Vol.947-1/4 R巻頭-59。歴史(観て歩き)レポ-中讃編34<田尾古墳・沙弥/瀬居島> | akijii(あきジイ)Walking & Potteringフォト日記

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「凡に中なる、これ非凡なり」(論語)、「何事も自分に始まり、自分に終わる。自分を救う道は自分以外ない」(夏目漱石の言葉)を座右の銘に、我流(感性だけ)の写真を添えて日記を綴る。

新居宮池は今

遊歩道(標高31m)から見る西南方向の宮池。

楠尾神社への車道(標高39m)から見る西南方向の宮池。

 

 

Akijii-blog頭言Repeat-059  Orignal掲載日:Vol.087 (2011.12.12)

時代にながされるな。

 

30数年前から時代を見ることを何よりも重要視して、ビジネスをしてきた。その頃、変化は進歩と繁栄であった

今日の進歩を見て、それよりも半歩進んだ営みをし、それは上手くいった筈で、それからしばらくは、時代を見て、時代を追い、時代を掴まえ、幸福感や達成感にも繋がっていた。

時代は早足で、立ち止まらないし、振り向きもしない。ただ、スタスタと行く、おいてきぼりにして、遅れた人を嘲笑する。遅れた人が泣くまで笑い続け、そして愉快そうに去って行く。

 

時代は手をさしのべず、愛想笑いをして、時代と並走する早足の人に限って笑いかけ、お世辞を言い、いい気分にさせる。ただし、腹の底でニヤリと笑っている

時代は酷薄な性格で、得意気な並走者をどこで振り切ろうかと考えている。迷子にさせるために引っ張る。そして、ある時、ポンとつき放す。時代は常に変装し、嘘をつく。今しかないと思わせ、迷わせ、惑わせ、狂わせる。時代は波風を立てるが、波風の結果は考えない。

 

人々は時代のために疲れきる。痩せる。それなのに、時代を縁切りに出来ない。無駄と知っても並走しようと頑張る。宿命だとも思っている。

時代を見る事が進歩だと思い、歩を急がせる。すると、時代を見て人を見なくなる。

だから、時代が過ぎた後、追い切れなかった無念さと虚無だけが残り、敗北する。

時代を憎む。時代を憎んでしまうと、もう老いである。

時代を見つつ、時代に流されるなとエールを届けたい。

 

 

<高くがる空間>

ウォーキングコースから見る杉山団地(国分寺町)の上空。

高松市立中央公園(番町)の石の広場の上空。

香川県庁舎(番町)の本館と北館の上空。

高松赤十字病院(番町)の上空。

 

 

A seasonal flower 

◇ウォーキングコースの盆栽神社の寒肥

冬芽(とうが)ってご存じですか? 

冬期に落葉する木の枝に付いている芽で、私はずっと冬芽とは、春になったら葉になるものだと思っていました。最近冬芽について調べる機会があり、そこで初めて知ったのが、冬芽は花芽(かが)と葉芽(ようが)とふたつに分類する事ができるそうだ。その二つの違いは読んで字のごとく花になる芽と葉になる芽で、一つの芽から花と葉どちらも出てくるものもあり、それは混芽(こんが)と呼ばれる。

 
花芽と葉芽の見極めって難しく、花芽の方が葉芽に比べて太いらしいのだが、いまいち違いが分からない。桜の場合、頂芽(ちょうが:枝の先端の芽)はだいたい葉芽だそうで、2番目以降は花芽か葉芽のどちらかだそうだ。

サクラは花が散った後、葉の付け根に腋芽(えきが)という小さい芽をつくり、腋芽は花芽もしくは葉芽に生長し、10月頃には蕾(つぼみ)として完成するが、まだ咲くことは無い。

それは葉っぱの方から「咲くなよ」と命令を下す生長抑制物質が送られているからとの事だ。
この生長抑制物質を分解する要素こそ冬の寒さらしく、春になり生長抑制物質がなくなった蕾にある程度の気温と水分が与えられることにより、はじめて開花するようである。厳しい冬を乗り越えた方が、生長抑制物質を完全に分解できるので、春になると一斉に咲き始めるそうである。

 

 

◇ウォーキングコースで蕾が綻びだした沈丁花(チンチョウゲ)

 

 

 

Akijiiままniフォトsketch<櫻木神社・多肥の出水  

櫻木神社(境内由緒書より)

讃岐國多肥郷鎮座八幡宮は、仁和年中(885~888)の創建也と傳えられ、和名抄に所謂多肥郷の氏神にして古来近郷の崇敬も亦厚かりき。明治維新(1868)別當坊西蓮寺を廢し社號を櫻木神社と改め、明治5年(1872)9月郷社に列格す。爾来、神門の建設其他社頭の整備、漸く成ると雖も、維持経營全からざるを遺憾とし昭和11年(1936)基本財産造成計畫を樹つるや氏子擧りて資金を寄進し、又大字上多肥部落有財産約壹千圓をも獻進せり。茲に昭和11年(1936)9月8日神饌幣帛料を供進すべき神社として指定せらる。

多肥の出水の内、肥間川出水・栗の木出水・内里出水(他に柳出水・桜井出水など)を散策した。

 

▼所在地、櫻井神社

高松市多肥上町:〒761-8076

 

▼肥間川出水、栗の木出水

 

 

▼バス停「桜木神社前」で降車、櫻木神社へ向かう(約0.3km)-県道147号線を南に横断

 

▼櫻木神社へ進む-1、右側は櫻井神社の森(社叢)

▼櫻木神社へ進む-2

 

▼櫻木神社へ進む-3、櫻木神社の神門が見えて来た

 

 

▼櫻木神社に着いた、櫻井神社-1

 

▼櫻井神社-2

 

▼櫻井神社-3

 

▼櫻井神社-4

 

▼櫻井神社-5

 

▼櫻井神社-6

 

▼櫻井神社-7

 

▼櫻井神社-8

 

▼櫻井神社-9、櫻井神社の参道-1

▼櫻井神社の参道-2、櫻井神社-二の鳥居

 

▼櫻井神社の参道-3

 

▼櫻井神社の一の鳥居

▼櫻井神社の参道-4、櫻井神社の参道口-1(右は御旅所)

 

▼櫻井神社の参道口-2(神門まで約230m)

▼櫻井神社の参道口-3、御旅所

 

 

▼肥間川出水(ですい)へ向かう(約0.3km)、多肥上町を西に進む-1

 

▼右(北)奥に櫻井神社が見える、多肥上町を西に進む-2

 

▼多肥上町を西に進む-3、肥間川出水に着いた

 

Vol.947-2/4に続く

 

 

<akijii展-(504)

美しい花モチーフの切り絵(ANIMAL FANTASY)シリーズ-01

今報は「蝶」で、所要時間は375Mでした。

◇完成作品

 

引き続き、Vol.947-2/4をご覧ください。