪雨災害では氾濫し御社殿も被害を受けたそうです。
『龍の御身姿』
桑の古木で神社造営中に出土したものだそうです。
以上でGWの外出は終了。
来年は自由に外出出来るようになるのかなぁ・・・
コロナ禍で誰にも会わないようにと計画したのですが、
見事なまでに誰にも会うことなく参拝出来ました(苦笑)