6/25、鯖江商工会議所1階のSCCで開催された、一般社団法人コード・フォー・ジャパン代表理事 関 治之 氏の講演会(鯖江商工会議所DX委員会主催)を聴講しました。
関氏は「テクノロジーで、地域をより住みやすく」をモットーに、会社の枠を超えて様々なコミュニティで積極的に活動されている方。住民や行政、企業が共創しながらより良い社会を作るための技術「シビックテック」を日本で推進。内閣官房の政府CIO補佐官や神戸市のチーフ・イノベーション・オフィサー、東京都のチーフデジタルサービスフェローなど、行政のオープンガバナンス化やデータ活用、デジタル活用を支援しされています。
今回の講演のテーマは「DIY都市を作ろう」。
DIY、つまりDo It Yourself で都市を作っていこうという考えとのこと。
地域で暮らす人たちや、その地域を愛する人たちが主役になり、自分たちでどんなまちにしたいのか、そのためにどんなことが必要なのかを考え、手を動かし、自分たちでつくっていく都市。
そこでは、できるだけ多様な人がまちづくりに関わり、「要望する」のではなく「つくる」側として参画していくことが大切になります。
「皆で考え、皆でつくる社会で豊かで幸福な地域」にする、市民中心のまちづくり。
そして、住民や行政、企業が共創しながらより良い社会を作るためのDX(デジタル技術を活用した変革)について。
オンラインで多様な市民の意見を集め、議論を集約し、政策に結びつけていくための機能を持つオンラインツール。「市民参加のためのデジタルプラットフォーム」についてなど。
大変興味深く示唆に富んだ内容で、講演会に参加された、企業、行政、市民、学生さんなど多くの方とともに、これから時代のまちづくりについて学ぶ貴重な機会となりました。