3連投最後はドラマの話 | 還暦フリーランサーのおしゃべり処

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元競馬専門紙記者/旧ブログ~「オヤジの競馬倶楽部」~
(ヘイトスピーチはご勘弁)

 

  『虎に翼』(#1

 

 

 4月1日にNHK連続テレビ小説『虎に翼』がスタートしました。第110作目となるそうです。
 

 女性初の弁護士で、のちに裁判官、さらには家庭裁判所長も務めたという三淵嘉子さんがモデル、なのだとか。笠置シヅ子さんほどの予備知識がないどころか、恥ずかしながら存じ上げない人でしたが、戦前、戦中、戦後を生きた女性のパイオニアですから、そりゃあ興味はあります。

 ただ……。
 通算110回目、なんて節目になる作品の東京局制作作品は、どうしてもなあ……という気がするんです。あからさまなメッセージ臭も感じられますし……。
 

 配役についても、主役はひとまずさておくとして、脇の固め方が半端なく強力です。それはそれでまあいいんですけど、どこか朝ドラゆかりの人が多かったり、極めつけに再来年の大河の主役も重要な役回りで登場するってのは……NHKさんそこまでやりますか?てな感じもします。


 あげく〝語り〟が尾野真千子さんですよ。
 なんやかや言って、私はこの一点だけで、制作陣の術中に嵌まって観続けてしまう、とは思いますが……。

 

 ひとつだけ触れておくと、主人公に「はて」なんてキャッチワードを連発させて、なにかの二番煎じ狙いみたいなことは……あ、まだ初回が終わったばかりでしたね。申し訳ございません。
 

  『下山事件』のドラマパート

 

 こちらは先週でしたが、NHKスペシャルの『未解決事件』シリーズ10作目が放送されました。対象は昭和24年の下山事件。本放送は体調が悪かったため録画視聴でしたが、やっと今日、観ることができました。
 本当に見どころがありましたねえ。
 

 『尼崎事件』のドラマパートには腰を抜かしたものですが、以降はそれほどインパクトがなく、今回もどうなのかな?と思う部分もあったんです。でも、森山未来くんが主役だったのもありますけど、やっぱり観て良かった。
 ただ、あそこまで描いて、最終的に「大きな力」に忖度したような感じで終わったのは、ちょっぴり残念でしたかねえ。あれ以上踏み込むのはやっぱり難しいのかな。なにせ「未解決事件」なんだし……。

 

  次の大河……?

 

 ところで、話は変わりますが、「下山事件」のドラマパートの脚本を書いたのは、前作『帝銀事件』と同じで安達奈緒子さんでした。そう『お別れホスピタル』の人なんですね。


 考えてみたら朝ドラ『おかえりモネ』もやったし、『透明なゆりかご』も評価が高かったし、それでもってこの『未解決事件』の連投ですから、NHKが起用している頻度はかなり高い。
 こうなるといずれ大河ドラマ?の流れは規定路線だったりする……んでしょうか?

 

 

 いや~しばらくくたばっていた分、本日は私としては珍しい3連投になってしまいましたが、最後は単に趣味の話で終始してしまい、大変失礼しました。
 

 ということで、明日は明日で朝から出かけてまいります。そちらの方はまた明日の夜にでも。