留学のきっかけ | パリと音楽と大学と

パリと音楽と大学と

パリにて声楽、シャンソンを指導。パリの音楽学校在学中より、フランス各地・ヨーロッパで様々なコンサートを経験。フランス国家公認声楽講師資格。アラフィフの物語を振り返るつもりです。

何が何処でどうなって留学につながったのか・・・・

いろいろあるようで、ないようで。


そんなきっかけのひとつのレッスンがありました。

私はまだ大学生。大学の特別授業に、アメリカ人のピアニストが登場。


声楽のレッスンなのに?


でもその人が、サイコーだったんだ!合格


声楽のレッスンの伴奏は、自分でみつけてひっぱっていかなければならないという状況の中、歌のレッスンを「伴奏ピアニストが教える」ということをががーーんと見せつけてくれた人でした。公開レッスンを受けている先輩の歌が、さらに素敵になるのに目を見張りました。

見本がなくても、歌は変わるんだ・・・・目


授業外で、このピアニストのレッスンを受けることができました。今から思うとちょっとでかすぎる曲でしたが、面白がって、のりのりに教えてくれた彼。


踊るんだもの、レッスン中に・・・


そして、「ボクが講師をしているサマーキャンプ(夏の講習会)に来たらいいよ音譜

と言い残し、彼は去って行ったのでした。


カセット審査があるので、心臓ドキドキ。無事に合格。このサマーキャンプがなかったら、私も違った道を歩んでいたかもしれません。まさかフランスに来るとかノートルダムで歌うとかは思っていなかったのだけど!