新居宮池は今
親水公園から見る新居宮池と火ノ山・十瓶山・鷲ノ山の日替わり4景。
水上展望台の姿を鮮明に映す穏やかな宮池の水面。
Akijii-blog巻頭言Repeat-095 Orignal掲載日:Vol.163 (2013.01.15)
「職人の時代」が戻って…。
いま、終身雇用が保証されなくなり、倒産や合併によるリストラも常態化している。
天変地異も含めて、明日何が起こるか解からない。かつての優良企業の消滅、最近まで就職人気の上位だった日本航空の経営破綻(現:再建完了)、安定企業とされてきた東京電力の苦境…、誰が予測できただろうか。
歴史を振り返ると江戸時代には、個人経営の職人や商人たちが生き生きと活躍した成熟期があった。しかし、明治の近代化以降、急激な経済成長と生産手段の巨大化によって、労働者のサラリーマン化が進み、組織人の時代が到来した。今後の日本社会は「成長」ではなく再び「成熟」へ向かうだろう。
人工減少で経済成長は鈍化する。世界中の労働者と競争しなければならないようなグローバル時代に突入している一方で、ITなどの生産手段は小型化・安価化がますます進み、働き手個人の自由度は増し続ける。一部の企業は国際競争を勝ち抜くべくますます巨大化し、それに押し潰されるように多数の会社は吸収合併や倒産に追い込まれるだろう。
他方では、多種多様で細やかで流動的なニーズに応える小規模ビジネスの担い手、フリーランサーたちが増えていく。彼らは、場合によっては巨大企業とも連携しながら、基本的には小回りのきく個人単位で働き続ける。今後、日本に再びフリーランサーという名の「職人の時代」が戻ってくるだろう。厳しくも自由な時代の到来だ。
フリーランサーとは、自分のやりたいこととやるべきことを知っていて、世間的な「生活レベル」にこだわらず、専門能力を発揮して必要な収入を稼ぎ続けている人たちで、マイペースで気ままな生活をしている彼らを呼ぶ。
フリーランサーは、大きく3つに分類できる。
1.フリーランス会社員→よりよい職場と仕事を求めて、職業能力を高めながら、自由に転職ができる会社員。
2.個人事業主→特定の組織に雇われずに、様々なプロジェクトに参加し、自分の専門能力を売る。
3.ミニ企業の経営者→必要に応じて人を雇ったり、仕事を外注するなどして、一人ではできないビジネスをする。
普通に勉強して就職さえすれば、長期雇用が保証され、給料は自動的に上がり、結婚して家を買えて子供を育てられる時代は二度とやってこない。だからこそ、今までの暮らし方と働き方を大きく見直し、自衛しなければならない。
一度きりの人生を楽しく豊かに過ごすために。
20代、30代のうちから心掛ければ誰でもできる生き方の実践で、会社員のままでも構わない。
結果的に何十年も同じ会社で働くとしても、実績と能力さえあれば、会社と対等な大人の関係を築き続ける「フリーランス会社員」になれる。
フリーランスとは会社組織に属さないで自分が経営者となって仕事を行うことで、フリーターと近いが、フリーターよりも専門性が強く、一つのジャンルの仕事に優れている。例えばカメラマンなどはフリーランスの人が多数いる。
自称フリーランサーの著者(30後半)は、「あした会社がなくなっても生きていく…」でこの考え方を述べているが、明日からの生き方をゆっくりと考えてみては如何だろうか。
<高く広がる空間>
ウォーキングコースから見るだんご山3兄弟と堂山の上空。
ことでん三条駅(上之町)構内の上空。
トキワテニスクラブ(今里町)の上空。
今里中央公園(今里町)の上空。
A seasonal flower
◇ウォーキングコースのSi宅の鉢に咲くペチュニア
◇ウォーキングコースのKi宅に咲くタカサゴフヨウ
◇ウォーキングコース脇の畑に咲くセロシアシャロン
◇ウォーキングコース脇の畑に咲く夾竹桃(キョウチクトウ)
◇ウォーキングコース脇の空地の初雪草(ハツユキソウ)
