Vol.973-3/3 R巻頭-85。歴史(観て歩き)レポ-県都編:01<サンポート高松> | akijii(あきジイ)Walking & Potteringフォト日記

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「凡に中なる、これ非凡なり」(論語)、「何事も自分に始まり、自分に終わる。自分を救う道は自分以外ない」(夏目漱石の言葉)を座右の銘に、我流(感性だけ)の写真を添えて日記を綴る。

Vol.973-2/3に続けてご覧ください。

 

さぬき歴史(き)フォトレポ-県都:01<サンポ(高松港頭地)

01.サンポート(高松港頭地区) <撮影:2016.04.14 and 2018.06.21>

「サンポート高松」エリアは、海陸交通のターミナルから、ホテル、公園、ホールなどが建ち並び、香川観光のスタート地にふさわしいエリアです。ここにある四国最大の高層タワー「高松シンボルタワー」は、国際会議場などの公共施設と民間の商業施設が共存し、和洋中といった「天空のレストラン」や、個性的なラーメン店が集結した「ラーメンポート」など、グルメスポットが自慢です。映画「シベリア超特急3」「ドリーム・ピッチャー」「めおん」「猫と電車」のロケ地にもなりました。         (香川県環境協会HP)

年間では、県立アリーナなどの新たな施設整備が進むサンポート高松地区のより一層のにぎわいを創出するため、人が安全で快適に歩ける都市空間づくり(プロムナード化)の検討を進めています。

(令和6年6月香川県)

 

当ブログで、2024年7~8月の予定で県立アリーナを中心に新たなサンポート高松地区の紹介をします。

(akijiiより)

 

<所在地・外観>

サンポート(高松港頭地区)-高松市浜ノ町

▼サンポート(高松港頭地区)-瀬戸の海のターミナル--香川県の顔

 

 

JR高松駅の改札を抜けて真っ直ぐに進み、駅ビルを出ると、左側(北)前方に「サンポートホール高松」やシンボルタワーが見える。道1つ北へ渡ると「サンポート(高松港頭地区)」である。

 

▼JR高松駅ビル、駅前広場

 

▼高松港頭地区-1

 

▼高松港頭地区-2

 

 

<概 要><歴史遺産>

かつて、宇高連絡船が着く四国の入口として栄えた高松港、今はシンボルタワーを中心に、装いもあらたに港町高松の存在感を示している。

 

▼高松港-赤燈台から、フェリーから

▼高松港-船乗り桟橋から、せとしるべと港-フェリーから

 

▼高松港-高松コリドー

 

▼高松港-ハーバープロムナード、 2万トン岸壁に停泊中の青雲丸

 

▼高松港-上空から(web引用-水彩画風変換)、屋島山頂から

 

▼高松港-サンポートホール高松8階上広場から

 

▼せとシ―パレット-1

 

▼せとシ―パレット-2

 

 

▼シンボルタワー-1

 

▼シンボルタワー-2

 

▼シンボルタワーの8階からの眺望

 

 

シンボルタワーの30階に上がると、遠く岡山の山並みも見え、多島海の瀬戸内海における高松の立地条件がよく解る。

 

▼シンボルタワーの30階からの眺望

 

 

サンポートホールの東に続く高松港旅客ターミナルビルの場所は、もと宇高連絡船の発着地であり、中に入ると当時の位置に鉄道のレールが敷かれている。

 

▼高松港旅客ターミナルビルの外観

 

▼高松港旅客ターミナルビルの標示板

 

▼宇高連絡船当時の位置に鉄道レールモニュメント-1

 

▼宇高連絡船当時の位置に鉄道レールモニュメント-2

 

 

3階には宇高連絡船記念展示場があり、連絡船に関する資料や復元模型などが展示されている。

下記は、高松港旅客ターミナルビル3階に設営されていた当時の内容の一部である。

 

▼宇高連絡船記念-讃岐丸(web引用-水彩画風変換)

 

▼宇高連絡船記念-伊予丸、コンテナの積込み(web引用-水彩画風変換)

 

▼宇高連絡船記念-讃岐丸の錨、連絡船うどん(2021年11月閉店)

 

▼宇高連絡船記念-眉山丸の木製ステアリングホイール、土佐丸の鐘(連絡船うどん店内)

 

▼宇高連絡船記念展示-案内カウンター、展示パネル

 

▼宇高連絡船記念展示-模型、伊予丸客室案内図

 

▼宇高連絡船記念展示- 讃岐丸救命具、紫雲丸の船体の一部

 

 

現在は高松港旅客ターミナルビル1階ロビーに規模縮小(半減)して移転した後、再度の大幅な規模縮小をして「かがわプラザ」に移設しているが、見る影もないと感じる規模である。

 

▼シンボルタワータワー棟3階「かがわプラザ」、宇高連絡船記念展示-1

 

▼宇高連絡船記念展示-2

 

▼宇高連絡船記念展示-3

 

 

JR高松駅改札口近くの「連絡船うどん店」(2021年11月閉店)に下記を現物展示していた。

 

▼高松駅構内の「連絡船うどん」、連絡船「土佐丸・阿波丸・讃岐丸・伊予丸」の看板写真

 

▼店頭に展示している「眉山丸の舵輪」、店内掲示の「救命浮環(ふかん)

 

 

駅前広場には海水の池が造られているが、この場所は江戸時代前半の石垣が見つかった所で、当時の高松城中堀と海との接点であったと考えられる。

 

▼駅前広場には海水の池-1

 

 

JR高松駅周辺の整備に伴って発掘調査が行われ、駅近くの線路沿い(浜ノ町遺跡)から鎌倉時代の港の跡が見つかった。この事から、単なる漁村では無く、出船・入船で賑わった中世の高松港の姿が明らかに成ってきた。

 

▼高松港発祥の地-東浜港

 

▼浜ノ町遺跡の調査-区調査状況、輪状植物製品出土状況-北東から(web引用-水彩画風変換)

 

▼浜ノ町遺跡の調査-輪状植物製品出土状況-南東から、輪状植物製品出土状況-南から

(web引用-水彩画風変換)

 

<文は現地説明板やWebなどより引用した>

 

▶▶▶▶▶▶ 今報了◀◀◀◀◀◀