Vol.882-1/5に続けてご覧ください。
かがわ探訪Akijii77撰シリーズ-72<6.里山:05)>(香色山)
香色山(こうしきざん)は、善通寺の裏山にあるお椀をふせたような山です。標高153.2m。「多度郡屏風浦善通寺之記」には「香色山は秋の黄葉になぞらへ…名つくとみへたり」とありますが、現在の山腹はアカマツに覆われています。
頂上には佐伯直遠祖の神と刻んだ石廟(せきびょう)があり、かたわらに京極家の寄進である不動明王と愛染明王の石像があります。石像の背面には、江戸時代にこの場所で経塚(きょうづか)が発見された際の記録が克明に記されています。
経塚とは、仏教の末法思想を恐れた僧侶や貴族が釈迦の教えを後世に守り伝えるため、写経した経巻などを聖地に埋蔵した遺跡です。平成7年(1995年)に発掘調査が行われ、弥生時代の石棺墓群と共に、複数の経塚が確認されています。
特に1号経塚は平安時代後期のもので、全国で唯一の上下2段構造(2世代用)であることが判明し、県の史跡に指定されています。山頂からの眺めは素晴らしく、展望所からは善通寺市街から丸亀平野、瀬戸内海の島々から対岸の岡山まで見渡すことができます。 (善通寺市HP)
総本山善通寺の裏山にある香色山山頂まで登った後、ミニ88箇所を巡ってきました。
<歩行ルート>総距離5.6Km(スタート駅~帰宅駅)(立ち寄り部分不含)、総歩数 9,770
▼近郊航空写真、歩行ルート図
▼香色山と奥に大麻山、香色山と右に筆ノ山
▼香色山ミニ八十八ケ所参拝案内板、香色山ミニ八十八ケ所巡りハイキングコース-香川県(讃岐)
<探訪地点までのメモ>
▼JR端岡駅③番のりばへ進む-1
▼JR端岡駅③番のりばへ進む-2、③番のりばに着いた
▼琴平行に乗車、JR善通寺駅で下車
▼善通寺市民バス停「JR善通寺駅前」へ進む-1
▼善通寺市民バス停「JR善通寺駅前」へ進む-2、バス停「JR善通寺駅前」に着いた
▼善通寺市民バス「西部コース」に乗車、バス停「善通寺駐車場前」で降車
▼香色山登山道入口へ向かう(約0.2km)、香色山登山道入口へ進む-1
▼香色山登山道入口へ進む-2、香色山ふれあい公園案内板
▼香色山登山道入口へ進む-3、左に香色山ミニ八十八ケ所参拝案内板
▼香色山ミニ八十八ケ所参拝案内板、香色山登山道入口へ進む-4
<香色山登山道を登るメモ・ルポ>
▼香色山登山道入口に着いた、香色山登山道入口(山頂まで1,080m)の案内板
▼左奥は正一位稲荷大明神、香色山登山道を登る-1
▼右に延命地蔵尊、香色山登山道を登る-2
▼山頂まで1,000mの地点、香色山登山道を登る-3
▼山頂まで953mの地点、香色山登山道を登る-4
▼山頂まで923mの地点、山頂まで877mの地点
▼空海ウォーク道を進む、香色山登山道を登る-5
▼香色山登山道を登る-6
▼香色山登山道を登る-7、山頂まで719mの地点
▼香色山登山道を登る-8、左上は稲荷大明神
▼稲荷大明神、香色山登山道を登る-9
▼山頂まで616mの地点、香色山登山道を登る-10
▼山頂まで563mの地点、香色山登山道を登る-11(正面に展望休憩所)
▼香色山登山道から見る北方向の眺望図A、眺望図Aの実写ズーム画
▼香色山登山道を登る-12
▼山頂まで440mの地点、香色山登山道から見る東北方向の眺望図B
▼眺望図Bの実写画、眺望図Bの実写ズーム画
▼香色山登山道を登る-13、山頂まで399mの地点
▼香色山登山道を登る-14
引き続き、Vol.882-3/5をご覧ください。