令和5年度 鯖江市 社会教育研究集会に参加しました~教育による持続可能なまちづくり~ | 鯖江市議会議員 帰山明朗(かえりやま あきお)のブログ

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ふるさとの元気なまちづくりを目指し活動する、福井県 鯖江(さばえ)市議会議員 帰山明朗の活動報告&日記です

24日は、鯖江市文化センターで各地区の社会教育団体、公民館関係者などが出席して行われた「令和5年度 鯖江市 社会教育研究集会」に参加しました。

 

鯖江市の社会教育に関しては、今年1月、市教育委員会から社会教育委員会への諮問「新しい社会教育・生涯学習の推進について」に対する答申が出されています。これは、第2期教育大綱に掲げる「教育による持続可能な笑顔があふれるめがねのまちさばえ」の実現に向け、16人の社会教育委員さんたちが、7か月間かけて、社会教育に関する研修や関係者との意見交換などを踏まえ、人口減少期を迎えた今、社会教育が果たす役割についてまとめられたもの。

 

今回の研究集会は、そうした動きを受けて「新しい社会教育・生涯学習」について、みんなで学び、今後について、みんなで考えることを目指して、「教育による持続可能なまちづくり」をテーマに行われました。

 

豊地区女性協議会の皆様によるアトラクション発表をオープニングに、市内の2つの社会教育施設の活動発表があり、一つは、北中山公民館のまちづくり(美化・安心安全・健康福祉・ふるさと愛)事例として、アジサイ植栽、ごみ減量化、地区防災会議活性化、ふるさと学習などの活動発表。次には文化の館(鯖江市図書館)の重点取り組みや高齢者サロン出前図書館などの市民のための施設を目指しての活動紹介がありました。

 

続いては、答申概要の説明があり、その後は、市教育長、社会教育委員、地区公民館長、公民館職員さんによるトークセッション。「市民力・地域力を底上げする社会教育」をテーマにそれぞれの立場での意見を出されるなどして語り合われました。

 

今回の答申では、本市が育んできた豊かな自然や歴史・伝統・文化に加え、先人の残した豊富 な資産や宝は「市民力」とされました。

そして、その「市民力」、ひいては「地域力」を底 上げできるのは、社会教育・生涯学習に他ならないと述べられています。

 

そうした中で鯖江市の目指す新しい社会教育・生涯学習について、

・目標は「人づくり・つながりづくり・地域づくりの好循環」。

・皆で共有する指針は「教育は、個人を豊かにすることに始まり、社会を豊かにすることを目指すものであること」。

・そして取り組むべき具体的な施策・事業をあげられたうえで、笑顔を次世代につないでいけるよう、こうした理念の下で、ふるさとを愛する人が一人でも多く育ち、地域課題解決を自分事として捉え、活躍してくれることを期待したいと結ばれています。

 

鯖江市も人口減少時代に入るなど課題は多々ありますが、幸せに住み続けられる地域づくりのために、みんなでできることを実践していくために、新しい社会教育の在り方の下で、どうしていけば良いか。どう取り組んでいくと良いのか。今回の研究集会は貴重な気づきや学びの機会ともなりました。今後も引き続き学んでいきたいと思います。

 

大変お世話になっております、社会教育団体の皆さま、社会教育委員さん、公民館の皆様はじめ関係各位に敬意を表し心から感謝申し上げます。