大事を取らせていただきました(競馬と大谷と埼玉と) | 還暦フリーランサーのおしゃべり処

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元競馬専門紙記者/旧ブログ~「オヤジの競馬倶楽部」~
(ヘイトスピーチはご勘弁)

 

  毎年のことながら

 10月と11月は結構、無茶をやりがちな月です。で例年、忘年会シーズン前、というタイミングで体調を崩すことが恒例……ではないにしてもたびたびあるのですが、今年はわかりやすく先週末から体調を、それも結構ダメージの残った形で崩してしまいました。

 ま、今年はまじめに年甲斐もなくという感じでしたので、土曜日の夜からお粥中心にひたすら寝て過ごし、ようやく復活ムードが出てきました。

 

 そうは言っても阪神JFは〝一年に一度、徹底した穴狙いで買っていいレース〟ですので、とりあえず3連単を取り(これがほとんどガミみたいなモノでして)、香港国際は最後の2レースに絞って香港カップだけ。

 

 体調悪いだけに、こんなところでスミマセン、という感じですかねえ。

 でも、この香港国際はいっつもうまくいかない。阪神JFに絞り込んだ方がいいのだろうか。いや、そんなことができるなら、初めから苦労はしないか……。

 

  想定通りのドジャース

 で、時間は前後しますが、しっかり寝ていた日曜の早朝、速報メールが入って大谷選手の移籍先がドジャースに決まったことを知りました。

 昨年、ナショナルリーグがDH制の導入を決めた時点で、この流れはほぼ決まってるのだろうと思ってましたから、特に感慨も何もありませんでした。が、10年7億ドル?は、「本当にその数字になるんだ」とは思いましたです。

 いやこれは、

 「これだけの巨額の契約がベースボールで起きるのか……」

 という意味で、です。

 

 「憧れるのをやめましょう」と言われてる方が、いつまでたっても憧れてるような報道ってのはどうか、と思うか思わないかはともかくとして(このセリフが、〝この試合(今日?)だけは〟との前置きがあったそうですけど)、これで来年、本当に彼の真価が問われることになりますよね。

 

 まあ年間100勝する強豪チームに入ったんですから、よもや過去6年みたいにプレーオフに進出すらできない、ということはあり得ないでしょう、ねえ。

 で、DHに専念して1年を戦い、場合によっちゃトップバッターでの起用があるとするなら、とんでもない記録を残す可能性もあると思いますよ、二刀流ではないのですから。

 うん、そりゃDHに専念するなら観ますよ私も。

 

 人気球団ですから、対戦する相手投手のレベルも違ってくるでしょうし、大谷が1シーズン投げない以上、打者大谷への攻め方も違ってくるでしょう。これまでとはまったく違うモノが観られそうですもんね。

 

  翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~

 今年は新作、旧作を問わず、「最低でも月2本の劇場での映画鑑賞」を目標にしていましたが、つい阪神タイガースに気を取られて、6月以降がまるでダメ、になってしまいました。それを何とかオフシーズンに、と思ってましたが、それもなかなか叶いそうになく……。

 

 そうは言うものの、来年に回すことになっても、ヴィム・ヴェンダースの『PERFECT DAYS』と、アキ・カウリスマキの『枯れ葉』の新作2本は観なきゃなりますまい。

 

 また、これも来年になりそうですが、やっぱり行っておこうかと……。

 

 これはTX八潮駅(だったかな?)構内の、乗車マナー啓発ポスターですけどね。そう、

 『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』

 です。

 

 何年か前、コンプライアンス云々が煩い令和の時代にこの作品が劇場映画化される、そしてそれが大ヒットした、と聞いた時はのけぞったものでした。

 「うーむなるほど、大声で言いにくいことを〝完全茶番〟のフィクションのギャクに詰め込むことで強引に納得させたということか」

 などと無理やり自分を納得させてみても、無理筋だよなあ、という部分もあったのです。

 

 それが何と〝続編〟が出るうえ、今度は関西版で、しかも対象が滋賀ときては、のけぞるどころの話じゃありません。ある先輩が絶賛するのまで聞くと、観ないわけにはいきませんわ。

 

 原作者の魔夜峰央さんと言えば『パタリロ』で、私は連載中に「花とゆめ」を買ってまでして読んでた(クロワッサンとかnon-noとか買ってたヤツですから)ファンでしたが、まさか『翔んで埼玉』の続編を書き下ろすとは思いもよらなかった。

 しかし作品の解説を読むと、今回の関西編はまったく原作者はノータッチ(無関係)なのだとか。

(これは当時のモノではなく再版モノの表紙)

 

 「それならアリだなあ」と思ったもんでしたが、実は先月長崎を訪ねたおりに、

 〝『翔んで埼玉』の九州編を〟

 というポスターか何かを観て、とことんヤルつもりか……と呆れ、「じゃあ付き合ってやるか」などと思った自分にもタメ息が出た経緯もありまして……。

 

 あ、こういう展開になったってことは、少しは体調も回復してきたかもしれません。もう一日、万全を期して、ゆっくりさせていただくことにします。

 

 例によって長々と失礼いたしました。

 

 

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