「何じゃそりゃ」(虎に翼#6……かな?*少し修正入れました) | 還暦フリーランサーのおしゃべり処

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元競馬専門紙記者/旧ブログ~「オヤジの競馬倶楽部」~
(ヘイトスピーチはご勘弁)

 

  昨日の今日で申し訳ない

(小林薫さんふうに)

 「寅子くん、ガッカリしたよ」

 

 昨日、フェーズが替わったか?とプラスに捉えて絶賛した『虎に翼』でしたが、今日の流れはもうひとつ気に入らなかった。

 

 主人公について母親が、

 「言われなくてもあなたが優秀なことはわかってます」

 と言ってみたり、

 「とにかく1番にこだわる」

 と言ってみたり。

 

 こうした主人公のパーソナリティーが、いかに形成されたのかわからないまま観せられているわけですけど、だから自分で「どうしたらいいかわからない」と恩師に泣き言を言っておきながら、自分の考えに沿わない意見を言われたら相手を睨みつけ、その後に冷笑して、

 「なんじゃそりゃ」

 と口にする……

 しかも講演会に穴を開けたことを完全に忘れてしまったかのように、目を合わさず雑な動きでベッドから降り、挨拶もソコソコに後ろ足で砂を蹴るようにして引き上げる……

 このあたりの主人公の心情をスムーズに受け入れにくい。

 

 これでは〝応援したくなる主人公〟からは外れませんか?

 それで「いい」と言うなら、それはそれで結構ですけど。

 あくまで個人的な感想です

 

  独りよがりパターン?

 

 結局のところ、前回絶賛した月曜日の第36回で、旦那さんに

 「決めつけて突っ走ると思わぬヘマをする」

 と注意喚起されて失敗したことを、ここでまた繰り返してしまった。

 

 「自分一人で頑張っている」だの、「自分がやらねば後に続く女性弁護士の道が断たれる」などと、自分勝手な論理にとりつかれた揚句、に映りますもんね(こうした主人公は過去にもいましたよ確かに)。

 

 恩師が言葉足らずだったのは確かですし、そこはきっと小林薫さん演じる穂高先生がしっかりフォローするんでしょう。あるいは桂場(松山ケンイチ)がたしなめるのかな?

 いずれにせよ、ここまで見てきて、この二人とおかしな展開になるはずはないので、明日、明後日で修復されるのだとは思いますが……。

 とにかく油断してはならない作品。改めてそう思いました。

 

(余話)

 それにしても、桂場が団子を食べるシーンを見るたび、ついつい「串から外さなくて大丈夫ですか」と突っ込みを入れたくなる……。

 

『お別れホスピタル』の見過ぎって?

 否定しません

 

  これまたNHK

 話題を替えましょう。

 

 昨夜、07年にやっぱりNHKで放送されたドラマ『ハゲタカ』が急に夢に出てきたのです。多分これは月曜日の『英雄たちの選択』(これもNHKですね)のゲストに、真山仁さん(ハゲタカの原作者)が久しぶりに出演されていたから、かな?。

 

 ともあれ、朝起きて「取締役の中尾彬さんは存在感あったよなあ」などと思っていたら、午後になって中尾さんが亡くなられたニュースを目にしました。

 

 こんなことってあるんですかね。特別な感情を抱いていた役者さんでもなかったのですが、年齢を重ねるに連れて、ドンドン魅力が増した役者さんでしたよねえ。

 しかし、何かの知らせ、だったんでしょうか。不思議な気分にさせられました。

 とにもかくにも、ご冥福をお祈りします。

(まだ唐十郎に触れていない……)


 

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