「近代化する日本と矢代操」~明治大学を創った鯖江藩士~鯖江ロータリークラブ卓話 | 鯖江市議会議員 帰山明朗(かえりやま あきお)のブログ

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先日は鯖江ロータリークラブの例会に出席しました。同クラブ例会では毎回多方面からゲストをお招きして卓話をお伺いしていますが、今回は、鯖江市教育委員会文化課  学芸員 藤田 彩 様より「近代化する日本と矢代操」のテーマでお話をいただきました。

 

矢代操先生は、鯖江藩出身であり、明治大学の創始者のひとりです。

鯖江藩士の家に生まれた矢代先生は明治新政府が各藩から優秀な人材を集めて育成する「貢進生制度」に選抜。鯖江藩から唯一の貢進生として大学南校(現在の東京大学)で学びました。

その後、司法省明法寮(後の司法省法学校)でフランス法学を修め、法律私塾の経営や教育などに尽力。

そして1881(明治14)年、明法寮でともに学んだ岸本辰雄(鳥取藩出身)、宮城浩蔵(天童藩出身)とともに、後の明治大学となる「明治法律学校」を創立されました。
 

明治大学と鯖江市は、矢代先生のご縁で、2011年度から連携協力に関する協定を締結し交流を深めています。また市内屋形町の矢代氏宅地跡には看板も整備されています。


ふるさと鯖江の偉人の一人である、矢代操氏先生。その功績や人物像などを改めて学び顕彰する良い機会となりました。

藤田様、お忙しい中、本当にありがとうございました。