宮池の雨後・快晴・晴天の3景
Akijii-blog巻頭言Repeat-068 Orignal掲載日:Vol.100 (2012.02.25)
人は理屈では動かない。
世の中には、何でも分析して、理詰めで人を動かそうとする人がいる。
色々と分析をし、ここが悪い、ここが良い、だからこうしよう、と。でもそれは理屈を言っているだけで、実際には人も組織も動かない。頭でこうすればいいと分かっていても、人は自分の行動をすべてコントロールできる訳ではないのだ。自分自身すら自分の思いどおりに動かせないのに、人を理屈で動かせると思っていること自体が、大きな間違いなのだ。
気持ちが動かなければ、人は動かない。人を動かすのは価値観である。
いかにその価値観を共有できるかが大事で、理屈では人は動かない。
人の心や組織を動かそうとするなら、自然科学ではなく、社会科学的なアプローチをすべきである。
自然科学とは、絶対的な法則で、人間がいようがいまいと、変わらずそこにあるものだ。
例えば万有引力の法則は、ニュートンがそれを発見しても、しなくても、厳然と存在していることには変わらなく、今も昔も変わらず、リンゴは木から落ちる。人間の心とは関係ない学問である。
一方、社会科学には、絶対性はなく、こうすれば人間は絶対に幸せになるとか、会社は必ず大きくなるといった絶対の正解はない。社会科学の目的は、経済学者の野中那次郎氏は「多くの人が幸せになるためのあるべき規範をつくりだすことだ」と。法律も会計も一種の規範で、全体が上手くいくための規範を見つけ出すのが、社会科学の使命で、その規範や価値観が共有できれば、人も組織も動く。でも、その規範に自然科学のような「絶対」がないのだから、いつも集団を見て、柔軟に対処しなければいけない。その時のその組織・集団が上手くいくような規範なり考え方なりを提示して、それに共感できた時、人は動くのである。
つまり相手を見て、心を読み、全体の状況を判断して、人が共感できるような価値観を示す。
それは理屈ではなく、心に訴えるということである。
小利口や苦労知らずの人間はそこが、中々分からない。理屈で人が動くと思ってしまうからだ。
<高く広がる空間>
相引川(屋島東町)の上空。
高橋(相引川)(屋島東町)から見る五剣山の上空。
聖代寺の寺標と駐車場(屋島東町)の上空。
聖代寺の厄除坂(屋島東町)上空。(後方に屋島南嶺が顔を出す)
A seasonal flower
◇ウォーキングコース脇に咲くユキヤナギ(雪柳)
手を掛けなくても成長し、大きくなると1.5mほどの高さになる。地面の際から枝がいく本にも枝垂れて、細く、ぎざぎざのある葉をつける。花期は春(3月~5月にかけて)。5弁で雪白の小さな花を小枝全体に群がってつける。和名の由来は、ヤナギのようにしだれる枝に白い小さな花が咲き乱れる様子を雪に見立てて「雪柳」の名がついた。秋には紅葉し、黄色や橙色、ときに赤色に色づく。
日本の本州、四国、九州に分布する。日本原産種だが、自生地はとても少ない。
公園や庭先でよく見かけるが、自生種は石川県で絶滅危惧I類に指定されているなど、地域的には絶滅が危惧されている。主に公園樹や庭園樹として利用されている。
◇ウォーキングコース脇に咲くka宅とso宅の紫木蓮
◇ウォーキングコースに咲くラッパスイセン
◇ウォーキングコースに咲くオオキバナカタバミ(大黄花片喰)
◇ウォーキングコースに咲くキンセンカ
Akijii気ままniフォトsketch<拝師神社・大西アオイ記念館>
拝師神社のご由緒
祭祀及び美術工芸を司っていた天火明命の子孫である拝師族の氏神。古くは「皇子権現」、「拝師大権現」等と奉称せられていた。永享2年(1430)に上林城主岡因幡守重輯(おかいなばのかみしげしゅう)が造営修理。その子孫の岡藤左衛門は弓の名人で豊太閤の朝鮮征伐に従って戦功があり、その時かの地にあった神像を持って帰ってこの社に納めた。これが当社の神像であるが、今は所在不明。大正3年(1914)宝蔵建築に際し、境内より奈良時代(710〜784)の古瓦を出土。昭和24年に旧宮跡に再建された。(「三宮神社略記」参考)
大西アオイ記念館
これまでアオイ電子株式会社(以下、アオイ電子という。)を育てていただいた地元香川県への恩返しの思いを込め、アオイ電子の創業者:大西通義とアオイ電子が共同で設立し、将来の香川の発展に貢献し得る学生等への育英事業及び文化・芸術・科学技術等の発展・普及を推進する事業を行うことにより、地域社会の健全な発展に寄与することを目的とする。(公益財団法人大西・アオイ記念財団HP)
▼所在地、手打うどん三徳
高松市上林町:〒761-0302
▼穴吹製麺所、拝師神社
▼大西・アオイ記念館、うどんの田中
▼次の交点を右折して林町から上林町に入る、右(西)に手打うどん三徳
▼手打うどん三徳-1
▼手打うどん三徳-2
▼手打うどん三徳-3
▼拝師神社へ向かう(約0.9km)、上林町を西方向に進む-1(右前方奥に香川大学創造工学部)
▼上林町を西方向に進む-2(次の交点を左折)、交点を左折
▼上林町を南方向に進む、次の交点を右折
▼交点を右折、上林町を西南方向に進む-1
▼上林町を西南方向に進む-2
▼上林町を西南方向に進む-3、前方左に拝師神社の杜が見えて来た
▼左奥に拝師神社、拝師神社へ進む-1(次の交点を左折)
▼拝師神社へ進む-2、右折して穴吹製麺所に寄る
▼穴吹製麺所へ進む-1(次の交点を左折)、穴吹製麺所へ進む-2
▼穴吹製麺所が見えて来た、穴吹製麺所に着いた
▼穴吹製麺所-1
▼穴吹製麺所-2
▼穴吹製麺所を後にして拝師神社へ進む、次の交点を右折(正面奥に香川大学創造向学部)
▼拝師神社へ進む、拝師神社が見えて来た
Vol.956-2/4に続く
<akijii展-(513)>
スクラッチアート(日本の城めぐり6点)
今報は「犬山城(愛知県犬山市)」で、所要時間は545Mでした。
◇完成作品
今報で「スクラッチアート(日本の城めぐり6点)」を終え、次報からは「スクラッチアート(日本の名所めぐり6点)」です。
引き続き、Vol.956-2/4をご覧ください。