第91回日本ダービーは微妙…… | 還暦フリーランサーのおしゃべり処

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元競馬専門紙記者/旧ブログ~「オヤジの競馬倶楽部」~
(ヘイトスピーチはご勘弁)

 

  オークスはリアタイ叶わず

 先週の土曜日は、孫娘の少し遅れての生誕1周年を祝い、その翌日から本格的に社会勉強の一年がスタート。そのため、前日夜から準備に入ったため、オークスはまったくリアルタイムで楽しむことがかなわなかった。

 一応、ステレンボッシュの頭、は想定していましたが、それだと〝理想〟とはいかない部分もありましたので、買っていればどうにかなったでしょうけど、それにしても今季のクラシックは固いですね。こんなの珍しいんじゃないですか?

 

 で、今週末はダービー。

 現地観戦が叶うかどうかが微妙なのです。

 

 

  買い目は決まっている

 

 競馬を始めて以降、現場で日本ダービーを観れなかったのは、ダイナガリバーが勝った昭和61年のみ。これは美浦所属の競馬記者だったから可能だっただけで、一線を退いてはなかなか継続が難しくなるのも当たり前、でしょう。

 今年、発走時刻には辿りつけそうですが、すぐに引き上げなくてはならず、そのためだけに茨城から府中の往復というのはさすがに……。

 なんて書いてるうちは結局、行くことになってしまうかもしれませんけどねえ。なにせダービーですので……。

 

 いずれにせよ理想はシックスペンスの単勝に尽きます。

 オークスのステレンボッシュの頭を「理想ではない」としたのは、シックスペンスのダービーがあったから。国枝厩舎の2週連続GⅠ勝ち?と思いますやん。

 とは言うものの、シックスペンスの乗り替わりも正直、理想からはかけ離れているので、複雑なところもあるのですが……。

 

  『虎に翼』(#何回目だっけ?)

 

 昨日(5月20日)放送された第36回。

 リアルタイムで視聴しましたが、オープニングタイトルのクレジットに、演出が〝橋本万葉〟さんとありました。

 この人のことは存じ上げませんでしたが、第3週を担当された人。印象的だったので覚えていたのです。

 何が印象的って、良かったかどうかはさておき、月経に悩まされる主人公に、効果的だと言って山田よねが〝三陰交〟を教えるシーン、と書けば、「ああ、あれね」とわかっていただけるかと。

 

 あの放送日のSNSでは、「同じような年齢の女の子を描いていながら、『あまちゃん』には見られなかったシーンで画期的だった」なんて意見があって、「ちょっと待て待て、女子高生の月経の話をクドカンに扱わせたら、放送禁止になりかねんのやないの?」などと突っ込みいれたくなったんですが……

 あ、これは余談でしたスミマセン。

 

 とにもかくにも、昨日の放送で、どうやら『虎に翼』は新しいフェーズに入ったようです。

 

 ここまでは物語における対立軸としては「男vs女」だったと思いますが、そのベースは「女が常に弱い立場の被害者」という世界観、でした。それを第36回でわかりやすくひっくり返した。脚本もですが、やっぱり演出が見事だったんじゃないですかね。

 

 そして、その前触れ的に、片思いのまま隣に寝てる旦那(わからない人は観てください)が、「決めつけて突っ走ると思わぬヘマをするから」みたいなことで、主人公の一方的な(薄っぺらいと言ってもいい)正義感に釘を差すシーンがある。

 

 これでもう一段階、作品としてステップアップするのだろう、と私は判断しました。だからこそ、妙な正義感だけに走らず、丁寧にやってほしい……。

(朝イチに出演した〝山田よね〟こと土居志央梨さんについては後日また)

 

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