~鯖江のゴミのあり方について~ゴミを活用する地域のコミュニティリーダーについて考えよう講座に参加 | 鯖江市議会議員 帰山明朗(かえりやま あきお)のブログ

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ふるさとの元気なまちづくりを目指し活動する、福井県 鯖江(さばえ)市議会議員 帰山明朗の活動報告&日記です

本日は鯖江市環境教育支援センターで開催された、市環境リーダー養成講座に参加しました。

 

本日のテーマは~鯖江のゴミのあり方について~ゴミを活用する地域のコミュニティリーダーについて考えよう。

講師には、地域・自治体や企業に向けて廃棄物削減の仕組みづくり実装に伴走する、一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパン代表理事として循環型社会のモデル形成・展開に取り組む。坂野 晶 さん、そして、令和5年度鯖江市地域おこし協力隊インターンとして鯖江市で、家庭由来の生ごみ削減に取り組まれた、竹中弥来さんのお二人をお迎えして行われました。

 


 

講演+井戸端会議(ディスカッション)形式で、鯖江のゴミの状況を冒頭に説明していただき、その後は、講演と事例紹介「共同コンポスト成功・失敗例」についてお伺いし、続いて参加者が3つのグループに分かれてワークショップ。「共同で使われ続けるコンポストとは?」を主題に市内外の地域の事例を活かし、具体的に鯖江市民が運用する「共同コンポスト」についてグループごとに具体的に検討していきました。

 

鯖江市では、令和7年度までに燃やすごみの排出量を1人1日あたり409g(令和2年度比20%削減)とすることを目標に取り組んでいます。令和5年度を通しての平均排出量は408gで、市民の皆さん一人一人の意識と行動により、2年も前倒しで目標を達成することが出来ました。
ただ、生ごみ処理容器によるゴミを削減する取組は課題もあり、見直さないといけない状況も。

一策として地域や団体が運用する「共同※コンポスト」という考え方もあり、それには、ゴミの削減のみでなく、資源の循環、地域の活性化というメリットも存在。

 

本日は最前線で活動する講師による情報をお伺いし、鯖江での実際の活動事例も知り、それを活かしながら、今後はどのようにしていくと良いのか、それぞれができる役割などついて、多くの皆様とともに改めて学び考える貴重な機会となりました。関係の皆様に感謝申し上げます。

 

※コンポストとは落ち葉や生ゴミなどの有機物を微生物の力で分解発酵させて作る「堆肥(たいひ)」。そのコンポストを作るための道具や容器も総称して呼ぶことも多い。