Akijii気ままniフォトsketch<県立武道館・高松競輪場・船の体育館>
高松競輪場
昭和25年に完成した当初は一周333.1mバンクであったが、昭和46年に400mバンクに改修された。
33バンクのなごりか傾斜(カント)をきつく感じる選手も多いが直線距離も長くクセのない走路となっている。
観戦ポイントは特別観覧席の中央あたりがベスト。ゴール際の激戦がクリアに見ることができ、初心者には特におすすめ。
香川県立武道館
柔道、剣道、弓道、なぎなた等の利用ができる施設として、昭和41年に竣工しました。各種競技会場に利用されるとともに、初心者のために武道教室を開催したり、土用げいこ、寒げいこを実施したりするなど、武道の普及に努めている。
船の体育館(旧県立体育館)
世界的な巨匠建築家・丹下健三の代表作の一つとして有名な「旧香川県立体育館」。1964年に完成し、約60年の時を経て、県が2023年2月に解体の方針を示した。閉館から6年が経った2021年、香川県教育委員会は民間業者の委託や提案を把握する「サウンディング型市場調査」を実施。しかし有効な方策はなく、解体の方針が示された。
建築的な価値が高く、地域のシンボル的存在として、地元の建築家や市民から愛されている旧香川県体育館。
その圧倒的なスケールやデザインは多くの人々を魅了しており、建物の保存を求める声も多く上がっていた。
船の体育館の解体を巡っては、計画を作るための入札が2度にわたり不調に終わり、今回随意契約で高松市の森勝一設計事務所に決まり、策定される計画をもとに解体を実施するための入札が行われる。
そんな中、旧香川県立体育館に代わる施設「新香川県立体育館」は、現在高松市サンポートにて建設中です。2025年3月に開業予定で、単なるスポーツ施設にとどまらず、香川のにぎわい創出の拠点となるように作られている。
(新香川県立体育館=あなぶきアリーナ香川については、Vol.980:24.07.30を参照ください)
▼所在地、高松競輪場
高松市福岡町:〒760-0066
▼武道館、旧香川県体育館
▼バス停「城東町」で降車、瀬戸大橋通りを東へ進む-1(旧香川県体育館へ向かう:約0.8km)
▼瀬戸大橋通りを東へ進む-2(左奥に県立中央病院と右奥に高松競輪場):福岡町に入った、左奥に四国ドックが見える
▼左奥の県立中央病院、右奥の高松競輪場
▼高松競輪場のスケッチに寄る、高松競輪場のスケッチ-1
▼瀬戸大橋通りを南に横断、高松競輪場のスケッチ-2
▼瀬戸大橋通りの南側を東に進む-1
▼瀬戸大橋通りの南側を東に進む-2、高松競輪場のスケッチ-3
▼瀬戸大橋通りの南側を東に進む-3、高松競輪場のスケッチ-4(駐車場)
▼左側の県立中央病院-1、高松競輪場のスケッチ-5
▼瀬戸大橋通りの南側を東に進む-4、高松競輪場のスケッチ-6
▼左側の県立中央病院-2、瀬戸大橋通りの南側を東に進む-5
▼高松競輪場のスケッチ-7、瀬戸大橋通りの南側を東に進む-6
▼高松競輪場のスケッチ-8、左側の県立中央病院-3
▼瀬戸大橋通りの南側を東に進む-7、右は日本競輪選手会香川支部事務局-奥は武道館
▼高松競輪場のスケッチ-9、前方右に武道館
▼武道館のスケッチ-1、高松競輪場のスケッチ-10
▼武道館のスケッチ-2
▼武道館のスケッチ-3、福岡町1丁目(瀬戸大橋通り)交差点を右折
▼武道館のスケッチ-4、セトラ高松側へ渡る(奥にホテルパールガーデン)
▼セトラ高松とホテルパールガーデン-1
▼武道館のスケッチ-5
▼武道館のスケッチ-6、セトラ高松とホテルパールガーデン-2
(Vol.983-2/3に続く)
<akijii展-(540)>
スクラッチアート(世界の名所めぐり6点)
今報は「サグラダ・ファミリア」で、所要時間は330Mでした。
◇完成作品
引き続き、Vol.983-2/3をご覧ください。